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ブックマーク / thinkit.co.jp (161)

  • Ironic最新動向:待望のマルチテナント対応が視野に。ストレージや運用自動化も進展

    Ironicはベアメタルマシンをプロビジョニングするためのコンポーネントです。Ironicを使えば、NovaでVMインスタンスを制御するのと同じようにベアメタルマシンを制御することができます。ベアメタルの利点は、ハイパーバイザーのオーバーヘッドが無く高性能を出しやすいこと、リソースを占有できるので安定した性能を出せることにあります。このような理由から、ベアメタルを提供するサービスは特に企業やテレコムのプライベートクラウドの分野でニーズが高く、注目されているプロジェクトです。 Ironicは、バンクーバのデザインサミットの議論では、新機能の開発が優先されました。そのバランスをとったのか、今回の東京サミットでは、プロセスを定めたり、テスト品質を高めるための、非機能要件の議論に多くの時間が割かれました。新機能については、バンクーバでの議論をベースとして取り組むことになりました。 読者の皆様の関心

    Ironic最新動向:待望のマルチテナント対応が視野に。ストレージや運用自動化も進展
  • コンテナ連携が進むOpenStack

    今回のOpenStack Summit Tokyoレポートでは、OpenStackでもホットトピックであるコンテナを取り上げます。OpenStackにおけるコンテナ関連技術は、バンクーバーで5月に開催された前回のサミットで、GoogleのOpenStack Foundation参加やMagnumプロジェクトPTL(Project Technical Lead)のAdrian Otto氏の基調講演への登場などで大きな話題となりました。今回のサミットでも基調講演にてコンテナネットワーク管理機能が紹介されるなど、引き続き大きな注目を集めました。 記事では、コンテナを扱うプロジェクトであるMagnumとKollaを中心に、一般講演やデザインサミットから見える最新動向を報告します。 Magnum: OpenStack上に、KubernetesDocker Swarmを構築 Libertyリリース

    コンテナ連携が進むOpenStack
  • OpenStack Summit Tokyoキーノート初日にヤフー 、NTTグループ、NEC、GMOらが登壇

    OpenStack Summit Tokyoキーノート初日にヤフー 、NTTグループ、NECGMOらが登壇 OpenStack Summit Tokyo 2015がいよいよ開幕しました。OpenStack Foundationからの情報によると、参加登録者は5,000名以上、46%がAPAC、38%が北米、13%がヨーロッパ、となっています。国別ランキングは1位アメリカ、2位に日、3位に中国、以下インド、韓国、カナダ……と続きます。聞いた情報では日人は1,200名くらい、全体の約4分の1とのことです。3,500名以上が海外から参加されていることになります。会場となった高輪プリンス一体がほぼOpenStack Summitの関係者でジャックされている状態です。東京でこれだけの規模で海外から参加するイベントも数少ないと思われ、OpenStackのパワーを感じます。5月にバンクーバーで開催

    OpenStack Summit Tokyoキーノート初日にヤフー 、NTTグループ、NEC、GMOらが登壇
  • Dockerの管理・監視ツール(1)

    ITシステムが地方に散在する場合、Dockerに精通した管理者が不在であることも少なくありません。Dockerに詳しくない人でも、効率よく、かつ、ミスなく管理するためには、GUI管理・監視ツールの導入が必要になります。特に、近年では、クラウド基盤の導入が進み、IT部門だけでなく、ユーザー部門などが、セルフサービスポータルのダッシュボードのWebユーザーインタフェースなどを使って、みずからサービスを利用することも増えてきました。現在は、OpenStackなどに代表されるクラウド基盤ソフトウェアは、Linuxのハイパーバイザー型仮想化技術であるKVMをベースとした仮想マシン(インスタンス)の管理が中心ですが、Dockerにおいても、クラウド基盤に見られるセルフサービスポータルのような、直観的で分かりやすい管理画面が求められています。2015年9月中旬現在、Dockerコンテナを簡単なGUIで操

    Dockerの管理・監視ツール(1)
  • ハイパーコンバージドインフラのNutanix、新しいハイパーバイザーを紹介

    ホワイトボックスサーバーを使いソフトウェアでスケールアウトする統合型アプライアンスを開発する米国Nutanixの日法人、ニュータニックス・ジャパン合同会社は2015年6月にフロリダで開催された「.NEXT ON TOUR」の国内向けイベントを9月10日に開催した。それに先立ち、メディア向けにブリーフィングを実施。今回はイベントに先立ち紹介された記者向け発表会での最新の製品情報とQ&Aの内容などを紹介する。 登壇したのは、日法人の代表となるマネージングディレクターの安藤秀樹氏、Nutanix社からはエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ラジーブ・ミラーニ(Rajiv Mirani)氏、ソリューションマーケティング担当ディレクター、サチン・チヘダ(Sachin Chheda)氏の3名だ。 まず冒頭の挨拶として安藤氏が日でのビジネスの概況を紹介。業績は好調で、現在の人員、約20名

    ハイパーコンバージドインフラのNutanix、新しいハイパーバイザーを紹介
  • 本当にiPhoneの半数がiOS 9で動いているのか?

    アップルの発表によると、iOS 9はこれまでになく急速な普及を見せているという。これまでのバグの改修やダウンロードプロセスの改善など、ユーザーがアップデートしたくなる点はたくさんあることを考えれば、この点は理解できる。 しかしモバイルの調査を行う独立系企業の中には、この数字の正当性に疑問を呈す声も上がっている。彼らが正しいのであれば、iOS 9はアップルが述べているほど普及していないということになる。 派手に並べ立てられた数字 アップルは「50%以上のデバイスでiOS 9が使われている」と公表した。この数字はアップルが9月19日にApp Storeで行われた調査が元になっている。 モバイル調査企業、Crittercismはこの公表を自社のデータから検証した。 「この発表は我々の持つデータの他に、2つの情報源ともい違っている」とCrittercismのCEO アンドリュー・レヴィはEメール

    本当にiPhoneの半数がiOS 9で動いているのか?
    yogasa
    yogasa 2015/10/06
  • ZabbixのCEOに訊く、普通の会社が普通じゃない理由

    2015年9月に開かれたZabbix Conference 2015の後にZabbixの社を訪ね、CEOであるアレクセイ・ウラジシェフ氏、日法人であるZabbix Japan LLCの代表、寺島広大氏にインタビューを行った。 まず最初の質問は、ZabbixがいわゆるアメリカなどのIT企業とかなり異なる特異な企業であるその理由だ。今回のカンファレンスでも大げさなプレゼンテーションも無く淡々と次期バージョンの説明を行い、会場からの質問に答え、時に反省し、ユーザーの意見を取り入れる様は大仰な演出が当たり前のIT系カンファレンスとは様子が異なっていた。 ーーーなぜZabbixは普通のアメリカIT企業のようでは無いのでしょう? それは私たちが普通の会社だからです(笑)。実際に私たちがやっていることは、良い製品を作る、これだけで、これは創業の時から何も変わっていないのです。毎年の売り上げを報告し

    ZabbixのCEOに訊く、普通の会社が普通じゃない理由
  • Dockerにおけるデータ専用コンテナ、KVM仮想化環境からの移行

    Dockerでは、OSのベースイメージ以外にも、データ専用のコンテナ(一般的にデータコンテナと呼ばれます)を作成することができます。データ専用のコンテナを作成しておけば、アプリケーションが参照するデータを別コンテナに分離し、次々と生成されるコンテナで、データコンテナに保管したユーザーデータの再利用ができるようになり、データの可搬性が向上します。 データ専用コンテナには、OSイメージではなく、busyboxとよばれるイメージを利用します。busyboxは、基的なLinuxコマンド群を単一のbusyboxコマンドにまとめたものであり、必要最小限のLinuxシェル環境を提供する場合によく利用されています。以下では、/data0001ディレクトリを提供するデータ専用のコンテナd0001を作成する手順を示します。まず、busyboxのイメージをdocker pullにより入手します。

    Dockerにおけるデータ専用コンテナ、KVM仮想化環境からの移行
    yogasa
    yogasa 2015/09/29
  • Windows Server コンテナ始動!

    前回ご紹介したWindows Server 2016 Technical Preview 3から搭載されたコンテナサービスを、今回は実際に動かしてみたいと思います。マイクロソフトのWindows Server Containersサイトに掲載されている「Get started with Windows Containers」の手順に沿って構築していきましょう。 ※記事はWindows Server 2016 Technical Preview 3を元に作成されています。今後のリリース内容により仕様等が変更される場合があります。 1.コンテナホストの構築 Windows Server上でコンテナを利用するためには、まずはコンテナホストを構築する必要があります。ちょうどHyper-V上で仮想マシンを稼働させるように、コンテナホスト上にコンテナを作成します。 Microsoft Azureでコ

    Windows Server コンテナ始動!
    yogasa
    yogasa 2015/09/24
  • Tintri本社訪問、インハウスのラボは絶賛拡張中

    エントランスにはTintriのロゴや世界観を盛り込んだ壁画がある。ロゴを中心にしてサーバーの構成部品であるCPUやメモリーなどを配置し、その裏側には世界各地のランドマークを配して青空と雲(クラウド)を背景にして、「世界のクラウドコンピューティングを支えるTintriの仮想化サーバーとストレージ」を表現しているのだろうか。 今回はラボと称される開発のためのサーバー群が設置されている施設を見学した。約40余りのラックに一番最初に出荷した製品から最新の製品まで2セットづつ配置し、過去のバージョンのOSやハードウェアを組み合わせて検証出来るようになっているという。ラボに入ると過去のTintriの製品が隙間なくラックに収まっているのが確認できる。過去のTintriのロゴは緑、製品は黒をベースにした外観で従来の他社のストレージ製品と差別化が難しかった。過去のTintriの製品を利用しているユーザーは分

    Tintri本社訪問、インハウスのラボは絶賛拡張中
  • Dockerコンテナの起動と廃棄

    前回、Dockerイメージのダウンロードや元のイメージを変更し、それを保存して利用するなどの方法を説明しましたが、今回は、Dockerコンテナの起動や廃棄について、さまざまな方法を紹介します。 ホスト名を指定してDockerコンテナを起動する Dockerコンテナのホスト名は、先述の通り、自動的に割り当てられ、人間にとって分かりにくい文字列になっています。管理者としては、ホスト名を固定して利用したい場合があります。Dockerコンテナの場合は、dockerコンテナを起動するときに「--hostname」オプションを付与することで、コンテナにホスト名を与えることができます。以下は、Dockerイメージ「c66docker0001」から、ホスト名host0001を付与したコンテナtest0001を作成、起動する例です。 # docker run --name test0001 --hostna

    Dockerコンテナの起動と廃棄
  • VMware、ハイパーコンバージドアプライアンスのEVO:RAILをデータセンター向けに進化

    2015年8月30日よりサンフランシスコにて開催されているVMworld 2015。VMwareは昨年のVMworldで発表したハイパーコンバージドインフラストラクチャーアプライアンス「EVO:RAIL」の上位機種となる「EVO:RACK」を新たに「EVO SDDC」として発表を行った。 ハイパーコンバージドインフラストラクチャー市場では、ホワイトボックスサーバーを使いソフトウェアだけでスケールアウトできるCPUやストレージ、ネットワークを統合したアプライアンスとしてNutanixやSimplivityが先鞭を切ったが、VMwareによるEVO:RAILの発表からDELLEMCなどもこぞってハイパーコンバージドインフラストラクチャー市場に参入してきたことは記憶に新しい。 Nutanixはかつて、VMwareによるEVO:RAILの発表を「ハイパーコンバージドインフラストラクチャーの優位性

    VMware、ハイパーコンバージドアプライアンスのEVO:RAILをデータセンター向けに進化
  • 仮想環境特化型ストレージのTintri、VMworldに先駆けてプライベートイベントを開催

    2015年8月30日、VMwareに代表される仮想マシン環境に特化したストレージアプライアンスのTintriがサンフランシススコでプライベートイベント「Tintricity」を開催した。今月発表したオールフラッシュストレージ製品の概要だけではなく、8月5日に発表されたベンチャーキャピタルによるシリーズFの増資の紹介、好調な業績などの最新情報を米国内、日などから集まったユーザー、パートナー約200名に向けて力強く発信した。 冒頭に登壇したのはTintriのCEO、ケン・クライン(Ken Klein)氏だ。まずはTintriの順調な成長を創業の2008年当時から最初の製品であるT540の出荷(2011年)、2014年におけるInfoworldでのProduct of the Year受賞などを振り返って紹介。来年に予定されているIPO(Initial Public Offering:株式公開

    仮想環境特化型ストレージのTintri、VMworldに先駆けてプライベートイベントを開催
  • 出来る開発者の酷いコードとのつきあいかた

    ただの一行も酷いコードを書いたことがないというのは可能性としてあり得なくないはないが、実際にはとても考えにくいことだ。 現実には、貴方自身も他の開発者と同じくセキュリティ欠陥を作ってしまったりUIの配置ミスなどをやってしまうことだろう。何もあなたがだめな開発者だからというわけではなく、人間である以上仕方がないことなのだ。 開発者達は皆、人として仕方のない弱点を抱えている事から最高の開発者たちは自分たちが作るコードやインフラで最悪の事態を想像し、それに備えている。以下が彼らが行っていることだ。 大混乱を前提に考える 数年前、NetflixがChaos Monkeyおよび、クラウドベースの管理ツール、Simian Armyの一部をオープンソース化した。かいつまんで言うと、Chaos MonkeyはAWSインフラで幅広く動いているインスタンスをランダムで終了するものだ。これは起こりえる最悪のシナ

    出来る開発者の酷いコードとのつきあいかた
    yogasa
    yogasa 2015/09/01
  • 仮想環境特化型ストレージのTintri、VMworldに先駆けてプライベートイベントを開催

  • CTC、DevOps関連技術を強化しアプリケーション開発の効率化を推進

    伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は8月24日、ポルトガルのOutSystems社の国内総販売代理店であるBlueMemeと販売代理店契約を締結し、視覚的にアプリケーション開発を実現する開発・運用基盤OutSystems Platformを使用したシステム開発・保守・運用一体型の開発サービスを提供開始した。 スマートデバイスやWebサービス、各種パブリッククラウドの普及に伴い、企業を取り巻くIT環境は常に変化しており、システムやアプリケーションには柔軟な機能の変更が必要になっている。開発と運用を別々の組織や事業者が担当している場合が多く、システムを運用しながら機能の変更や拡充を行うには、それぞれの担当の技術水準を合わせる必要があった。このような課題に対し、近年、設計しながら開発するアジャイル開発や運用しながら開発するDevOpsといった開発手法が注目を集めている。 OutSyst

    yogasa
    yogasa 2015/08/28
  • Dockerの導入前の設計、CentOS 7.xとDockerのインストール

    いよいよ、Dockerの導入前のOSレベルでの設計、さらに具体的な導入に入ります。DockerLinux OSにインストールする手順自体は非常に簡単ですが、導入前の基設計を怠ってはいけません。Dockerを導入するにあたって、採用すべきOSのファイルシステムや、パーティションに関する基的な知識を習得しておく必要があります。ここでは、Dockerをインストールする前段階での、ハードウェアに関する様々な留意点を概要レベルで紹介します。また、Dockerをインストールする前段階で知っておくべき各種パラメータと初期設定、Dockerのインストール手順を紹介します。 物理サーバーのCPUに関する留意点 2015年8月下旬現在、最新のDockerでは、64ビットのx86アーキテクチャのサーバーシステムやPCで稼働させることができます。CPUの動作周波数などに特に制限事項はありませんが、まずは、D

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  • 仮想環境特化のストレージベンダー、米国Tintriがオールフラッシュストレージを発表

    2015年8月20日、仮想環境に特化したストレージアプライアンスを開発販売するTintriがこれまでのSSDとHDDをハイブリッドにしたアプライアンスに加えてSSDだけで構成されたオールフラッシュのストレージを発表した。 今回発表されたのは「Tintri VMstore T5000 All Flash Array Series」と称される製品で今回はVMstore T5080(フラッシュメモリ容量23TB、有効容量72TB、仮想マシン数5,000)、T5060(フラッシュメモリ容量11.5TB、有効容量36TB、仮想マシン数2,500)という製品だ。 これを従来のSSD&HDDの上位機種としてSSDだけの製品を作ったとみると若干誤解が生じるだろう。なぜならTintriはもともとフラッシュメモリを前提にしてコストと性能のバランスを取ることを優先的に考えたうえで、フラッシュメモリとHDDのハイ

  • コンテナ技術の基礎知識

    コンテナの概要 ITシステムにおいて、開発面や運用面の変化へ迅速に対応する解決策の1つとして、従来では、仮想化ソフトウェアの採用がありました。仮想化ソフトウェアは、複数のOS環境とアプリケーションを1つのファイルとして取り扱い、非常に可搬性の高い基盤を提供します。しかし、Dockerに比べ、複数のOSを集約した場合の性能劣化や、OSとアプリケーションの仲立ちをする仮想化ソフトウェアの介在による障害発生時の問題切り分けの複雑化が問題視されてきました。Dockerは、従来のハイパーバイザー型の仮想化とは異なり、1つのOS環境に、コンテナと呼ばれる分離された空間を作成し、その分離された空間ごとに異なるOS環境を実現することができます。コンテナによってマルチOS環境を実現することができるため、複数のOSバージョンを必要とするITシステムを1つのOS環境に集約できるというメリットがあります。 コンテ

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  • Dockerの導入前に知っておくべきこと

    IT部門は、現在よりも柔軟性の高い効率的なITシステムにするために、開発部門と協調し、自社のシステムにDockerを採用すべきかどうかの妥当な判断をしなければなりません。このDockerの採用可否に関する「妥当は判断」は、短時間で結論が出るものではありません。ベンダーや自社の有識者が集い、導入目的、採用可否、設計指針などをある程度具体的に検討しなければなりません。章では、Dockerの導入を検討する場合に知っておくべき前提知識、検討項目を述べます。さらに、実際にDockerを導入時する際に知っておくべき項目を述べ、最後に、導入手順と注意点について述べます。 Docker導入前の検討事項 Dockerを導入する上で、検討しなければならない項目としては、まず、「そもそもDockerが自社に必要なのか?」ということです。Dockerは、コンテナを管理するためのソフトウェアであり、非常に優れた機

    Dockerの導入前に知っておくべきこと