凸版印刷は6月18日、おサイフケータイを利用した広告ツール「FeliCa Lite搭載ポスター」のテストマーケティングを開始した。 FeliCa Lite搭載ポスターは、来店者が携帯電話で紙のポスターに触れるだけで、店舗情報やクーポンなどを入手できる広告ツール。FeliCa Liteを取り付けたポスターに、タグリーダーアプリ(903iシリーズ以降のFOMAに搭載)がインストールされたNTTドコモのおサイフケータイでタッチすると、対象のWebサイトに自動でアクセスできる。 今回のテストマーケティングは、アニメイト、紀伊國屋書店、近畿日本ツーリスト、クリアックスの4社が参加し、6月11日から2カ月間、池袋、新宿、渋谷、有楽町を中心としたエリアの対象店舗で実施する。Webサイトへのアクセス数で効果を測定するほか、アクセスの際にサーバに蓄積される利用場所や利用時間帯などを統計的に分析。FeliCa
携帯の可能性に着目 大森教授が“非接触チップ”と並び、もう1つ着目していたポイントが“携帯電話”だ。理由は「携帯を貸しっぱなしにすることはまずないので、代返の心配もありません。また遅刻した学生に理由を聞くと『携帯を忘れて取りに戻った』と答える子が多いくらいで、まず忘れないものですから」(大森教授)。日立製作所との実証実験以前には、学生の携帯番号を受信して出欠を取る、RFICタグでストラップを作り、携帯に付けて学生に持たせる、などのアイデアもあったという。 電子マネーとの連携も考えている。学生証に載せるのをICタグにするかFeliCaにするかについては最後まで迷っていたが、決め手となったのが「札幌シティカード」がFeliCaチップを搭載していたことだったという。札幌シティカードは、札幌市の一部店舗で電子マネーが利用できるポイントカードで、札幌市で実証実験が行われている。札幌大学の学生証は札幌
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