前澤友作がDIC旧蔵の等伯の重文《烏鷺図屏風》を収蔵。一般公開も視野に公益財団法人現代芸術振興財団は、同財団会長でスタートトゥデイ代表取締役社長を務める前澤友作が、重要文化財の長谷川等伯筆《烏鷺図屏風(うろずびょうぶ)》を新たに収蔵したことを発表した。同作はDIC川村記念美術館が旧蔵していたもの。 前澤友作のコレクションにまた一つ、新たな歴史が刻まれた。 公益財団法人現代芸術振興財団会長でスタートトゥデイ代表取締役社長、そしていまや世界的に知られるコレクターでもある前澤が新たに収蔵したのは、長谷川等伯筆の《烏鷺図屏風(うろずびょうぶ)》。同作は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師・長谷川等伯(1539〜1610)の作品で、六曲一双、幅各354cmの大画面に、飛び交うカラスと羽を休める白サギの群れが、水墨の流麗なタッチで対照的に描かれている。 長谷川等伯 烏鷺図屏風(左隻)長谷