日本のシステムは、ガラパゴスと言って過言ではないほど強い癖を持っているのは、もはや暗黙知というレベルでしょう。 この他国を寄せ付けない固有の文化は、日本のSIがコストメリットの大きい国外のパッケージベンダから身を守れた理由とも言われています。ただ、これがフロントエンドUIになると、日本だからこそ欲しいと思える機能を真面目に作りこめば、それはそれで泥臭い作りこみが求められます。時には、メンテナビリティに問題を作ることも少なくないはずです。 こういう難しさに対して、正面からぶつかり取り組むのが、グレープシティの製品の特徴です。グレープシティはこれまで「Wijmo(ウィジモ)」という製品を持っていましたが、そのバージョン3が1月30日にリリースされました。Wijmo自体は海外の製品ですが、グレープシティの日本法人が仕込む日本向け対応がきめ細やかで、今年夏に発売される「forguncy」と同様、日