香ばしくムチっと食感が魅力の"ガシラのハーブ焼き" 2020.07.08 連載 : 晩酌が進むつくり置きつまみ 「ガシラ」とはカサゴや赤メバルと呼ばれる磯魚です。ムチッとした弾力感のある身は、淡白な中にも豊かな旨味があります。トマトのフルーティーさのおかげで、どこかイタリアンな一品。ドライなスパークリングワインが恋しくなります。 驚くほど引き立つ魚の甘味 田中裕子さんに教わったレシピは、冷めても、むしろ冷めてからのほうが味が落ち着いておいしくなる。つくり置きができるありがたいレシピばかり。コツは魚の下処理を丁寧にすること。塩をふり、焦らず時間を置いて水分を抜くことで、味がよくなじむ。 「ガシラのハーブ焼き」も最初にしっかり塩をなじませて水分を除くと、魚の持つ甘味が驚くほど引き立つ。マリネした魚は、グリルした後、マリネ液を煮詰めたソースをかけるだけ。だから、香ばしい上に身が崩れない。白身魚の
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