ブックマーク / tsuruhime-beat.hatenablog.com (16)

  • 読書感想『八ヶ岳南麓から』『人生に期待するな』『変な家』 - つるひめの日記

    先月読んで、面白かったの感想です。 『八ヶ岳南麓から』(上野千鶴子・著) ずっとアパートやマンション暮らしだった上野千鶴子さんは、50代で八ヶ岳に土地を買い、家を建てた。それから20年暮らしてきた。 コロナ禍からは都内と行ったり来たりでなく、仕事もリモートで、ほぼ定住状態に。 書はそれらの日々が綴られているエッセイ。 自然の営みの中での生活は、思ってもみなかった色々な苦労も書かれていたけれど、大自然の四季の移り変わり、春から夏への生命が湧き立つ感じなど、読んでいてその清々しい情景が目に浮かぶようだった。 富山県出身で、大学時代はワンダーフォーゲル部に所属し、スキーも昔から大好きな著者。過酷な冬でも、朝誰もいない時間帯に1時間ほどスキーを楽しむなど、持ち前のバイタリティを感じた。 元々住んでいる別荘族に、住む前から色々リサーチしたり、具体的なアドバイスをもらったり、準備万端で住んでみても

    読書感想『八ヶ岳南麓から』『人生に期待するな』『変な家』 - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2024/06/06
    「政治家には資格試験が必要」、これはぜひ!ですね。
  • 『歴史思考』(深井龍之介・著) - つるひめの日記

    ~世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する~ 【意味】歴史を通して、自分を取り巻く状況を一歩引いて客観的に見ること。 【効用】あなたを苦しめている「当たり前」が当たり前でないことに気づき、目の前の悩みから解放される。 (2022年3月刊行) 今年春、新聞記事に大きく載っていたので、興味位で読んでみたのですが、歴史に特に興味があるわけでもない私でも、最初から最後までとても面白く読めました。 歴史といっても、面倒な年表も出てきませんし…。 実業家である著者の深井龍之介氏(1985年生まれ)は、様々な社会経験後に2016年(株)COTENを設立。 3500年分の世界史情報を、体系的に整理したんだそうです。 そして2018年から、「歴史を面白く学ぶラジオ」を配信。 書はそれをまとめたものだそう。 プロローグの「僕たちの『当たり前』を疑え」ほか、「スーパースターも凡人だった」「僕らの当たり前

    『歴史思考』(深井龍之介・著) - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2024/05/16
    「歴史上の偉人たちは、生きている間は冴えない人生を送っていて、長い歴史の中で脚光を浴びるようになった」。これは新鮮な観点でした。とても勇気をもらえる言葉です!
  • 桜井さんの出身地で、ミスチル曲を親子で初LIVE♪ - つるひめの日記

    先週土曜は、息子たちと初めてのライブをやってきました。 コロナ禍になったこの頃から↓、特に『終わりなき旅』を演奏してみたい気持ちが高まり、息子たちもファンなので、今度合わせてみようかとの話にのってくれました。 tsuruhime-beat.hatenablog.com 以前、オリジナルバンド3つほど所属していたベーシストの長男は、8年ほど前にバンド活動を一切辞めてしまい、それ以来やっていないのと、歌好きな次男は学生時代グリー部に所属していたけれど、今までバンド経験がなかったので、二人とももったいないなというのもあって。 まぁ、息子たちは母親に付き合ってくれている感覚なのでしょうけど。 「ミスター・チルドレン」は、『イノセント・ワールド』辺りから好きになり、家で頻繁に聴いたり映像を観たりしていて、その影響もあってか子供達も直ぐにファンになりました。 当時子どもとコンサートに行ったり、次男はず

    桜井さんの出身地で、ミスチル曲を親子で初LIVE♪ - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2023/11/08
    息子さんと一緒にライブなんて、なんと素敵な親子でしょう!
  • 『かっかどるどるどぅ』(若竹千佐子・著) - つるひめの日記

    芥川賞を受賞されたデビュー作、『おらおらひとりでいぐも』以来6年ぶりとなる、著者2作目の最新刊。 『かっかどるどるどぅ』とは、ドイツ語で鶏の雄叫びの声だそうだ。 6話からなる連作短編集で、登場人物5人の身の上話が、それぞれ心の声で語られていく。 物語の要となるのは、古いアパートの一室を開放し、見ず知らずの人々に事をふるまう、片倉吉野。 登場人物たちは、ひょんなことから吉野の家を知り、皆そこに引き寄せられ、温かい繋がりができ、生きる希望を見出していく…。 物理的にも精神的にも、ギリギリの所に追い込まれている登場人物ばかりで、真に迫るその心情がダイレクトに響いてきた。 一人一人の心の叫びは、今現在あらゆる理由で困窮に直面している人々の叫びでもあり、読んでいてこの作品を通し、こういった問題を投げかけ、著者の願いも込められているのが伝わってきた。 「今どき、お腹を空かした人間は思った以上にいっぱ

    『かっかどるどるどぅ』(若竹千佐子・著) - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2023/09/09
    『かっかどるどるどぅ』、メモっておかなくちゃ!
  • 『ゴリラ裁判の日』(須藤古都離・著) - つるひめの日記

    新刊の書評を読んで、ゴリラが主人公で、そのゴリラが裁判を起こすなんて面白そうだと思い、図書館に予約して先月読んでみた。 軽い気持ちで読んでみたら、この物語は、人間の中にある、差別意識についても考えさせられる深い話だった。 カメルーンのジャングルで生まれた、ローズという名の雌ゴリラが主人公。 知能が高いローズは、母ゴリラに連れられ、ジャングル内の動物保護区にあるゴリラ研究所に通い、母親と共に手話で人間と話せるようになる。 人間の言葉を理解する賢いローズは、その後開発された、手に装着するグローブを使った音声装置で、会話も出来るようになる。 そして、アメリカの動物園で暮らすようになる。 世界的に有名になったローズのアメリカ行きは、もちろん人間たちの利権や政治的な思惑も絡んでいる。 アメリカの動物園で良き伴侶を得たローズは、ある日、人間の男の子が檻の中に落ちたことが原因で、その愛する夫を射殺されて

    『ゴリラ裁判の日』(須藤古都離・著) - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2023/06/03
    またまた興味深い本のご紹介をありがとうございます!
  • ビートルズだよ 全員集合‼~GWフェス - つるひめの日記

    今年のゴールデンウイークは、近隣のライブハウス「越谷アビーロード」にて、2回ライブ出演してきました♪ 4/30(日)「ビートルズだよ 全員集合‼」 ビートルズトリュビート、4バンドによるライブイベント。 私のバンドはこちら「アビーローズ」。 今回は、アルバム「ハード・ディズ・ナイト」の曲中心にセットが組まれました。 <セットリスト> 1 A hard day's night 2 I should have known better 3 Can't buy me love 4 Any time at all 5 When I get home 6 You can't do that 7 If I needed someone 8 Only you 越谷姉妹 9 Little child 10 Till there was you 11 Like dreamers do 12 Day trip

    ビートルズだよ 全員集合‼~GWフェス - つるひめの日記
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    yonnbaba 2023/05/12
    楽しそうで素敵!
  • ビートルズ&GSカバーバンドでのLIVE ♪ - つるひめの日記

    4/15 ㈯、下北沢ブレスさんにて、「ビートルズライブ&セッション」に参加してきました。 ビートルズバンド仲間である、主催のストロベリー・ツインズさんからお誘い頂き、ストロベリーさんデビューの日にデビューの場所で開催される「苺の日」というイベント第2回目。女性が所属している3バンドで、華やかに行われました。 この日は午後から、直ぐそばのスタジオに集まって、リハーサル&新曲練習してから臨みました。 先ずは私たちの「大奥別館」。 🎵セットリスト🎵 ノー・リプライ ザ・ナイト・ビフォア 恋のアドバイス オール・マイ・ラヴィング ヘルプ! 彼氏になりたい サムシング ヘイ・ブルドッグ ヒア・カムズ・ザ・サン バック・イン・ザ USSR 前回と少し入れ替えただけですが、私としては久々に勢いのある「ヘルプ!」を演奏できたのが楽しかったでした♪ 見に来て下さった仲間の皆さんが、賑やかに声援を送ってく

    ビートルズ&GSカバーバンドでのLIVE ♪ - つるひめの日記
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    yonnbaba 2023/04/27
    GSバンドのセットリストのなんと懐かしいこと!『キサナドゥの伝説』ジャガーズも懐かしいです。
  • 素敵な対バンさんたち~下北沢ブレス2/4「Free as a bird」 - つるひめの日記

    先週土曜日は、いつもお世話になっている「下北沢ブレス」さんにて、こちらのライブイベントに参加してきました。 いつもはビートルズイベントにお誘い頂くのですが、今回の対バンさんは、ロックとアコースティック、それぞれ2バンドずつのブッキングライブでした。私たちのビートルズバンド「大奥別館」は二番目に出演しました。 <🎵セットリスト> ノー・リプライ 恋のアドバイス オール・マイ・ラヴィング ベイビー・イッツ・ユー アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン サムシング バック・イン・ザ・USSR ヘイ・ブルドッグ ヒア・カムズ・ザ・サン アイム・ダウン 今回から、上手いキーボーディストである、あやにゃんという女性が入ってくれたので、久々にキーボードが入る曲中心のセットを組むことができました。あやにゃんは、ビートルズセッションで知り合った10年ほど前からのビートルズ仲間ですが、お誘いしてみたら今はバンドをや

    素敵な対バンさんたち~下北沢ブレス2/4「Free as a bird」 - つるひめの日記
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    yonnbaba 2023/02/09
    つるひめさんの、充実演奏活動生活!拍手です。
  • 世界はこんなに美しい - つるひめの日記

    先週土曜、図書館での「読み聞かせ」は、こちらの絵を読みました。 『きぼう(HOPE)』(コーリン・アーヴェリス・文/セバスチャン・ペロン・絵/ひさやまたいち・訳) 犬のコメットは、フィンの大切な友達。 ある日、コメットが病気になってしまい、動物病院へ預けることに。 コメットのために自分が出来ることは何か、フィンがお父さんに聞くと、「希望を持つことだ。」と教えてくれる。 希望は、あたりがどんなに暗くても、一筋の光をくれる。 辛いときに希望を持つことは難しいけれど、フィンは希望を持ち続けることにした。 希望を持つと、そんなに気持ちが沈まなかった。 フィンが強く願えば願うほど、夜空には光があふれ、フィンが眠っている間にも、希望の光は、他の人の希望の光と一緒になって夜空にきらめき、町はずれの動物病院の窓に向かって流れていく。 その光は、愛するものたちに向けられた人々の願いでもある。 翌朝、コメッ

    世界はこんなに美しい - つるひめの日記
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    yonnbaba 2023/01/24
    いつも素敵な本のご紹介。『世界はこんなに美しい』には特に惹かれます。
  • 『タイムマシンに乗れないぼくたち』(寺地はるな・著) - つるひめの日記

    寺地はるなさんの作品は、連作短編集が多いけれど、この作品はそれぞれ独立した7編からなる短編集だった。 作品の多くの主人公たちは、孤独感や生きづらさを抱えている。でも、ふとしたことで心が軽くなるきっかけが訪れる。 中でも私は、『コードネームは保留』『タイムマシンに乗れないぼくたち』『深く息を吸って、』が心に残った。 コードネームは保留 主人公は、楽器店に勤務している20代の南優香。 小学生の頃は「宇宙人」、今現在は「殺し屋」と自分自身を設定し、周囲と馴染めない毎日を、どうにかやり過ごしている。 クールな「殺し屋」という設定ならば、普段の人間関係の煩わしさなど、どうでもいいことのように思えてくるのだ。 優香はその「設定」のことを、新しく入社してきた軽やかな性格の藤野すばるに、つい話してしまう。 すると藤野は驚きもせず、「それは蘇生術ですよね。」と言う。 藤野も、仕事に行きたくないときは、「会社

    『タイムマシンに乗れないぼくたち』(寺地はるな・著) - つるひめの日記
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    yonnbaba 2022/09/18
    またまた素敵そうな作品を・・・。
  • 読み聞かせ、そして急なLIVE - つるひめの日記

    1週間前の土曜日は、図書館での「読み聞かせ」でした。 今回の担当は2人だけだったので、もう一人の方は紙芝居2作品担当で、私は絵を3冊読みました。 最初に読んだのはこちら、『とんでもない』(鈴木のりたけ・作/アリス館)。 以前読んだ、同じく鈴木のりたけさんの『ねるじかん』の中に、この絵も登場していたので、ずっと気になっていましたが、近くの古市場にあったので購入してみました。 『ねるじかん』と同じく、男の子が主人公で、夜寝る前のひと時の話です。 「ぼくは、サイのよろいのようなりっぱな皮がうらやましい。でも、じつはサイもウサギがうらやましくて…」 と、うらやましい気持ちがどんどん、他の動物たちに連鎖していき、それぞれ「とんでもない。」と、自身の大変な部分について語っていく話です。 人間の子供もそれなりに色々大変だけれど、最後は、 「自分にないものはうらやましくみえるけど、あったらあったで、

    読み聞かせ、そして急なLIVE - つるひめの日記
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    yonnbaba 2022/08/27
    絵本はどれも楽しそう! ドラム、急なヘルプでもばっちり対応なさるつるひめさん、スゴイ!!!
  • 『犬がいた季節』(伊吹有喜・著) - つるひめの日記

    2021年屋大賞第3位に選ばれた小説。最近になって読んでみました。 三重県四日市市の進学校を舞台に、学校に紛れ込んだ白い犬「コーシロー」を世話する、高校生たちの青春を描いた連作短編集。 昭和の終わりから平成に渡っての12年間が描かれていて、最終話はそれから20年近く経った令和元年8月のある日のこと。 各章に犬のコーシローは登場しても、話の主人公はその年代の高校3年生たちだ。 阪神大震災やノストラダムスの大予言など、その時代背景とともに描かれていて、その頃流行った歌などには懐かしい気分にかられた。 この高校でたくさんの生徒達に会えても、春に桜が咲く頃になると、3年間馴染んだ生徒達とはもう会えなくなると年々分かってくるコーシロー。 そしてまた新しい生徒たちと出会い、3年間一緒に過ごすことになる。 コーシローという名付けのきっかけとなった男子の光司郎と、優花の切ない恋模様に胸がキュンとなった第

    『犬がいた季節』(伊吹有喜・著) - つるひめの日記
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    yonnbaba 2022/07/27
    またまた興味を惹かれる本のご紹介。読んでみよう!
  • 最後のコントは、バンブーダンスで「ウン!パッパッ!」 - つるひめの日記

    GW中と先週土曜、二週続けてLIVEがありました。 5月3日は、下北沢ブレスにて、「GW Beatles 祭」に出演して来ました。 今回集まることができたジェリビーンズ4人でのLIVEは、今回都合がつかなかったキーボードのKさん含め、昨年の3月以来だったので楽しみにしていました。 4月末に一度、いつもの水道橋のスタジオに集合して練習し、当日は近くのスタジオで1時間リハーサルしてから番に臨みました。 (そのスタジオには、ビートルズでソーシャルディスタンスを促すユニークなパネルが。) The Jelly Beans<セットリスト> ハード・ディス・ナイト イフ・アイ・フェル オール・マイ・ラヴィング デビル・イン・ハー・ハート プリーズ・プリーズ・ミー キャント・バイ・ミー・ラヴ ユー・キャント・ドゥ・ザット アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン 恋をするなら 今日の誓い 抱きしめたい シー・ラブ

    最後のコントは、バンブーダンスで「ウン!パッパッ!」 - つるひめの日記
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    yonnbaba 2022/05/17
    猛烈に楽しそうなライブ!いいな、いいな。
  • 電子ドラムを購入したことと、最近のドラム活動。 - つるひめの日記

    十数年前にドラムを始めた時、最初は楽器屋さんのドラム教室で習った。 そのとき習った先生に「電子ドラムは生ドラムとは全く違うので、買っても意味ないから買わない方がいいですよ。」と言われたので、私もずっと買うつもりはなく、必要なときはスタジオで個人練習をしていた。家に物を増やしたくないのもあり。 バンドでの練習ももちろん楽しいけれど、一人スタジオで曲をかけながら気ままに練習する時間はとても楽しい。 音楽仲間で、ドラマー以外でも電子ドラムを持っている人は少なくないようで、最近たて続けにドラマー以外の人で電子ドラムを購入したという話を耳にした。 みんな持っているからという、子供の常套句じゃないけど、私もここ数年電子ドラムがあったら便利だろうなぁと思うようになってきた。 最近買った人がイケベ楽器で2万円だったときいて、それくらいならと思い切って買うことにした。 そのことを、昔から宅録用に電子ドラムを

    電子ドラムを購入したことと、最近のドラム活動。 - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2022/03/07
    素敵ですね!
  • きみの町に星をみているねこはいないかい? - つるひめの日記

    先週土曜は、3か月ぶりに再開した図書館での読み聞かせ担当日でした。 今回読んだ絵は、 えびなみつる作『きみの町に星をみているねこはいないかい?』(架空社) ページをめくる度にクスクス笑えるウイットに富んだ絵です。 天文台に勤務している博士と僕。 ある夜「ドーン!」という大きな音を聞き、駆け付けてみると湖に円盤が落ちていたので、2人は宇宙服を着ている5人を助け上げ、天文台に連れて帰りました。 ヘルメットを外してみると、ナント宇宙人ではなく宇宙たちでびっくり仰天。 たちが「どーんCUP」という銘柄のカップラーメンべている様子も可笑しいです。って舌じゃなかったの?(笑) 宇宙たちはしばらく話し合っていたけれど、もうそれしか方法はないと、「ひろってください。」という張り紙を貼った段ボールに入った捨てとして、町の人たちに拾ってもらいます。 そのレトロな町の風景も風情がありユニーク

    きみの町に星をみているねこはいないかい? - つるひめの日記
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    yonnbaba 2021/10/19
    宇宙から来て帰れなくなった猫たちが、拾ってもらって地球で暮らすなんて、何と素敵なお話!屋根の上で星を見つめる猫、たくさんいそう・・・。
  • 『人生のレシピ―哲学の扉の向こう』(神崎繁・著) - つるひめの日記

    「太った豚よりも、痩せたソクラテスであれ、というけれど……、あれ、ソクラテスって太ってなかったっけ?」 哲学者・神崎繁が残した知的ユーモアあふれるエッセイ集。 (神崎繁さんは2016年に63歳で病死されたそうです。) 目次は、「人生レシピ」「古代を読み解く」「思考のためのレシピ」と大きく三つの項目に分かれていて、徐々に難しい内容になっていた。 最初の、軽いタッチで書かれたエッセイ「人生レシピ」での様々な章が面白く心に残った。 う~ん、なるほどなるほど、と思わせられるためになる事柄や考えが多く、そのいくつかを備忘録としてまとめておきます。 ・ソクラテスは太っていたか? それについての著者の考えは、 ソクラテスが太っていたかどうかは両方の証言があるので分からないが、冬の凍てついた戦場で素足で歩いたり、また戦友を救ったという逸話や、質素な事に満足し、 「事の美味しさは、料理法よりも健康に

    『人生のレシピ―哲学の扉の向こう』(神崎繁・著) - つるひめの日記
    yonnbaba
    yonnbaba 2021/03/12
    オールウェイズ、懐かしい映画です。もっと年を重ねて、さらに素敵なオードリーをもっと見ていたかつたです。
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