JeSUは2018年2月1日の活動開始以来、日本におけるeスポーツの普及・発展を目的に、様々な取り組みを進めてきました。中でも、賞金制大会を法的に問題がない形で実施するための環境整備については、特に力を入れて取り組んでいます。 景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)は、消費者の利益を保護することを目的とした法律で、消費者が適切な商品やサービスを選べるよう、過度な景品類の提供を防ぐために景品類に対して上限を設定しています。eスポーツ大会の賞金は、この「景品類」に該当する可能性があり、景品表示法の対象となるおそれがあります。 では、どのような賞金制大会が景品表示法の規制を受けるのでしょうか。整理するポイントは主に、「賞金制大会を主催するのは誰か?」そして、「競技タイトルの販売、課金方法はどうなっているか?」の2つです。 賞金制大会を主催するのは誰か? eスポーツは市販されているゲームソフト