ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (48)

  • 適職選びの勘違い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    好きなことして生きていきたい 子供に将来の仕事は何がいいと聞けば 「サッカー選手になりたい」 「ミュージシャンになりたい」 「宇宙飛行士になりたい」 など、憧れや好きなことに直結した答えを述べてきます 子供らしくていいですが、ミドルがこのような答えをすると「???」と思われます 子供は『楽しいの延長にあるもの』『空想の世界にあるもの』で仕事を選ぼうとしますので、自分の才能や現実の苦労などあまり考えていません 成長するにつれて「音楽趣味にしよう」「サッカーは休日に仲間と楽しもう」という考え方に変わってきます 好きなことなら苦ではないし、楽しいし、いい人生が送れると考えるからだと思います 『適職選び』にはこのような意識が根底にあると思います ずっと夢を追いもとめている人は、うらやましくも見えたり、年齢によっては「目を覚ませ!」と言いたくなったりします いったい『適職』とは何なのでしょう? 幸

    適職選びの勘違い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    yatutama
    yatutama 2023/09/02
  • 黒字でも早期退職制度を積極的に行う - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    Y世代によく聞く言葉 「もう何度も転職しましたが、まともな企業に勤めたことがありません」 Y世代によく聞く言葉です Ⅹ世代もバブル崩壊を社会人として生きてきていますが『晩秋』と言う季節で、まだ熱っぽさが残っていました Y世代ともなると日経済は『真冬』です 就職氷河期が長らく続き、非正規労働は多く、人が余ってる企業には「人を大切にする」という姿勢が希薄でした 製造業は安い労働力を求め、海外に生産拠点を移し 代わって増えたのが〈労働時間が長く低賃金なサービス業〉でした 私が支店長時代に新入社員として入ってきたY君はそれでも副支店長になっています 私が会社を去っても『この人は人事的な目で判断してくれる』とたまに連絡をよこします 「副支店長で良しとすべきでしょうか?支店も減り始めましたし、頻繁に行われていた支店長の降職も優秀な人ばかりに絞られて滅多になく、僕らに支店長のポストがまわってこない気が

    黒字でも早期退職制度を積極的に行う - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
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    yatutama 2022/06/04
  • マネーリッチか タイムリッチか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    庶民はお金と時間がシーソーする コロナウイルス蔓延の中でリゾート部門は何度か閉鎖されてました とある調理師のボヤキでは「この2年間は今までとは比べ物にならないくらい自分時間ができました」 「いいね!こっちはいつものさほど変わらないよ」と言うと 「これを機会にいろいろやろうと思ったんですが、残業代や夜間手当てが減り15万も収入が減ったので使えるお金がありません」 「コロナ前はお金があっても使う時間が無いと思っていたのに、今は逆です」とのこと 庶民は『お金がある時に時間がなく、時間がある時はお金が無い』となりがちです 私も朝4時代の電車に乗り新宿駅に行き、帰りは22時代の時期もありました 「自分の時間が欲しい・・・」とぼやいていた時代です シニアになると15時や16時に帰る社員もいます 「時間があってうらやましい」と感じたりします フリーランスになった先輩は「頭を使えば1日3時間の労働にもでき

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    yatutama 2022/04/18
  • 組織は小さいほど良い? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    大企業を目指す大学生は多い HONDAの田宗一郎社長は「組織は小さいほどいい」と語っていました HONDAといえば日を代表する大企業「大きい方がいいに決まってる」と大学時代は考えていましたので大いに疑問な思想でした ・会社が安定している ・優秀な学生を採用しているから優れた社員が多い ・初任給は変わらずとも中年期の金額は大きく違う ・福利厚生が良い ・賞与も退職金も全然違う なにより「会社どこ?」と聞かれた時「大手だね」という会話ができるなど不謹慎なことも考えてました そもそも学生の考える就職観は稚拙です 自然と『寄らば大樹の陰』の行動をとっていた就活でした バブルが終了したとはいえ一部の業界は落ち込みましたが、ほとんどの企業の業績はよく〈採用意欲が強い企業が多い〉時代でしたので、就職氷河期世代からすれば恵まれた就活でした 大企業より中小の管理職が優れてる ? とある取引先の課長が独立

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    yatutama 2022/04/13
  • 自己肯定感の低い人は・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人はひ弱な蘭 カウンセリングしていても「自己肯定感低いな・・・」という人が日人には多いです 「僕なんか全然だめです」 「周りの協力のお陰です」 ほめても、なだめても効果薄です もともと日人はセロトニン運搬遺伝子が少なく セロトニンが多いLL型は4%しかいません 次に多いSL型も31% 最も少ないSS型が65%とほとんどがセロトニンの少ない人間です 欧米人やアフリカの人たちはセロトニンが多く、楽観的でストレスの多い環境でもたくましく育ちます 日人の場合は不安感が強く、ストレスを加えられるとすぐに枯れてしまいます ただ最適な環境では大輪の花を咲かせるので『日人はひ弱な蘭』と呼ばれています 咲く場所を選べばいいわけですが、社会や企業はそこまで考慮してはくれません LL型の人が対して気にならない環境でもSS型の人には「ブラック企業だ!」と感じたりします 自己肯定感が低い人はどうすればい

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    yatutama 2022/04/09
  • 石の上にも三年 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    他人が思うより人は深刻 新卒で入社して入社研修も終わり、仮配属の営業支店での3日目に「これは思っていたのと違う!」と『辞める』が脳裏にを横切ったのをはっきり覚えています 同期入社で最初の退職者は3ヵ月目でした 3年経過するとチーフに昇給するメンバーが半分以上出てきますが、昇給できないでけっこう多くの同期が辞めたのを覚えています 目標大幅未達成を理由に入社半年で採用業務から地方の営業に配置転換され、最初は張り切っていたものの、3ヵ月全く業績が上がらず『来月ダメだったら退職しよう』と考えたこともあります 人は1日に6万回『考える』『想う』を繰り返すそうです 「まだ3カ月じゃないか!」と周りは言うのかもしれませんが、この3カ月に540万回の『想う』と『考える』があるわけで、社会に出たてで生き抜く力を持たない新入社員はそのほとんどを『仕事のスキルUP』『自分の将来』の不安について使います 周りが

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    yatutama 2022/04/04
  • 短所はスルーしていい - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人生に短所を直す時間なし 年配のベテランほど「長所を伸ばした方がいい!短所は放置していい」と主張します ドラッカーでさえも「強みで勝負しろ!弱みは頭痛の種しか生まない」と言います 81歳になる直木賞作家の志茂田景樹さんも「短所はほっとけ」と強調しています 「人生の9割は無駄!後の1割で決めているんだ!無駄をいっぱいやるからちゃんとしたものが創れる」とツイートしていました 親はとにかく子供の短所が目につきます 「ここを直しなさい」「苦手をなくしなさい」というのは『劣ってる部分が気がかりだから』です 義務教育の頃はこれは正しいと思います 親は愛情と責任があるがゆえに短所をついてきます 社会に出ても真面目な指導者は「ここが良くない」と指摘してきます こちらも責任感が強い人に多いです 意識高い系は「短所は改善すべき」「人は努力次第で何でもできるようになる」と主張します 無為自然派は「短所はほっとい

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    yatutama 2022/04/03
  • 諸外国に学ぶ賃金アップ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    安い国、日 私が社会に出た頃は「皆、日への出張を嫌うんだよ」と言われ「なぜ?いい国なのに」と疑問に思いました 「滞在費が高いんだよ!事やら生活必需品やら、日に滞在してる期間は凄くお金が掛かるとぼやいてたよ!」 平成初期までは『高い日』でした コロナ前は年々日を訪れる外国人が増えていました 「日の観光資源が見直された!」 「おもてなしが良いんだよ」 「べ物美味しいからね」 「富士山が世界遺産になったからだ」 といいように解釈していましたが、実情は日の物価が安いからです 「同じ一週間の旅行なら日が一番お金が掛からない」 失われた30年の間に『安い日』になっていたようです 『べ物が美味しい』『治安が良く安全』『何より物が安い』が日の人気の理由です 『安い日』は物価だけでなく給料も安い国になってしまいました 唯一横ばいの国、日 給料が上がらないのに生活苦をあまり感じな

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    yatutama 2022/03/30
  • 攻撃本能の取り扱い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    能は必要で備わっている 様々な能は生きる為に備わっています それぞれに高次元・低次元があり、個人・集団それぞれの出方があります 生物生存のために必要な行為は『快楽を得る』ように出来ています 事にしても「栄養補給をしなくては」という意識よりも「美味しいものをべて幸福感を味わいたい」という快楽を求めての行動です 生命維持行動しかり、子孫繁栄行動しかり、快楽とセットになっています 教わらなくても自然に求めていくようにできているのが生命です 学んで知識をインプットしていくために習得能があり 人に伝えるためにアウトプットする伝達能があり 何かから守るために守備能があります 人類の歴史の大半は狩猟時代が占めています 人間は生きている植物・動物の生命を奪い摂取しなければ生きて行けず、攻撃能が備わっています 動物を可愛がる⇔す 植物を育てる⇔す の矛盾した質を要しているのが人間です

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    yatutama 2022/01/31
  • コロナ後の労働環境の進化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人類の労働の歴史 第6派が来ている最中ですのでコロナウイルス蔓延はまだまだ治まっていません ただコロナウイルスによる労働環境の変化は見えてきました 特にこれからの日の社会で働くZ世代の働き方は『第5ステージ』に向かい変化していきます 私達人類は生存のために労働をしてきましたが、その最初の第1ステージが狩猟社会です 男性は山や海に狩猟に行き、女性は木の実や果術などを集めて〈の確保〉を行います この頃の1日当たりの労働時間は平均3~4時間と言われています 基的にはその日暮らしで、労働できなくなるのは致命的でした 狩猟時代の平均寿命は40年といわれ、男性の平均身長が180cm・女性は168cmあったそうで驚きです 時間の観念・芸術・文字・社会といったものはまだなく、社会基盤は〈地縁・血縁〉が中心です 第2ステージが農耕社会で約1万年前からです 定住生活となり、穀物は保存もきくため餓死者も減

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    yatutama 2022/01/20
  • 楽観論のすすめ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は悲観的な人が多い 日人はセロトニンの量が少なく不安感が強い民族のようです 故に慎重です 南米などは逆に不安感が少なく、コロナウイルスに対しても〈ノーガード戦法=皆感染すれば集団免疫ができる〉という発想で、日ではありえない発想です アフリカ・南米、続いて欧米は楽観的です 日人の不安感の強い気質がよくでれば、感染対策に非常に協力的で和合性のある国民性 悪く出れば「未来を過剰に不安視」して自殺が非常に多い 長所短所は一体なのです 南方系の楽観的民族は「もう少し不安感をもつべき」に感じるし 逆に悲観的傾向の強い日人は「もう少し楽観的に生きるべき」と思います 「景気の気は『気分』の気」と言います 「景気悪い」「コロナで大変」「少子高齢化で未来は大変」などと耳にすると個人消費は鈍化します 現金でなくクーポンで配布なども「現金だと貯金に回す人が多い」のもあると思います 銀行に預金は多いし

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    yatutama 2022/01/15
  • サバンナ思考 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    最も重要な守備能 はじめて社会に出る時、転職して新しい会社に行く時、新しい部署に行く時・・・ 新しい場所で新しい人間関係を築く時にまず稼働するのが『守備能』です どんな場所かわからない どんな人達かわからない どんな困難があるかわからない 全体が理解できるまで「自分を守る」という能が無意識に働きます 環境になれると守備能は薄れていきます リラックスを得ると同時に変化を嫌うようになります 安全を確保すると「自分の平穏な日常を守る」に変化していきます ここ3年間リゾート部門の採用・研修も担当しているので日料理・フレンチの調理場の人達とよく会話します とある副料理長が「この面白かった」と話題になったのが、村山太一さんの『なぜ星付きシェフの僕が最ゼリアでバイトをするのか』でした 危機感×気づき×即行動 村山さんは一流シェフですが、経営者の視点で見ると「長時間労働」「人間関係最悪」「損益

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    yatutama 2022/01/08
  • フリーランス感覚でサラリーマンを勤める - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    転勤は奴隷の生き方なのか 某建設会社の常務と話をしていた時のこと 「最近の若者は転勤拒否をしてきて困ってる」と言っていました X世代の私は同期166名の100%が転勤拒否できない社員群でした 「出世のためには転勤やむなし・・・」という空気です 大学の同級生からは『転勤て国内だけだろ!いいじゃないか!俺は来月からタイに転勤だ』と『会社の奴隷だけど終身雇用と高額給与が保証された』のが私達の世代です 「転勤嫌なら地元の中小企業に就職しろ・・・」と大学のキャリアセンターでも言われたくらいです 同じ学校を出て〈大手企業で転勤人生〉と〈地方企業で転勤のない人生〉どちらが良かったのかは考えさせられるところです 卒業をしたころは野心もあったので迷わず全国転勤の大手企業でした 一生を同じ地域で暮らすことは選択になく〈遊牧民〉のように旅の生活がしたかったのです 若かったので「知ってるようで何も知らない」のが逆

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    yatutama 2021/12/28
  • X世代の早期リタイア願望 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    働きたくないX世代は多い 40代は働き盛り・・・などと言われますが「もう働きたくない」という40代・50代は意外に多いです 事故や病気でないが慢性的に身体が不調 何もする気が起きづ無気力 更年期には早いが、更年期の症状というのは女性だけでなく男性にもあるようです 「働き盛りなのにこれでいいのか・・・」 「定年までまだまだあるのにこれでいいのか・・・」 と考えるのが真面目なX世代です 口に出さないだけで引退願望のあるX世代は多くいます Y世代・Z世代がFIRE=「経済的自立を目指して(不労所得で)早めに会社員を辞めて自由に生きる」を目指していても、X世代は「働かないで生きる」という考えに罪悪感をもちます 来定期的に小休止が必要なのです アメリカのように1カ月クリスマス休暇などあればいいのですが、日人は世界一のアリ気質です ハッキリ言いたいのは「働きたくない」=甘え・怠け者・脱落者・社会不

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    yatutama 2021/12/23
  • X・Y世代の100歳シミュレーション - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    長生きしてしまうリスク 前回はZ世代の100歳以上まで生きる為のライフプランでしたが、今回はX世代とY世代の〈人生100年時代〉を考えてみたいと思います 「俺は身体が弱いから・・・」 「父親も60代で亡くなったから俺も・・・」 などの寿命予測はあてになりません 医学は飛躍的に進歩しているからです 一昔前の「長寿はめでたい!」から、嫌な言い方ですが「長生きしてしまうリスク」を考えておいた方がいい世代です 人は自分の意志で生まれてきたわけではないので、死ぬことも自分の意志では決めることができません 2030年以降は加速度的に社会は変化していくので、働き方はZ世代に合わせた変化になっていきそうです 極めてフリーランス的な働き方になり「就職というよりプロジェクトに参加する」という発想が大事になります 「退職金はやめた方がいい」という意見が強く出始めました ・来もらえる人件費を退職金の積み立てに廻

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    yatutama 2021/12/20
  • 誰も置き去りにしない社会 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    石器時代と基は変わらない私達の脳 人類の歴史の大部分を占めるのは石器時代で、私達の脳は基的には石器時代と変わりません 稲作文化で定住生活になり、産業革命でテクノロジーが進歩しだしたのは人類史の中では直近の歴史と言えます テクノロジーは使いこなせるが理解はしていない場合が多く、スマホの構造もよくわかっていません 石器時代の思考回路で四苦八苦しながら変化に対応しているのが現実です 産業革命以降は『知識社会』になりました 知識をもつものがお金や権力を手にする時代といえます 私が社会に出た頃はインターネットはなく、リクルートが学生に無料配布する就活情報誌が頼りでした 東京採用部・大阪採用部の他に5か月間名古屋・仙台・札幌・福岡などの大都市にも採用の拠点を置きます 「たかだか180人の大卒採用など東京と大阪でいいのでは?」と思っていましたが「当に頭のいい奴は1%」「採用は関数」「できる限り

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    yatutama 2021/12/15
  • 大の虫を生かすのが鉄則か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    出世は必要か 「なぜ出世をしなければならないのか?」 これに対して歴代の先輩方の意見は人それぞれでした 入社4年目で2人で飲んでいた時に直属の採用企画部の上長に尋ねました 「うちは両親が両方東大卒で、俺が東大堕ちた時は親は凄く落胆していた」 どうも私とは家庭環境が大きく違う 「なぜか」と尋ねると 「力をもてるステージに立ちやすいから・・」との返答でした 「子供の頃は神童でも関係ないけど、高校受験位から人の選別がはじまる」 この言葉は今でも頭に残っています 私の叔父が「東大以外は大学ではない」も意味は分からずとも頭にこびりついている言葉です この人達は庶民的な私とは違い、社会の仕組み・真のキャリア構成をよく理解しているのかもしれません 立つ位置で見える景色も違うようです 大の虫を生かすためには小の虫は・・ 「日はとてつもない国の借金があるのだから・・・」 と聞かされています 「だから消費税

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    yatutama 2021/12/13
  • 生きるために必要な言葉 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    宝くじに当たってうつ病に? 「宝くじの高額当選者にうつ病にかかる人が多い」という調査結果があるそうです 「何億円も手に入れてうらやましい!」「それなのになぜうつ病に?」 何億円を手に入ると「辛いだけの労働なんてやめよう!」と仕事を止めたりする人が多いです 生涯賃金以上のお金が手に入ったのだから、満員電車に揺られる生活から離れ、嫌な上司と合わなくていいし、うるさい顧客に頭を下げなくてもいい 自由とお金を手に入れたのになぜ?? 人は「人に必要とされている」という感覚が必要不可欠なのです 子供が親がほめてくれることに頑張るように「誰かの役に立ちたい」という欲求が心の奥底にあるのです 「日の男性は趣味がなく定年後抜け殻のようになる」 「日人は一人遊びが下手な人が多い」 とも言います 私達から見てうらやましい限りの人たちも、その人の立場になると苦悩があるようです 送る言葉が美しければ 子供のころ

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    yatutama 2021/12/11
  • 働くことには意味がいる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    意味の喪失 物が豊かでなかった時代は 冷蔵庫・洗濯機・掃除機・クーラー・テレビ・自動車を作ることにより『人々の暮らしを快適に・豊かにする』という使命をもって働くことができました 日人の作る製品は世界的にも高い評価を得ていました 『働く意味というものがしっかりあった時代』と言えます 現在はモノが行き渡った時代です 前回『電通の戦略十訓』を掲載しました 1.もっと使わせろ 2.捨てさせろ 3.無駄使いさせろ 4.季節を忘れさせろ 5.贈り物をさせろ 6.組み合わせで買わせろ 7.きっかけを投じろ 8.流行遅れにさせろ 9.気やすく買わせろ 10.混乱を作り出せ とあるように『需要のないところに需要を作り出せ』という時代です 上記10項目に『誇りを持って働く使命感』は見出しにくいです 「古いものはどんどん捨てて新しい物を買わせろ!」 「もっと不安をあおって安心材料を売り込め」 では働く意味が見

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    yatutama 2021/12/08
  • 労働の変化に備える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    社会変化の歴史 人類はを得るために他の動植物の狩猟を始めました 集団で狩猟をした方が効率が良く安全なため、集団で動くようになります 狩猟社会の始まりです ただ、植物は季節により収穫量が激変し、動物も仕留めることができないこともあるので安定的な糧確保ができませんでした 知恵を働かせた人類は、動植物を狩猟するのではなく育てるという手法に切り替えます 農耕社会の始まりです これにより定住し、安定した料の確保ができました 天候不順や災害などのリスクもありましたが、狩猟社会より安定した生活になります ここから身分制度のようなものも生まれます 日で言えば〈農民=労働者〉〈庄屋=土地所有者〉〈代官=年貢の取り立て〉などです イギリスで産業革命がおこり、機械による生産が始まります 工業社会の始まります ヨーロッパでも農奴と呼ばれる人たちが、一斉に工場労働者になっていきます 資家と労働者がはっきり

    労働の変化に備える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
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    yatutama 2021/12/06