マサチューセッツ州ケンブリッジ発--Linden LabのチェアマンでPC業界のパイオニアでもあるMitch Kapor氏によると、バーチャル世界つまり3Dインターネットに関連する業界は、現状は無秩序で入り乱れた情勢であるものの、メインストリームへの普及の間際にあるのだという。 同氏は米国時間6月15日、IBMとMIT Media Labが当地で開催したバーチャル世界関連のイベントで講演した。Linden Labは人気のバーチャル世界環境「Second Life」を運営している。 同氏は講演で、PCの黎明期とバーチャル世界の黎明期の間に多くの類似点を指摘した。つまり、バーチャル世界に対し多くの人が懐疑的であり、製品には適切に対応できないタスクが多くあるという。 しかし、アーリーアダプターがこの技術の潜在的な影響力に否定的な意見を述べたにしても、バーチャル世界への人々の情熱が高まっていると主
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