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2018年5月27日のブックマーク (1件)

  • 岩手県内の被災文化財の修復は長期戦 まだ半数…ハードル高く

    東日大震災の津波で被災した文化財の修復作業が長期戦の様相だ。当初は岩手県内で被災した約50万点を5年で修復する目算だったが、7年かけて修復できたのは半分の約25万点(平成29年度末)。残る半分には修復の難しさから後回しにされたものも多い。修復のハードルは高くなる一方で、専門家も「すべての修復を終えるには最低でもあと10年はかかりそうだ」と話している。 (石田征広) ◆確立された技術なく 修復作業に予想以上の時間を要しているのは、これまで津波で被災した文化財を修復した前例がほとんどなく、確立された技術もなかったため。貴重な文化財の修復に失敗は許されない。被害状況に応じて手探りで一つ一つの修復技術を確立していくしかなく、試行錯誤の連続に陥ってしまったからだ。 文化庁の補助制度を活用した修復作業は岩手県立博物館(盛岡市)が中心となって震災直後の平成23年4月から始まった。文化財の修復と保存処理

    岩手県内の被災文化財の修復は長期戦 まだ半数…ハードル高く
    ykkykym
    ykkykym 2018/05/27
    “岩手県立博物館上席専門学芸員(文化財科学部門)の赤沼英男氏「修復した古文書の中から紙が黄ばみ、異臭がするものが出てきた。原因は紙に残ったわずかな魚の油脂とタンパク質の腐敗。水洗いだけでは不十分。中性