NTTドコモは9月28日、同社のスマートフォン向けに、電子書籍のトライアルサービスを期間限定で提供することを発表した。実施時期は10月下旬から12月下旬を予定している。 今回のトライアルサービスでは、ドコモマーケット上にある専用サイトのコンテンツが無料で利用できる。雑誌、書籍、コミック、写真集など、約50のコンテンツを用意する予定だ。サービスを利用するためには、同社が実施する調査などに協力することが条件となる。 同社では、コンテンツの内容やビューアアプリケーションの使い勝手などについて、ユーザーからの意見を集め、2011年初頭からの本格サービス開始を目指すとしている。 対応機種は、Xperia、今後発売予定のGALAXY Sなどのスマートフォン。利用方法は、ドコモマーケットから専用サイトにアクセスし、コンテンツとセットになったビューアアプリケーションをコンテンツ詳細ページからインストールす
NTTドコモは9月28日、電子書籍のトライアルサービスを10月下旬から12月下旬まで期間限定で実施すると発表した。雑誌や書籍、コミックなどを無料でスマートフォン向けに配信する。 利用動向調査への協力に同意するユーザーを対象に電子書籍を配信。ドコモマーケット上の専用サイトにアクセスし、コンテンツとセットになったビューアアプリをインストールすることで閲覧できる。 配信するのは「ぴあ Special Magazine」「新潟美少女図」など約50点。講談社、集英社、小学館、幻冬舎などもコンテンツを提供する。 Xperiaや、同社が発表予定の「Galaxy S」などから利用できる。トライアルサービスは「CEATEC JAPAN 2010」(10月5~9日、幕張メッセ)の同社ブースに出展する。 関連記事 ドコモ、DNPと組んで電子書籍に本格参戦 3陣営出そろう ドコモがDNPと組んで10月末以降、電子
Wave-Makersが8月25日、ドコモの携帯電話向けEPUBビュワーiアプリ「Wave Text Viewer 1.0」を開発したと発表した。具体的な配信方法や価格などはまだ決まっていないという。 Wave Text Viewer 1.0は、XHTMLベースのオープンな電子書籍フォーマットであるEPUB形式のデータの閲覧に対応したiアプリ。文字コードはUTF-8とUnicodeをサポートし、日本語だけでなく外国語の電子書籍もXHTMLでレイアウトされた美しい画面で表示できる。また、目次の選択や文字サイズの変更、縦書き・横書きの切り替えといった表示カスタマイズも可能だ。機種によっては自分で作ったePubファイルをmicroSDに保存し、それを読み込んで見ることもできるという。操作は携帯電話に最適化しており、十字キーとソフトキーだけで簡単に扱える。 対応機種は、Doja 5.0プロファイル
NTTドコモは8月4日、大日本印刷とともに都内で会見を開き、両社が電子書籍事業で提携することを発表した。会見の場でNTTドコモの代表取締役副社長の辻村清行氏は、冬商戦で電子書籍専用端末を発売することを明かした。 ドコモは冬商戦で7機種のスマートフォンを発売することを発表しているが、そのうちの1機種として電子書籍端末をラインアップするという。「今年、あるいは来年早々に出したい」(辻村氏)。電子ペーパーを利用するかなど、端末の詳細についてはコメントを控えた。 ドコモと大日本印刷は今後、共同事業会社を設立して秋ごろにドコモユーザーに対する電子書店サービスを提供する考え。開始当初はスマートフォン向けにサービスを展開する。携帯電話やタブレット型端末など、マルチデバイスに順次対応させるとしている。 関連記事 読書専用端末も開発中――KDDI、電子書籍4社連合参画の狙いは ソニー、凸版印刷、朝日新聞とと
NTTドコモと大日本印刷(DNP)は8月4日、携帯端末向け電子書籍サービスで提携することで基本合意したと発表した。両社で新会社を設立し、10月末以降、ドコモのスマートフォン向けを皮切りに電子書籍販売を始める計画。ドコモは電子書籍専用端末を年内にも販売する計画だが、サービスは「オープン」を強調。「将来はiPadやau(KDDI)端末などからでも、キャリアをまたいで利用できるようにしたい」という。ドコモの参戦表明で、電子書籍をめぐる携帯電話キャリア3陣営が出そろった。 ドコモの顧客基盤や携帯技術と、DNPのデジタル化技術や出版社との関係を活用。ドコモ契約者を核にしたユーザー向けの電子書籍プラットフォームを両社共同で構築、書籍やコミック、雑誌など10万点超のコンテンツを販売し、ドコモの携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、電子書籍専用端末など多彩なデバイスに対応させる。DNP傘下の丸善、ジュ
左から朝日新聞 デジタルビジネス担当の和気靖氏、凸版印刷取締役 経営企画本部長の前田幸夫氏、米ソニー・エレクトロニクス シニア・バイス・プレジデントの野口不二夫氏、KDDI 取締役執行役員常務 グループ戦略統括本部長の高橋誠氏 「いつでもどこでも、読みたい電子出版物を手軽に楽しめる機会を提供し、国内の電子書籍市場の発展を目指す」――。こんな思いからスタートしたのが、ソニー、KDDI、凸版印刷、朝日新聞が立ち上げる電子書籍配信の新会社だ。 電子書籍の閲覧に適したKindleやiPadなどのタブレット型端末が登場し、ストア環境も整い始めるなど、電子書籍ビジネスに注目が集まる中、より広くコンテンツを集め、より多くのストアやデバイスに提供できる環境を用意するのが狙い。新会社ではコンテンツの抽出から管理、販売、配信、プロモーションまでを行うとともに、それを実現するために必要なシステムの開発とその提供
今夏に「Kindle for Android」が登場予定 米Amazon.comは5月18日(現地時間)、『Kindle for Android』を発表した。これはAndroid向けのKindleコンテンツ用リーダーアプリで、Amazon.comがKindle向けに提供している54万冊の電子書籍がAndroid上で楽しめるようになる。同社によれば、今夏の提供開始を予定しているという。価格は無料。 iPhoneやiPad、BlackBerry、そしてWindowsやMacなどのPCプラットフォーム向けに提供されているKindleアプリケーションをAndroid向けに移植したものとなっており、WhispersyncなどのKindleハードウェアを含むこれらアプリケーションで利用されている機能がそのままAndroidでも使用できる。これにより、他のデバイスで記録した"ブックマーク"、また最後に閲
米大手書店Barnes & Nobleは4月23日、Android電子書籍リーダー「NOOK」のソフトウェアアップデートをリリースした。「立ち読み」機能やゲームが追加されている。 今回リリースされたNOOK 1.3では、新機能として、電子書籍を「立ち読み」できる「Read In Store」(β版)含まれている。ユーザーはBarnes & Nobleの実店舗にあるホットスポットから、電子書籍を1日当たり1時間まで無料で読むことができる機能。電子版の新聞・雑誌の最新号は20分まで立ち読み可能。 バージョン1.3はこのほか、NOOKで利用できる初のAndroidアプリとして、チェスや数独などのゲームを加えている。またWebサーフィンや電子メールチェックが可能な基本的なWebブラウザ(β版)も盛り込み、Wi-Fi接続機能やパフォーマンスを強化している。
iPadのニュースや、電子ブックのニュースが多くなり、電子書籍の出版を考えている人も多いはず。iPadやGoogleが採用した電子ブックの作成方法、仕組みついて、何回かに分けて記載したい。 今回は、アップルがiPad(iBooK)で採用した電子ブックファイル形式のePubについて説明したい。 ePUBとは米国の電子書籍標準化団体の1つ電子書籍標準化推進団体「International Digital Publishing Forum」(IDPF)が普及促進するオープンな電子書籍ファイルフォーマット規格。 2007年9月に制定され「Open eBook Forum」時代に制定されたものを含めれば、すでに10年ほどの歴史を重ねた規格。 Amazonは、Amazon 独自の.azw 形式を採用し、このePub形式は採用していない。Apple、Google、Sonyなどが、このePub形式を採用し
出版社とAmazonがKindle向け電子書籍の価格をめぐって争ったのに続いて、Appleの電子書籍ストア「iBookstore」の価格体系とされるものの写真が出回った。このスクリーンショットはApple関連情報ブログApp Adviceが掲載したもので、現在のベストセラー小説4作が1作9.99ドルの価格で表示されている。同ブログの執筆者アレクサンダー・ボーン氏は、先週iBookstoreの「NDA(守秘義務契約)の拘束があまりきつくないプレビュー」に参加する機会があったとしている。「現時点では、New York Timesのベストセラーセレクション32作のうち、トップ10を含めた27作が9.99ドルになっている」と同氏は述べている。「残る5作は、最も高いものでも12.99ドルだ」 iPad発売が近づくにつれ、Appleの電子書籍の価格体系についての憶測も高まっている。App Advice
Android、電子書籍、プラットフォーム――多方面から攻めるACCESSの勝算:Mobile World Congress 2010(1/2 ページ) NetFront BrowserやACCESS Linux Platform(以下「ALP」)、電子書籍など、さまざまなアプローチで携帯電話向けのアプリケーションやプラットフォームを開発しているACCESS。Mobile World CongressではAndroid端末のUI(ユーザーインタフェース)をカスタマイズできる「NetFront FlexUI」や「NetFront Document Viewer」「NetFront Widgets」などを発表し、Android向けソリューションを強化した。また、ALPをベースにしたプラットフォーム「ELSE INTUITION」を採用したケータイ「ELSE」も欧米や米国で発売する予定だ。 AC
AppleのiPadやAmazonのKindleなど、従来型の携帯電話とは異なる通信デバイスが登場し、注目を集めている。 こうした新たなデバイスについて、ドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏は、前向きに取り組む姿勢を示した。 iPadについては「興味を持っている。ぜひ前向きに取り組んでいきたい」とし、iPhoneの発売についても「あきらめたわけではない」と意欲を見せた。電子書籍専用端末については「結論として、(デバイスを)つくるところになっていないのは事実。電子書籍も含めて、新たな風に対してチャレンジ項目を立てていきたい」と意気込んだ。 関連記事 NTTドコモ、冬春モデル好調も2010年3月期第3四半期決算は減収減益 NTTドコモが、2010年3月期第3四半期の決算を発表。売上高は前年同期比-4%となる3兆2424億円、営業利益が前年同期比-5.9%の7027億円となった。 中期ビジョンの実
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