「iOS」アプリをデザインする際、ユーザーもインターフェースの一部であるという点を念頭に置くようにすることは、ベストプラクティスを実践するうえで欠かせない。 われわれ開発者が乗り越えなければならない最大の難関は、ユーザーインターフェースを、従来の「ポイント&クリック」形式から、今日のユーザーが期待する「ポイント&タップ」というより対話的な形式に移行するというものだ。こういった移行は簡単だと考えがちであるものの、実際には数多くの重要なものごとを考慮しなければならない。現代のユーザーは、マウスやスタイラスによる簡単なポイント&クリックという枠を大きく踏み越えたアプリケーション操作に慣れ親しんでいる。より端的に述べると、ユーザーは、あなたのアプリとやり取りを行う独立した存在というだけではなく、人間側に重きを置いたヒューマンインターフェース機器そのものだとも捉えるべきなのである。 人間 キーボード
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