会期:2014/02/23~2014/02/27 ロビー階 第3展示室 ロビー階 第4展示室 ギャラリーA[東京都] 「島からのまなざし」の隣でやってたんでついでに見る。が、ここは工芸の展示だけで、絵画は上の会場でやってるらしい。スルーしようかとも思ったが、ふらっと入ってみた。いやー見てよかったー。境界線に位置する人間を小さくフィギュアのように描いた高橋洸平の《越境》も、ゼロ戦、グリコのマーク、食い倒れ人形などで現代日本を表わしたハタユキコの《ワンダフルニッポン》もよかったが、なんつったって久松知子の大作《日本の美術を埋葬する》が逸品。幅5メートル近い横長の画面に、クールベの《オルナンの埋葬》の構図を模して約30人もの画家や批評家を描いた「歴史画」なのだが、登場人物は、中央に岡倉天心、横山大観、平山郁夫、高階秀爾、辻惟雄、北沢憲昭、浅田彰、椹木野衣ら、右手に藤田嗣治、松本竣介、奥村土牛ら、