印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 2005年9月に発売され、80万部を販売したベストセラーとして知られた書籍が『下流社会』だ。高度成長期、「一億総中流」という、思えば言葉自体に矛盾をはらんだ表現で語られた日本人の意識が次第に変化し、上中下の格差が広がってきているとの指摘が増えてきていた時期だった。 日本が「中流社会」から「下流社会」に向かうと指摘し、著者の三浦展(みうらあつし)氏は「下流社会」という自らの造語で表現した。雰囲気をつかむために、書籍の中にあった「あなたは下流か?」という項目を紹介する。 次のリストのうち、「半分以上当てはまるものがあれば、あなたはかなり“下流的”」とする。 年収が年齢の10倍未満だ その日その日を気楽に生きたいと思う 自分らしく生きるのが良
第6回 洋菓子店「モンサンクレール」をはじめ、 コンセプトの異なる12のスイーツ店を運営する シェフパティシエ 辻口博啓さん(45) 東京・自由が丘の洋菓子店『モンサンクレール』。店主の辻口博啓は、メディアへの露出も多く、かつての人気番組『料理の鉄人』では、鉄人を打ち破った経験も持つ。現在は、一般社団法人『日本スイーツ協会』を立ち上げ、スイーツの歴史や栄養学などを広める活動に注力。スイーツに関する幅広い知識を問う『スイーツ検定』を実施し、スイーツの魅力を伝えられる人材の育成に励んでいる人物だ。 しかし、辻口も順風満帆な人生を送ってきたわけではない。通常であれば専門学校に進みパティシエになるための勉強をするが、辻口は高校卒業後、意を決して上京し、都内の洋菓子店で働き始めた。その理由は、実家の和菓子屋が倒産し、継ぐはずだった家業も帰る家も無くなったため、自分の力のみで生きていかざるを得なくなっ
音楽を巡る環境は、日々、めまぐるしく変化している。「CDが売れない」と不況を嘆く話題ばかりが飛び交っていたのは、もはや数年前の状況。ネットを通じた情報伝達が当たり前になり、音楽の聴かれ方も、伝わり方も、新しい仕組みが生まれている。音楽だけではなくソーシャルメディアの普及以降「モノを伝える」「世の中を動かす」という方法論自体がドラスティックに変わっている。マスマーケティングを主体にした旧来の方法は効力を失いつつある。 高野修平氏の著書『始まりを告げる《世界標準》音楽マーケティング -戦略PRとソーシャルメディアでムーヴメントを生み出す新しい方法-』は、そんな今の時代における新しい音楽マーケティングのあり方を指し示す一冊。本の刊行を機に、同氏と、ブログ「All Digital Music」を運営する音楽ブロガーのジェイ・コウガミ氏に、「音楽のこれから」を語り合ってもらった。 音楽とソーシャルだ
「戦略PRは終わりました。」─。 宣伝会議のニュースサイト「アドタイ」にて3月末、このようなタイトルの記事が掲載され注目を集めました。 2009年ごろを境に広報・PR業界で定着した「戦略PR」は、これからどこへ向かうのでしょうか?3人のキーパーソンが語り尽くします。 他社に貢献する「空気づくり」 山田:結局、クリティカルマスに届くか届かないかはプロであれば大体予想がつくんですよね。PRしたいブランドが市場の中でトップシェアなのか、2番手や3番手なのかで戦略PRに取り組む意義が変わるわけじゃないですか。トップブランドなら戦略PRでカテゴリー全体を刺激するのも有効だけど、ただ乱暴に「戦略PRで買いたくなる“空気”をつくってほしいんだけど」みたいなオーダーをしてみても、効果は出にくいわけです。 片岡:中途半端に「戦略PR」という手法を聞きかじった人ほど「空気をつくりたい」って簡単に言ってしまうこ
蛍光色の文字やカラフルなイラスト――。派手な表紙が競うように並ぶ旅行ガイドの売り場に、“地味さ”ゆえにヒットする、異色のガイドブックがある。昭文社の『ことりっぷ』は、2008年の発売から約5年間で累計900万部を販売。いまや20~30代の旅好き女子に、存在を知らぬ者はいない。 ――『まっぷるマガジン』と同じ出版社から出ているとは知りませんでした。全然、違う世界観ですよね。 そうですね。『まっぷるマガジン』のように、スペースの許す限り1件でも多く物件を紹介しようというのが、ガイドブックの一般的な考え方です。そのほうがお得感がありますよね。 ただ、1回の旅行でこれだけの情報量を、はたして使い切れるのでしょうか。実は、逆に情報量が多すぎて選べないとか、見ただけでお腹いっぱいとか、特に女性のユーザーからはそういう声が多いのです。そこで、『ことりっぷ』では、あえて情報を絞り、余白を多く作っています。
「レーベルはダメだ」、バイラル動画で有名なOK Goがカンヌライオンズで語った音楽マーケティングとブランドとの共創とは?(インタビュー全訳) 世界で最もクリエイティブな動画を作るバンドとして有名なバンド「OK Go」(オーケー・ゴー)は、ただ面白い動画を作るだけのバンドではありません。OK Goはこれまで異なる業種の企業と組み、音楽と連動したブランド戦略に大きく貢献してきました。これまでOK Goが組んできた企業には、Google、サムスン、シボレーなど大手ブランドがいます。 6月にフランスで開催された世界最大のクリエイティブのアワード「カンヌライオンズ2013」の期間中、広告業界で最も影響力の高いメディアの一つAdAgeのインタビューで、ボーカル担当ダミアン・クーラッシュは音楽マーケティングの戦略的な側面と、レーベルとブランドと働く場合の違いについて答えています。ミュージシャン自らが音楽
“イケメン”に進化した2代目HONEY BEEスマホ 機能もアップ:開発陣に聞く「HONEY BEE 201K」(1/3 ページ) ソフトバンクから“スマホのHONEY BEE”が登場して早1年。4Gやおサイフケータイに対応した新モデルが間もなく発売される。ただカワイイだけでなくスマホらしくイケメンに進化したという。 ポップなカラーリングとデザインが女子中学生や女子高校生に人気のHONEY BEEシリーズ。PHSの初代「HONEY BEE WX331K」が2008年2月にウィルコムから登場後、カメラを搭載した2代目「HONEY BEE 2 WX331KC」、自分撮りもできるようになった3代目「HONEY BEE 3(WX333K)」、4代目で2色成形の「HONEY BEE 4 WX350K」、合間にクラムシェル型の「HONEY BEE BOX」がラインアップされ、2012年11月には防水と
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