ハダカデバネズミ (Heterocephalus glaber) は、哺乳綱齧歯目デバネズミ科ハダカデバネズミ属に分類される齧歯類。本種のみでハダカデバネズミ属を構成する[3]。 頭胴長(体長)10.3 - 13.6センチメートル[3]。尾長3.2 - 4.7センチメートル[3]。体重9 - 69グラム[3]。体表には接触に対して感度の高い細かい体毛しか生えていない[4]。属名Heterocephalusは、「変わった頭部、変な頭部」の意[3]。種小名glaberは、「無毛の、毛のない」の意[3]。口唇が襞状で門歯の後ろで閉じるようになっており、穴を掘るときに土が口内に侵入するのを防いでいる[4]。 体毛が無いことや環境の変動が少ない地中で生活するためか、体温を調節する機能がなく体温も低い[4]。哺乳類でありながら体温調節ができない変温動物である。それによってエネルギー消費量を低く抑えてい