働く女性の相談を受けることが多いFPの加藤梨里さんが、これまで受けた相談を紹介しながら、お金やライフプランの課題を解決します。今回は、9月から引き上げられる厚生年金保険の保険料について。私たちのお給料の手取りにもかかわるところですから、ぜひチェックしておきましょう。
十月一日から厚生年金と健康保険の加入条件が変わり、推計約二十五万人が新たな対象となる。現在は正社員が中心だが、パートなど非正規雇用の短時間労働者に拡大。老後の年金給付が手厚くなるなどのメリットがある一方、保険料負担が新たに生じる人もいる。 これまで厚生労働省は加入対象を「労働時間が正社員のおおむね四分の三(週三十時間)以上」と内部通知で規定していたが、十月からは(1)週二十時間以上働く(2)残業代などを除く所定内賃金が月八万八千円(年約百六万円)以上(3)企業規模が従業員五百一人以上(4)一年以上働く見込み(5)学生ではない-の五条件を満たす人に拡大する。 厚生年金は保険料の半額を企業が負担。非正規雇用で現在は国民年金に加入している人では保険料負担が減るケースもある。主婦パートの場合、負担が生じて手取り収入が減ることもあるが、老後の年金額は増える。医療の面でも、けがや出産で仕事を休んだ場合
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