[サンフランシスコ 4日 ロイター] 米アップルAAPL.Oが4日発表した高機能携帯端末(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の新機種「4S」は、処理速度やカメラの画素数などが向上。同社はこうしたハード面の改良で、成長著しいグーグルGOOG.Oのアンドロイド端末との差を際立たせたい考えだ。 10月4日、米アップルが発表した「iPhone4S」は、「Siri」と呼ばれる音声認識技術が一部アナリストの間で高く評価されている。写真はティム・クックCEO(2011年 ロイター/Robert Galbraith) しかし、発表イベントで観衆が最も驚いた機能は、「Siri」と呼ばれる音声認識技術だった。 イベントでは、カレンダーの管理や天気予報のチェックなど、4Sのユーザーが端末と「会話」するさまざまなシナリオを挙げて、実演が行われた。 イベントに出席したフォレスター・リサーチのアナリスト