Linuxサーバがいつ再起動されたかを調べるふと、今ログインしてるLinuxサーバいつ頃再起動したんだろ? と知りたくなった時があり、どうすれば分かるのか調べてみた。 1. /var/log/messagesをgrep
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はじめに 本連載では、オープンソースのバックアップソフトウェア(以下、バックアップソフト)、Bacula(バキュラ)を使ってバックアップシステムの構築方法を紹介していきます。BaculaはLiunxの他、Solaris、FreeBSD、NetBSD、Windows、MacOS、HP-UXなど複数のOSに対応し、同時に多数のサーバおよびPCの管理をすることができ、エンタープライズレベルでの使用が可能なソフトウェアです。 メイン開発はスイスで行われ、240万件以上ダウンロードされています。ドイツ、フランス、スペインなどのEU圏のほか、ロシアやブラジルでも非常に人気があります。しかし数少ない日本語情報だけでは設定に手間どるという声もあります。 しかし、Baculaの導入および運用はITエンジニアにとって容易であり、それによって安定したバックアップを行うことができます。本連載を通じて、Bacu
アプリケーションの分析 コマンドやサーバレベルの動作をDTraceを使って追っていくことができます。通常はログを解析することでこうした作業を行いますが、DTraceを使うとログを解析するといったことをしなくても動作を追っていくことができます。 たとえば次のようにdtrace(1)コマンドを実行すると、HTTPサーバ(ここではnginx)がオープンしたファイルとその回数を知ることができます。結局、ファイルを開くときはopen(2)システムコールが呼ばれるので、これをプロバイダに指定してモニタリングすることで情報を集めることができるわけです。 図 nginxの開いたファイルをトレース # dtrace -n 'syscall::open*:entry /execname=="nginx"/{@[copyinstr(arg1)]=count()}' dtrace: description 'sy
Ubuntu is described as 'community developed, Linux-based operating system that is perfect for laptops, desktops and servers. It contains all the applications you need - a web browser, presentation, document and spreadsheet software, instant messaging and much more' and is a leading operating system in the os & utilities category. There are more than 100 alternatives to Ubuntu for a variety of plat
Ubuntuのバージョンは16.04を利用しています。 macOSで使っていたツールの乗り換え 乗り換えの検討で一番の悩みどころは「macOSで使っていたあれはUbuntuでできるの?」というところかと思います。乗り換えてから1ヶ月程度経ちましたが、現状は以下に紹介するツール群を使っています。ツール選びにあたっては、前述のk0kubun氏の記事や、Ubuntu Alternatives and Similar Software - AlternativeTo.netというサイトが参考になりました。 [ エディタ ] Visual Studio Code macOSから使い続けていますが、体感ほぼ同じで使用できます。たまにCI環境の構築等でiOSのビルドをする場合は、リモートデスクトップでMacBookProに接続して作業しています。 [ ターミナル ] iTerm2 -> guake グロ
Linux デスクトップ環境 2016 - eagletmt's blogの人に影響を受けて自作PCでLinuxデスクトップを使い始めてから約1年半が経ち、僕の使う環境が一通り満足な状態になったので今どういう構成なのか書いておく。 僕はKeynoteを使う時とか会社のマシンでmacOSも割と使う都合、基本的に操作性がmacOSに近くなるようにしているので、macOSからLinuxに移行したい人の参考になるかもしれない。 *1 そもそも何故Linuxデスクトップを使っているのか 「苦労してmacOSに近づけるくらいなら最初からmacOS使えばいいじゃん」と言われそうだが、今この瞬間は大体以下の理由でLinuxデスクトップを使っている。 趣味で作ったスペックが高めの自作PCにmacOSが入れられない *2 最新のmacOSではKarabinerが使えないが、Linuxでは自作のキーリマッパーが
プログラミングカンファレンス等を確認するまでもなく、MacBook Proは開発者のためのマシンとして近年大きな人気を誇っています。ハードウェアの完成度が高いだけで無く、UNIX由来の各種コマンドが利用できるmacOSも開発者が好む理由の一つにもあげられると思います。 ところが2017年はその状況が変わってくるのかもしれません。開発者Luca Ciavatta氏は、今年開発者がmacOSから離れLinuxにスイッチする可能性があると、ブログ記事「Why devs are switching from Mac OS X to Linux?」にまとめています。 ブログの根拠は、Appleが開発者の需要を無視し、割高なハードウェアを販売しているというもの。そのために人々はハードウェアとソフトウェアの両面で代替案を探しているというのです。 参考リンクとして同様な動きを伝える以下のようなリンクをリス
一口に「ユーザー」といっても、OSごとにさまざまな違いがあります。その差異が顕著に表れているのが、「権限」という概念です。Windows 9xしか触ったことがない人には分かりにくいかもしれません。 全員平等・全員rootのWindows 9x 先に「Windows 9xはユーザーの概念が希薄だ」としましたが、実際にはWindows 9xにも「ユーザー」という概念はあります。といっても、ユーザーごとにデスクトップを切り替えるくらいのことしかできません。 Windows 9xでユーザーという概念を希薄化させている要因は、権限という概念が存在しないことにあるといえます。どのユーザーも対等の権限を持ち、システムのあらゆる部分を変更でき、他人のファイルでも自由に変更・削除できます。そもそも、他人のファイルかどうかを判断する仕組みを持っていないのでどうしようもないのですが……。 ヒエラルキー構造のWi
jq コマンドとは http://stedolan.github.io/jq/ JSONから簡単に値を抜き出したり、集計したり、整形して表示したりできるJSON用のgrepとかawkみたいなコマンドです。 WebサービスがJSONを吐いたり、AWS CLIが JSON を吐いたりする現代社会で大変便利なコマンドです。 マニュアル だいたいここ読めばOK. http://stedolan.github.io/jq/manual/ あ、これで、終わってしまう。だけど気にせず進めます。 簡単な例 まず、空気をつかみましょう。 以下jqコマンドの記法を見ていきます。JSON { "hoge": "value" } があった場合、 . がルート {} を表します。.hoge で "value" を表現します。だいたいこんな感じです。 ただの整形 しばらく下記のJSONを例に進めます。itemsには配
ログの出力方法 「第1回:必読!ログファイルとディレクトリ」では、CentOS 5.2の/var/logディレクトリ以下に存在する、ログファイルとディレクトリについて説明しました。第2回は、このさまざまなログファイルの管理について説明します。 ログの出力方法という観点からみた場合、ログは、アプリケーションが独自の方法で出力したものと、Unix/Linuxにおける標準的なログ出力方法であるsyslogを利用して出力されたものとに大別できます。 アプリケーション独自の方法で記録されたログファイルとしては、/var/log/wtmpや/var/log/lastlogといったバイナリ形式のファイルがあります。また、ApacheやSamba、Squidなど、独自のログディレクトリを持つアプリケーションの多くも、独自の方法でログを記録しています。 一方、syslog は、独自のログ出力方法を持たない、
ログとは 「ログ」とは、システムやアプリケーションが日々の稼働状況を記した活動記録です。LinuxやUNIXのようなシステムでは、さまざまなアプリケーションが協調して1つのシステムを構成しています。こうしたアプリケーションが、自身の動作状況やエラーなどのメッセージを記した記録が「ログ」です。また、このログが保存されるファイルを「ログファイル」と呼びます。 本連載では、CentOSの最新リリースであるCentOS 5.2をモデルに、この「ログ」について、概要、管理方法、そしてよくある障害とその対処方法といった内容をまとめていきます。 第1回の今回は、CentOS 5.2には、どのようログファイルがあるのか、実際の環境を例にひとつずつ説明を行います。 なお、連載で用いるCentOS 5.2は、公式のインストールCDを使い、Microsoft Virtual Serverにインストールしたもので
Filesystem Hierarchy StandardFilesystem Hierarchy Standard GroupEdited byRusty RussellDaniel QuinlanChristopher YeohCopyright © 1994-2004 Daniel Quinlan Copyright © 2001-2004 Paul 'Rusty' Russell Copyright © 2003-2004 Christopher Yeoh This standard consists of a set of requirements and guidelines for file and directory placement under UNIX-like operating systems. The guidelines are intended to sup
最近 prezto 入れたんですよ。prezto。そしたらいつものシェル世界が見違えるほど使いやすくなって身長も 3 メートルくらい伸びたんですが、それは余談でして、prezto 入れた後に less 使ってみたら余りの変わりっぷりに驚いたんです。 これを機に man page を読み直してみたら更に驚き。less ってこんなスゴイ物だったのか!みたいな。今回はそんな less の底力を紹介します。 環境変数 $LESS less には様々なオプションがあるのですが、これを予め環境変数 $LESS に設定しておくと、毎度 less ファイル名 と打つだけでそれが有効になります。更に、後述しますが、この設定は less 起動中にオン・オフして切り替えることが可能です。 # 最低限でもこれくらいは設定しておこう export LESS='-i -M -R' # 僕は後述の物を全部付けてます(-
自分が書いたプログラムのメモリ使用量を測定したいことがある。プログラムがOOM Killerによってお亡くなりになった場合や、ページフォルトをなくして高速化したい場合などだ。定常的に起動するサーバーのプログラムなら、sarや meminfo など(今なら Datadog とかだろうか)を使ってじーっと見つめるわけだ。もっとモダンにやるなら perf や DTrace を使ってもよいかもしれない。しかしこれらのツールは基本的にプロセスIDを渡してサンプリングして外から覗く方法だ。 わたしのユースケースはデーモンプロセスではなく、 main から入って必要な計算をして、それが終わったら main を抜けるバッチジョブ(単にコンソールから実行して終わるまで待つ、いわゆる "Hello world!" 的なやつ)だ。これだと、プログラムが起動して終わるまでそこそこの時間で終わってしまって、外部プロ
Windowsでは、原則として分割されたパーティションには独立したドライブ名が割り当てられます(図1)。これはHDDが普及し始めたころのMS-DOS Ver.3.xに由来すると思われます。当時、PC/AT互換機用のMS-DOS Ver.3.xはファイルシステムの制限で32Mbytesまでしか扱えませんでした。そこでHDDを複数の区画に分けて、各区画を32Mbytes以下とすることですべての領域を使おう、というのがパーティションの始まりではないかと想像しています。さらにさかのぼれば、ドライブ名という発想はインテルの8080という8bits CPU用OSであるCP/Mにまでたどれるでしょう。それ以前にはマイコン用のメジャーなOSは存在しませんでした。 余談ながら、同じMS-DOS Ver.3.xでもPC-9800シリーズ用では32Mbytesの制限を受けた記憶がありません。改良したのか、そもそ
ディレクトリを知ればLinuxが見えてくる Windowsを使っている人であれば、ディレクトリごとに役割や約束事があることはご存じでしょう。 アプリケーションをインストールする場合は、通常\Program Filesフォルダ下にサブフォルダを作ってファイルを保存します。Windows 2000であれば各ユーザー固有の設定は\Documents and Settingsフォルダ下にあり、\WINNTにはOS本体のファイルが集められています。各ユーザーが作成したデータの保存先は、ユーザー用の[マイ ドキュメント]であり、ちょっと詳しい人ならこのアイコンの実体が\Documents and Settings\ユーザー名\My Documentsであること、好きなフォルダにマッピングし直せることも知っているでしょう。 しかし、WindowsからLinuxに移行した途端、いままでのセオリーはまったく
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