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  • 名大、10kW以上の熱を2.5m先まで無電力輸送できるループヒートパイプを開発

    名古屋大学(名大)は7月9日、「ウィック」と呼ばれる多孔質体で生じる毛細管現象をポンプの駆動力に利用することで、電力を使用せずに半永久的に熱を輸送できる技術の「ループヒートパイプ技術」を用いて、電力を用いずに10kW以上もの熱を2.5m先まで輸送することに成功したと発表した。 同成果は、名大大学院 工学研究科の長野方星教授、同・渡邉紀志特任准教授、同・上野藍講師、同・Shawn Somers-Neal大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、熱および質量移動に関する全般を扱う学術誌「International Journal of Heat and Mass Transfer」に掲載された。 開発された10kWループヒートパイプの外観(出所:名大プレスリリースPDF) 焼却炉の廃熱でプールの水を温水にするなどの施設が全国各地にあるなど、廃熱利用は行われているものの、地球の温暖化を考慮すれば

    名大、10kW以上の熱を2.5m先まで無電力輸送できるループヒートパイプを開発
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2024/07/17
    『これまでのところは、人工衛星の電子機器の冷却を対象とした』 液は蒸気圧で移動するのだろうか。
  • ブリヂストン、月面タイヤへの過酷なる挑戦 - 「空気とゴムに甘えていた」

    1931年の創業以来、タイヤを進化させ、私たちの活動領域を広げてきたブリヂストンが、ついに地球を飛び出し、月面タイヤに挑戦中だ。5月30日、ブリヂストンは新たに開発した第2世代の月面探査車用タイヤの走行試験を鳥取砂丘「ルナテラス」にて報道陣へ初公開した。 ブリヂストンチームと鳥取県産業未来創造課の井田広之氏(右端) 月面探査車用のタイヤとは? 現在、JAXAやトヨタはオールジャパンで月面を走る有人与圧ローバー(愛称:ルナクルーザー)の研究開発を進めており、ブリヂストンは2019年からタイヤ開発担当として参画、ミッションを足元から支えている。そして今年4月、国際有人月探査計画アルテミスで、日が有人与圧ローバーを提供することが日米政府間で合意された。 有人月面ローバーと言えばアポロ計画での走行が人類初だった。だが日が開発する有人与圧ローバーは空気が満たされた巨大な車であったため、けた違いに

    ブリヂストン、月面タイヤへの過酷なる挑戦 - 「空気とゴムに甘えていた」
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2024/06/10
    無慈悲な夜の女王「空気とゴムは甘え」厳しい。
  • 【品切れ続出】3COINS「ペットボトルクーラー」を12時間放置して冷たさを検証! 最強すぎる夏の味方だった

    酷暑といわれる今年の夏。日中の暑さで、冷たい飲み物がすぐにぬるくなってしまい、「冷たい状態をもっと維持できたらいいのに!」と思ったことは、ありませんか? 私は、いつも思っています。 そんなある日、スリーコインズで「ペットボトルクーラー(1,100円)」を発見! 実はこちらの商品、SNSで「ずっと冷たいまま」と話題で、入荷してもすぐに完売してしまう商品なんです。 ペットボトルクーラー(1,100円) 運良くそんな人気商品に出会えたので、今回はこの「ペットボトルクーラー」の実力をレポート。どれくらい保冷効果が持続するのか、自宅で検証してみました。 ペットボトルクーラーとは ペットボトルクーラーとは、500~600mlのペットボトルを入れることができる保冷専用ケース。カラーは、グレーとアイボリーの2種類展開で、今回はグレーを購入しました。 カバーを外すことで、ペットボトルを入れられる仕組み グレ

    【品切れ続出】3COINS「ペットボトルクーラー」を12時間放置して冷たさを検証! 最強すぎる夏の味方だった
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2023/08/14
    この保冷性能は『凍らせたカルピスウォーター』の融解熱によるもの。
  • 東大、デジタルオーディオプレーヤーの性能を手軽に測定する新手法を開発

    東京大学(東大)は8月4日、CDプレーヤーを含むデジタルオーディオプレーヤーで生じるデジタル→アナログ(DA)変換での「サンプリングジッタ」を、手軽に測定する新しい方法を提案し、その実証に成功したことを発表した。 同成果は、東大大学院 総合文化研究科の竹内誠助教、同・齋藤晴雄教授らの研究チームによるもの。詳細は、音という広範なテーマを扱う学際的な学術誌「The Journal of the Acoustical Society of America」に掲載された。 デジタルオーディオプレーヤーは、デジタル音楽ファイルを読み出し、再生音に対応するアナログ電気信号にDA変換をした上で出力を行う仕組みで動作する。デジタル音楽ファイルは、このデジタルからアナログへのDA変換過程が一定の周期で行われるという前提のもとで作成されている。しかし現実のデジタルオーディオプレーヤーでは、内部にある基準信号源

    東大、デジタルオーディオプレーヤーの性能を手軽に測定する新手法を開発
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2023/08/10
    『オーディオ機器の個人ユーザーは』測定の後,補正したくなるはず。手軽に補正する新手法も欲しい。
  • H3ロケット初号機の打ち上げ中止は、電気的離脱で生じたノイズが原因と特定

    既報のように、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月3日、先月の打ち上げを中止したH3ロケット初号機について、原因の調査結果を公表した。問題の原因として特定されたのは、地上と機体を電気的に切り離した瞬間に発生したノイズ。地上側に対策を施し、めどが立ったことから、3月10日までの再打ち上げを目指すことが決まった。 JAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャ 実際の波形まで調べて問題を特定 H3ロケット初号機は、2月17日に初フライトに臨んだものの、第1段エンジン「LE-9」の燃焼開始後に異常が検出され、打ち上げを中止していた。この経緯については、前回の記事で報じたので、詳しくはそちらを参照して欲しい。 問題が発生したのはこのタイミング。当に打ち上げの直前だった (C)JAXA JAXAは早い段階で「機体や地上設備の電気的な挙動が影響を与えた可能性が高い」と絞り込んでいたものの、原因の特定には

    H3ロケット初号機の打ち上げ中止は、電気的離脱で生じたノイズが原因と特定
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2023/03/06
    無対策で活線引っこ抜いてました。これまで無問題だったから。割と抜けてる。
  • NASA、推定1,000京ドル(約15垓円)の貴金属が眠る小惑星「プシケ」へ探査機打ち上げ

    米航空宇宙局(NASA)は、現地時間10月28日、推定1,000京ドル(約15垓円)相当の貴金属が眠っているという小惑星「プシケ」への探索ミッション「Psyche」の再開を発表した。2023年10月10日に探査機の打ち上げを予定している。 小惑星「プシケ」への探索ミッション再開を発表 小惑星「プシケ」は、火星と木星の間にある小惑星帯に位置し、直径は推定226キロメートルとされている。この惑星は、原始惑星が別の天体と衝突したことで、外側の地殻が剥がれ、中心核がむき出しになった姿だと考えられている。また、ほとんどが金属でできている可能性あり、金やプラチナ、ニッケルなど全て合わせると推定1,000京ドル(15垓円)相当の貴金属が眠っているのだという。単位が大きすぎて、あまりピンと来ない。 推定1,000京ドル(約15垓円)相当の貴金属が眠る「プシケ」。単位が大きすぎて、ピンと来ない 今回の探索ミ

    NASA、推定1,000京ドル(約15垓円)の貴金属が眠る小惑星「プシケ」へ探査機打ち上げ
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2022/11/13
    この小惑星なら落ちて来ても歓迎されそう。人命よりも環境よりもケーザイが大事な時代なので。
  • グラフェン膜で水素と重水素を分離する技術、原子力機構などが開発

    原子力研究開発機構(原子力機構)、東京大学(東大)、北海道大学(北大)、大阪大学(阪大)の4者は8月31日、1原子分の厚みしかない炭素のシート状ナノ材料であるグラフェン膜を用いて、水素(H)と重水素(D)を分離できることを示し、またその分離機構を明らかにすることにも成功したと発表した。 同成果は、原子力機構 先端基礎研究センター 表面界面科学研究グループの保田諭研究主幹、同・福谷克之グループリーダー(東大 生産技術研究所 教授兼任)、北大大学院 工学研究院の松島永佳准教授、阪大大学院 工学研究科のウィルソン・アジェリコ・ディニョ准教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国化学会が刊行するナノサイエンスとナノテクノロジーに関する全般を扱う学術誌「ACS Nano」に掲載された。 陽子1個からなる水素の原子核に中性子が1個加わると、水素の安定同位体の重水素となる。重水素は、電子機器に含

    グラフェン膜で水素と重水素を分離する技術、原子力機構などが開発
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2022/09/02
    『「量子トンネル効果」に起因』 極薄膜なら材質は何でも良いのかな/電極電圧を上げると分解能が低下。処理速度と相反では。
  • 故障率が最も高かったHDDはどのメーカーの8TBモデル? -2022年第1四半期

    オンラインバックアップサービス企業のBackblazeは5月4日(米国時間)、「Backblaze Drive Stats for Q1 2022」において、2022年第1四半期のハードディスク故障率の調査結果を公開した。Backblazeは2022年第1四半期に21万1,732台のハードディスクおよびSSDを使用(起動ディスク3,860台、データディスク20万7,872台)。統計データとして使用できるディスクとして、20万7,478台のデータディスクに関する故障率の分析データを公開した。 Backblaze Drive Stats for Q1 2022 2022年第1四半期における注目点は次のとおり。 Seagateの6TBモデル「ST6000DX000」が、平均使用年数7年(約83.7カ月)であるにもかかわらず、2022年第1四半期において故障率0%を達成。同様に東芝の4TBモデル「

    故障率が最も高かったHDDはどのメーカーの8TBモデル? -2022年第1四半期
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2022/05/07
    『Seagateの6TBモデル「ST6000DX000」が(中略)故障率0%を達成』 Seagate頑張った。
  • 東大、インフレーション理論の起源を同定する新たな手がかりを理論的に提示

    東京大学(東大)は2月10日、場の量子論を宇宙論に適用することにより、場の相互作用は量子ゆらぎをもとにした物質の密度の凹凸双方の領域の分布数においてズレをもたらすだけでなく、凹凸の振幅の理論値を十万分の一から大きくずらしてしまうことを発見したこと、ならびに理論が観測を再現できるためには、密度のゆらぎにおける凹凸の分布が対称でなければならず、インフレーションを起こした素粒子の場の相互作用は、現在の観測限界のさらに10分の1程度以下にとどまっていなければならないことを示したと発表した。 同成果は、東大大学院 理学系研究科 物理学専攻のジェイソン・クリスティアーノ大学院生、同研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センターの横山順一教授らの研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する主力学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 宇宙はどの方向を見ても一様に等方だが、そ

    東大、インフレーション理論の起源を同定する新たな手がかりを理論的に提示
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2022/02/16
    計算したら無限大になっちゃう問題を解決した話との理解で良いのかな。
  • 恒星間天体「オウムアムア」を追いかけて探査する「プロジェクト・ライラ」

    2017年、史上初めて発見された恒星間天体「オウムアムア('Oumuamua)」。太陽系の外から突如やってきた来訪者に、天文学界は大きく沸き立った。 発見された時点で、オウムアムアは地球から遠く離れた場所にあり、さらに遠ざかっていたため、いったいどんな天体なのかはほとんどわかっていない。 その謎を解き明かすため、英国の非営利団体「Initiative for Interstellar Studies (i4is)」は、オウムアムアを追いかけて探査する計画「プロジェクト・ライラ(Project Lyra)」を提案している。 ヨーロッパ南天天文台によるオウムアムアの想像図 (C) ESO / M. Kornmesser 太陽系の外からやってきたオウムアムア 1I/2017 U1 オウムアムア('Oumuamua)は、2017年9月9日に発見された恒星間天体で、同年10月19日にその存在が発表さ

    恒星間天体「オウムアムア」を追いかけて探査する「プロジェクト・ライラ」
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    yoko-hirom 2022/02/06
    噴射で得られる速度変化Δvは噴射前の速度vに依らず同じ。10km/s→11km/sにする噴射なら,20km/s→21km/sになる。しかし得られる運動エネルギー1/2m(v+Δv)^2-1/2mv^2はvが大きいほど増える。そして公転速度は近日点で最大。
  • 電磁波が「止まった波」として現れる超放射相転移が起こる磁石、京大が発見

    京都大学(京大)は1月12日、1973年に予言されて以来、50年にわたって観測が続けられてきた、温度が下がっていくと電磁波が「止まった波」として自然に現れるという、「超放射相転移」と呼ばれる現象を、磁性体「エルビウムオルソフェライト」(ErFeO3)中において初めて観測することに成功したと発表した。 同成果は、京大 白眉センターの馬場基彰特定准教授、米・ライス大学のXinwei Li博士課程学生(現・カリフォルニア工科大学博士研究員)、同・Nicolas Marquez Peraca博士課程学生、同・河野淳一郎教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の物理学を扱うオープンアクセスジャーナル「Communications Physics」に掲載された。 超放射相転移は、電磁波/光と物質との結合強度、つまり相互作用の強さがあるしきい値を超えると、臨界温度Tcより

    電磁波が「止まった波」として現れる超放射相転移が起こる磁石、京大が発見
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2022/01/18
    伝播速度 0 m/s では無く,周波数 0 Hz の電磁波。『止まった』では前者かと思う。
  • 「宇宙は本当にあった!」と快哉を叫んだ前澤友作氏、その宇宙旅行の意義

    今回のミッションの歴史的位置づけ 前澤氏らの宇宙旅行を手配したスペース・アドヴェンチャーズは、1998年の設立以来、民間人の宇宙旅行事業を手掛けている。2001年には世界初の宇宙旅行者として米国の実業家デニス・チトー氏がソユーズで飛行し、ISSに滞在。これまでに7人が計8回の宇宙旅行を行っている(人数と回数が合わないのは、チャールズ・シモニー氏が2007年と2009年に2回飛行しているため)。 前澤氏と平野氏は、スペース・アドヴェンチャーズのプログラムによる8、9人目の宇宙旅行者で、同社にとって2人同時に打ち上げるのは初となる。 また、日の民間人が宇宙へ行くのは、1990年にTBSの社員として宇宙へ行った秋山豊寛氏以来、31年ぶりとなる。 ただし、秋山氏はソ連(当時)の宇宙飛行士の資格のひとつ「宇宙飛行士研究者(Kosmonavt-issledovatel)」の資格を得たうえで飛行したが

    「宇宙は本当にあった!」と快哉を叫んだ前澤友作氏、その宇宙旅行の意義
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    yoko-hirom 2021/12/13
    『「宇宙飛行士」ではない』『お金さえ出せれば一般人でも行ける』『お金を出しただけでなく』『“ライト・スタッフ”を持ったうえで』 矛盾した口実/『日本での反応は薄い』 それが胡散臭く感じるので。
  • なぜ現代日本は物価が安定しているのか? 名大、従来にないメカニズムを解明

    名古屋大学(名大)は7月15日、物価水準の決定に関する新たな理論を提示し、戦中・敗戦直後と現代の日経済について物価や金利の決定メカニズムを解明したと発表した。 同成果は、名大大学院 経済学研究科の齊藤誠教授らの研究チームによるもの。詳細は、「Strong Money Demand in Financing War and Peace:The Cases of Wartime and Contemporary Japan」と題した書籍してSpringer Nature Singapore社から出版された。 日は1980年代末期から1990年代初頭のバブル経済の崩壊、2000年代初頭のITバブル崩壊、その後のリーマンショック、そして現在は新型コロナウイルスのパンデミックという未曾有の状況下で経済の混乱が続いている。 しかし、戦後に経済が安定して以降、1時間で物価が上昇するような海外で発生し

    なぜ現代日本は物価が安定しているのか? 名大、従来にないメカニズムを解明
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    yoko-hirom 2021/07/20
    年代2,3の主要プレーヤ「闇市場ディーラ」は何処に。今後のシナリオもそいつらの動向次第では。政府と一般市民の考察だけでは片手落ち。
  • 地図でプログラミング!?ゼンリンが作ったプログラミング教育ツール「まなっぷ」

    ICT教育推進のためプログラミング教育が必修化され、教育関連企業も教育現場の要望に応えて様々な教育ツールのラインナップがされるなか、地図でプログラミングという一風変わったプログラミング教育を開発、提案するのが地図業界の老舗ゼンリンだ。5月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催された教育関連業者のための展示会「教育 総合展(EDIX)東京」内の「第2回 STEAM教育 EXPO」に同社の製品「まなっぷ」が出展されていた。地図の会社が作った教育ツールとはどのようなものかレポートする。 「第2回 STEAM教育 EXPO」ゼンリンブースより 地図業界の老舗であるゼンリンは、その蓄積された地図データを元に様々なITビジネスを展開、カーナビゲーションから、位置情報を活用したIoTソリューション、行動支援サービスやエリアマーケティング、デジタルサイネージまで幅広い分野で業務展開しており、そんな同社

    地図でプログラミング!?ゼンリンが作ったプログラミング教育ツール「まなっぷ」
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2021/05/25
    タートルグラフィックス的な。
  • スペースX「スターシップ」試作機、飛行試験に初成功 - 実現に大きなはずみ

    米宇宙企業スペースXは2021年3月4日(日時間)、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN10」の高高度飛行試験に成功した。 試験後には爆発したものの、高高度飛行試験が成功したのは3度目にして初めて。スターシップは2023年に、実業家の前澤友作氏ら9人を乗せて月へ飛行する予定で、実現に向けて大きなはずみがついた。 着陸に向けて姿勢を変えるスターシップSN10 (C) SpaceX スターシップSN10とは? この試験は「高高度飛行試験(high-altitude flight test)」と呼ばれるもの、高度約10kmまで上昇したのち、機体を寝かせて降下し、着陸直前に機体を立て、垂直に着陸するといった一連の流れを確認することを目的としたもので、昨年12月には「SN8」が、また今年2月にも「SN9」が同様の試験に挑んだが、着陸に失敗し、爆発炎上という結果に終わっている。 スターシ

    スペースX「スターシップ」試作機、飛行試験に初成功 - 実現に大きなはずみ
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    yoko-hirom 2021/03/09
    不安定なエンジンを操作手順でカバー。ハードウェアの品質向上よりもソフトウェアで何とかする発想はやはりIT企業。
  • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

    名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

    名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功
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    yoko-hirom 2021/01/15
    技術革新を生み出せなかった集団は技術的先進集団との文化交流によって同化吸収消滅する運命にあると。日本の人口減少の説明にも成功しそう。
  • 慣性の法則破れる? - 量子力学において粒子はまっすぐ進まないことが判明

    広島大学は、自由空間中の粒子の動きを測定し、3か所の粒子の位置分布の理論的分析から、粒子の8%が直線に沿って動いておらず、ニュートンの第1法則を破る可能性があると発表した。 同成果は、同大先端物質科学研究科量子物質科学専攻のホフマン・ホルガ 准教授によるもの。詳細は米国の学術誌「Physical Review A」掲載された。 ニュートンの第1法則によれば、自由空間中の粒子は常に直線に沿って動くはずだが、この法則は量子力学においても有効なのかについては、不確定性原理によって「運動中」の粒子を正確にとらえることができないため、明らかにはなっていなかった。 今回の研究は、位置の状態と運動量の状態との量子干渉効果を利用。その結果、ニュートンの第1法則に反する明白な証拠が、3つの異なる時間における位置測定の統計から得られる可能性が示されたとする。 同成果についてホルガ氏は、3か所の粒子の位置分布の

    慣性の法則破れる? - 量子力学において粒子はまっすぐ進まないことが判明
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2017/09/16
    『量子の干渉効果が結果的にニュートンの第1法則を破る』物質も波動性を併せ持つ。これは高校物理の範囲。波動なので衝突しなくても干渉する。それが慣性の法則つまり直進運動を妨げることを確認したという話。
  • 「エネルギー消費ゼロ」空調冷却用メタマテリアルを開発・量産-コロラド大

    コロラド大学ボルダー校の研究チームは、火力発電所や家屋の冷却に使用できるメタマテリアルシートを作製した。さらに同材料をロールtoロール方式で量産する技術も開発した。電力や水を消費せずに建物などを冷却する技術として注目される。研究論文は科学誌「Science」に掲載された。 すべての物体は電磁波を放射しており、放射した電磁波の分だけその物体の温度は下がる。この現象は放射冷却と呼ばれる。冬場の天気予報でよく耳にする「放射冷却現象」も、この原理によるものであり、風のない晴れた日の夜間から明け方にかけて地表から放射された電磁波が、澄んで乾いた大気を通り抜けて宇宙空間に放出されるため気温が下がると説明できる。 放射冷却では、外部からエネルギーを投入することなく物体が冷えていく。したがって、この現象を利用すれば電力を消費せず、また冷却水なども使わずに建物の空調ができると考えられる。ただし日中は、建物の

    「エネルギー消費ゼロ」空調冷却用メタマテリアルを開発・量産-コロラド大
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    yoko-hirom 2017/02/18
    『直射日光による太陽電池パネルの温度上昇を防ぐ』 どのように装着するのか。「ただし発電不能」のオチでは。
  • ダークマター存在せず? - 「エントロピック重力理論」と観測データが一致

    ライデン天文台(オランダ)の天文学者マーゴット・ブラウワー氏らの研究チームは、宇宙における重力分布の測定データを分析し、「エントロピック重力理論(ヴァーリンデ理論)」と一致する結果を得たと報告した。エントロピック重力理論は、2010年にアムステルダム大学の理論物理学者エリック・ヴァーリンデ教授が発表した重力についての新理論。重力とは「電磁気力」「強い力」「弱い力」と並ぶ自然の基的な力ではなく、実は「見かけの現象」に過ぎないとする理論であり、発表当時、物議を醸した。この理論に立つと、宇宙の全質量・エネルギーの約27%を占めるとされる目に見えない未確認の重力源「暗黒物質(ダークマター)」を想定しなくても良くなる点も注目されている。ブラウワー氏らの研究論文は「英国王立天文学会月報」に掲載された。 研究チームは今回、3万3000個超の銀河の周囲での重力分布を測定し、それらのデータがヴァーリンデ理

    ダークマター存在せず? - 「エントロピック重力理論」と観測データが一致
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2016/12/22
    書店の科学啓蒙書の棚が「エントロピック重力理論」で賑わうと予想。
  • 遠い昔、光は今より速かった? - ICLが光速度不変の原理を覆す仮説を検証

    真空中を伝わる光の速度は299,792,458m/s(毎秒約30万km)で常に一定であるとする「光速度不変の原理」。これは、アインシュタインの相対性理論など現代の物理学を支えている屋台骨のひとつだ。しかし、科学者のなかには、この根原理を疑問視し、「遠い昔、宇宙の初期段階では、光速が現在よりもずっと速かったのではないか」と考えている者もいる。約137億年前とされる宇宙誕生から現在に至るまで、光の速度が常に一定だったとすると、宇宙について得られている観測事実をうまく説明できない問題があるためである。 ここまでは宇宙論のなかの仮説のひとつに過ぎないが、インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)などの研究グループはこのほど、光速度変動仮説の真偽を実験観測によって確かめることを可能にする、ある具体的な理論予測数値を発表した。研究論文は物理学誌「Physical Review D」に掲載された。 遠

    遠い昔、光は今より速かった? - ICLが光速度不変の原理を覆す仮説を検証
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2016/11/29
    『その後、宇宙の密度の変化に伴って光の速度は低下していく』 現在も低下中で将来はもっと遅くなると。長生きすれば光速で走れるようになるのか。