世界規模で情報化社会が広がりをみせる中、取り扱われるデータもまた確実に肥大化を遂げている。そこで問題になるのが、肥大化したデータをどのように管理し、有効に活用していくかという点だ。個人レベルではあまり意識する必要のないこれらの事象も、企業レベルともなれば直接利益や損失に結びつく要因になりかねない。 そこで今回は、企業におけるデータ管理の現状と対応策について、東京大学生産技術研究所 戦略情報融合研究センター長の喜連川 優(きつれがわ まさる)教授に話を聞いた。 ―まずは企業における情報の重要性や管理方法についてお聞かせください。 喜連川教授(以下、敬称略): 企業を取り巻くデータ環境は、以前と比べてかなり変わってきました。 情報に関する企業の考え方自体に影響を与えたのが、2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ事件です。当時の企業では、基幹情報だけが重要視されており、それさえ守
PDF/A とコンシューマ・デバイス PDF/A仕様はISOの標準になったことを以前に読んで頭の片隅にありました。 例えば、PDF/Archive Secures ISO Approval これは、PDFを長期に保管するための仕様で、どうせ電子図書館用の仕様だろうからあまり重要じゃないだろうと思ってました。 しかし、アドビシステムズのBill McCoyのブログMore on PDF/Aを読むとどうやらそうではないようです。 PDF/Aは、アドビが、NTTドコモ、アクセス、ノキアの携帯電話などのPDFビューアや、ソニーの電子ブックビューアSony Reader PRS-500に提供しているPDFビューアは、PDF/Aをベースとして拡張したPDF/A+というべき仕様に基づいていると言っています。 これらのコンシューマ・デバイスでは、パソコンとは違って、CPU、メモリなどのコンピュータ資源が乏
■ おれだったらフォト蔵APIをこうする(2) 昨日のエントリに対して、開発者の方からツッコミをいただいた。 Flickrにしろdel.icio.usにしろ本来の意味でのRESTになってないAPIが多く存在するのが現実です。 これはagree。とは言ったもののFlickrやdel.icio.usのAPIは軽く眺めたことがある程度なので、コメントは控える。AmazonやGoogleのような先駆的なベンダーがGETだけで済む取得系APIを公開して「これがRESTでござい」とやっちゃったのがいけなかったんじゃないかと、個人的には考えているのだが。 PUTやDELETEは開発者にとってもあまりなじみのない単語であり、GETやPOSTの方が分かりやすく、IEなどのwebブラウザだけでテストが行える利点があり、より多くの開発者を獲得できる可能性があります。 これもagree。たとえばRubyのNet:
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