ラックマウントのサーバーといえば高さが1U(44.45mm)でCPUを2個搭載する「1U2ソケット」が日本では長年の定番だ。そんな人気商品がまもなく、定番ではなくなる可能性がある。原因は消費電力の増大に伴う「熱」の問題だ。 情報システムにとって絶対に欠かせない存在であるサーバーの「新常識」を紹介する本特集。第1回はGPU(画像処理半導体)サーバーの台頭や、サーバーCPUのコアが最大128個まで増加している現状を取り上げた。第2回はGPUサーバーの台頭やCPUコア数の増大に伴って深刻化する、サーバーの消費電力や熱の問題に関する新常識を取り上げる。