インターネットで検索すると、膨大な量の情報がヒットします。しかし、ユーザーが本当に聞きたいこと、知りたいことにちゃんと答えてくれる情報性の高いコンテンツがどれほどあるでしょうか。それら情報の底上げをするためにも、私たちNHKはネットに対して真剣に取り組む必要があります。 そう話すのは、日本放送協会(以後NHK)編成局、編成主幹の桑原知久さん。NHKは放送法に基づき、事業計画を総務省に提出する必要があり、ネット利用に関しても提供内容が決められています。以前は、テレビで放送するコンテンツを補完する目的でネットを利用していましたが、2015年4月に施行された法改正によって、もう1歩踏み込んだネット上での表現が本格的にできるようになりました。 NHKとしてネットを今後どのように活用していくのか、どんな活用方法を模索しているのか、Webコンテンツの作り方などいろいろと聞いてきました。 4月に改正放送