13日の川口市議会で碇康雄市議(川口新風会)が市立美術館構想について市民の意向調査実施を提案した一般質問を巡り、議事録からの一部削除を求めた動議が自民、公明の賛成で可決されたが、その後、動議に反対した共産市議の発言にも自民市議が削除動議を出し、同様に可決された。 川口市議会、発言削除を求める動議 市の美術館計画で市議がアンケート結果紹介、議長が発言取り消し命じる 13日は一般質問の最終日で午後に終了する予定だったが、終了は14日午前1時17分だった。関口京子議長は2件の議事録削除を命じた。 1件目の削除動議を出した自民の杉本佳代市議は1回目の動議可決後、体調不良を理由に控室にとどまり、2回目の削除動議は同党の稲川和成市議が行った。 対象は杉本市議の削除動議に反対討論した共産の金子幸弘市議の発言の一部で「日ごろ論理的に物事を考える杉本議員にしては取り消しを求める根拠が薄弱であったと感じました