うっかりミスは、どうすればなくせるのか。IT業界の関係者にとどまらず、ヒューマンエラーの発生メカニズムを研究する元パイロットや心理学者、「失敗学」に詳しい大学教授などにも話を聞いた。専門家がこぞって強調するのは、「人間はミスをするという事実を認めるのが対策の第一歩」ということだ。「気合を入れて臨めばミスは起こらない」と考えるのはご法度である。システム開発・運用現場では、ミスした作業者をしかったり、責任者を処罰したりするケースがある。これも無意味あるいは逆効果だ。 本誌は専門家の意見を参考に、うっかりミスを減らしたいなら、これだけはやってはいけないという「べからず集」をつくった。べからずは、トラブル発生から原因分析、対策・実行の流れに沿って並べてある(図5)。
初めてのプロジェクトリーダー、家庭と仕事どっち取る?(男性、25歳、営業、グループリーダー) こんにちは! 新卒で入社して3年目になります。昨年結婚したばかりで、今年はとあるプロジェクトのリーダーを任せられています。仲間内では「公私共に順調だな」と言われますが、実は悩んでいます。 というのも最近、プロジェクトに時間を取られ帰宅時間が遅くなっているからです。時には土日の出勤もあります。まだ子供はいないのですが、妻は口には出さないものの、こんな生活に不満のようです。 私としては、プロジェクトリーダーの仕事を勤め上げたいと思っているのですが、妻の不満げな顔をみるのもつらいです。どうしたらいいでしょうか? 責任ある仕事をしていきたいなら、理解してもらう必要あり こういう話は私の周りにもたくさんあるんですけれど、高度成長期の奥さまたちはどのようにやっていたんでしょうか。私も知りたいぐらいです。 一般
September 22, 2008 すべてカルチャーなんだよね。 カテゴリ:中村美香子(さんさんぷろじぇくと) 中村美香子です。 この間から、異国の子育てに関する本をすこしずつ読んでいる。 「世界一ぜいたくな子育て」(長坂道子、光文社)は、主に各国の母乳育児についてのスタンスが、国により世代によりいろいろだってことが書いてある。 「パリの女は産んでいる」(中島さおり、ポプラ社)は、まだ読みかけだけど、フランス人のいまどきな子育てライフスタイルや女の生き方全般について、彼らがどう考えているか、日本人である筆者(この人も結構おもしろそう)にどう映ったか、が描写されている。 こういうの読むと、肩の力が抜けまっせ~ ま、子育て支援ギョウカイではあったりまえに読まれている本だろうとは思うけど。そんなに新しい本じゃないし。 上の子のときに必死だった母乳育児。下の子のときにはずいぶんチカラも抜けていた
「どうしてもほめられないんですよ」「どうしても叱れないんですよ」――。実はほめなくても、叱らなくてもいいんです。では、どうやって部下を指導し、育てて行くのでしょうか。 ビジネスの本質とは相手を喜ばせることにあります。前回も、売り上げや利益などの単なる数値目標ではなく、「相手の喜びを目標に設定する、という感情目標を作ってみましょう」というお話をしました。また、部下が人を喜ばせるためには、まずあなたが部下を喜ばせられなければいけない、ということも伝えました。では、今回は、部下が喜びやる気になる指導方法について考えてみましょう。 現場に見る部下の指導、2つの悩み 部下育成の研修などで上司の方たちと話をすると、必ずといって良いほど上がってくる話題が、部下をほめて育てるか、それとも叱って育てるかというものです。 40歳以降の管理職で比較的多いのは、「どうしても部下をほめられないんですよ」と私に訴えて
第17回 サル仕事には意味がある――「習っていないからできない」問題を解くヒント:実践! 専門知識を教えてみよう(1/4 ページ) 「プロフェッショナル」とは? という問いへの回答はいろいろですが、少なくとも1つ言えるのは、「習っていないからできません」と返答しないこと。ところが、現代はこの「習っていないからできない」という返事をする人々が増える傾向にあるようです。 この連載は、「専門知識を教える」ことをテーマにしています。ということは、教える相手は「専門知識を必要としている人」です。例えば何かの分野のプロフェッショナルを目指して勉強中の新入社員や学生がそれに当てはまります。 さて、ここで問いますが、「プロフェッショナル」とはどんな人でしょうか? この問いへの答えはいろいろとありますが、少なくとも1つ言えるのは、プロであれば、仕事を頼まれたときに、 それは習っていないからできません とは言
机に向かい「この2時間でコレを仕上げるぞ!」と集中しようとすると、なぜか○○や××が気になり出す。気にしたまま仕事を続けるよりは、と思ってそちらに気を移すと、さらに他のことに気持ちが移っていって……なんてことがあります。 そういうときに思いつくアイデアにけっこう良いものがあったりするので一概にムダな時間とは思いませんが、締め切りに追われているときなんかは困ります。そんなとき皆さんはどうしているのでしょうか。 僕は単純に、タスクリストにその「○○」を書き出して(右図)、また作業に戻ります。思いつくたびにタスクリストに移って、書きつけて、また戻ります。今日の午前中はまさに執筆タイムだったのですが、3時間で7つの「気になること」が湧き出てきました。 7つといっても5つくらいは最初の30分で出てきます。だんだん作業に集中してくると、「気になる○○」も減ってきます。 終わってから、それをひとつずつ吟
(略)まず科学のある重要な考え方は、その創始者にとっては多大な努力の後の到達点であっても、次の世代にとってはそれが当たり前の常識になって、次の発展の母胎になるという事実を忘れてはならない。(略) 付け加えると、まねが上手なのは良いことで、それもできないようでは何もできない。「(日本人は※)まねは上手だが創造力はない」などと、それこそ人の口まねのようなことを言うのはやめて欲しいものである。まして、それを教育方法、特に、教える分量に結びつけるのは実に愚劣だ。 (略)若き世代への私の忠言は、いかなる研究も中途半端にせず、どうしても認めさせずにはおかない水準にまで徹底的にやれということである。創造はしばしば徹底から生まれ、そしてまた、若き諸君にはそれができるはずなのである。 (※ 引用者が追加。原文では文脈上明らかだが、引用文では主語が欠けてしまったので補った) (この文章は、読売新聞2001年1
The Zone | Productivity 501 「ゾーン」それは陸上選手などが経験する極度に集中力が高まり、無理せずいつまでも加速ができるような感覚が訪れる場所のことをさしています。 この手の集中力の話題はこれまでにも何度か紹介したかもしれませんが、いつだって心引かれる話題ですので、何度でも紹介したくなります。 Productivity 501 で、ゾーンに入るための5つの準備事項という記事が載っていて、集中力を作り出すにも、意識的な舞台設定が必要なのだとあらためて思いました。 以下意訳 + 自分の解釈で補完しつつご紹介。 自分と争ってはいけない 何か先にやらなくてはいけない本当に大事なことがあるなら、それを片付けてからでなければなかなか集中できません。 これはいうは易し、行うは難しな項目です。というのも、集中力が本当に欲しいときに限って、締め切り前のパニックに襲われたり、経済的な
私は腰痛持ちですし、鞄はごくごく軽くすることを目指しています。そういうわけで、小型でなくても良いからPCは軽量なものを探します。いまも、東芝のRXを買おうかどうかで悩んでいます。でもお金がないからちょっと買えそうにありませんが。 東芝、768gの企業向けSSD搭載モバイルノート 「dynabook SS RX」 なのに、鞄には今日、ついつい4冊も本を入れてしまった。速読術を知らない私が、電車内で4冊も本を読むわけがない。なのになぜ入れるのか? それは一冊を選ぶためなのです。これがもし一冊しか入っていないと、今度は本を読むか読まないかという選択に走ってしまって、本を読まないリスクが高まります。 人間というのはどうやら、選択することが好きなようです。少なくとも、意思力を発揮することと、選択することは、違います。 そういうわけで私は、タスクを複数並べて、常に次にやるタスクを選ぶようにしています。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「男女平等」で育ってきた私たちの世代は、就職活動を通して初めて「女性」を意識するという仮説をお話しさせていただきました(「私、ここで結婚できますか?」と聞く女子大生、どう思います?)。では、女性であることを意識したその結果、彼女たちが選ぶのはどんな職種なのでしょう。 志望動機、それこそまさしく人それぞれです。それは大前提として、またまた個人的な体験で見聞きした、女子学生の口からしか聞こえてこない“ちょっと不思議”な志望動機があるので、そこからご紹介しようと思います。 キャリア女性を輩出している、ある大学の就職進路相談室に取材をした時のことです。進路相談に応じる職員の方に「こちらの大学の女子学生に目立つ志望動機と、職種を教えていただけますか」と
型どおりの理解しかしなければ、状況が変わっているのに、過去の解決策をそのままあてはめてしまう。アメリカの経営者は、素早い判断こそ重要だと思っているが、状況が変わった時に必要なのは、スピードを落とすことだ。スピードを落として、じっくり観察し、自分の立ち位置を知る。その上で、内なる知から湧いてくる自然な流れに従って、素早く行動することだ。(p108) ― P. センゲほか 『出現する未来』 講談社 2006年 「スピードを落とす」というのは一種のアートだと思います。とてもエネルギーを使います。 我々は、いろいろな理由で「休みたくても休めない」状況にあります。1日休めば1日分、期末にしわ寄せが行くかもしれません。競合企業が先に行くかもしれません。社内の競争相手が成果を上げるかもしれません。僕のようなひとりカンパニーではスピードダウンの意味するところはシンプルです - 1日仕事をしなければ1日分の
仕事がたくさん重なってしまう。どうも1日にこなさなくてはいけない仕事が多いようだ……。達人たちは、こうした問題にどう対処しているのでしょうか。 Biz.ID 大橋さん、佐々木さん。今すぐしなければいけない仕事が複数重なったときに、どうやって優先順位を付けたらいいですか? 教えてください! 佐々木 タスクが重なるのは、基本的に今日起こる問題です。プロジェクトは、カレンダーで何日もまたぎますね。それは締め切りまで続く。で、今日が回らなくなるほど、マルチタスクが重なるのは、単純に1日に放り込まれたタスクの数が多すぎるときや、前日以前から先送りしてきたタスクが積み上がったり、割り込みタスクがそこに入ったりしたときです。これを防ぐために、Googleカレンダーなどで一望する必要が出てきます。一望してみて、特定の日の「予定の数(タスクの数)」が過剰であれば、それを減らさなければいけません。 Biz.I
3回にわたり、相手を説得する具体的手法を見てきました。とはいえ上司の協力を得たいために、部下が自分を抑えても意味がありません。自分らしく振る舞いつつ、相手に気持ちよく協力してもらうには? これまで見てきた説得法を踏まえて、自分の思いや提案を上司などに伝える方法をまとめてみます。 思いを上司(会社)に伝える6ステップ ステップ1:自分のやりたいことと、その理由を明確にする 自分がこの会社でやりたいことと、その理由をはっきりさせます。やりたいことは大きなことでなくても構いません。こういうプロジェクトをやりたい、などでいいのです。そして、必ず理由を付けてください。なんとなくやりたいではダメです。 ステップ2:上司(会社)がやりたいことと、その理由を見つける 続いて直属の上司や会社がやりたいことと、その理由を必ず考えておいてください。自分の考えばかり主張して、会社や上司の考えを無視する人が多いです
July 11, 2008 多様な働き方への願い カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所) 杉山です。 先日、とうきょう子育てねっとで作成した報告書について 早速にいろいろな方から「送ってください」というメールを いただき、とてもうれしく思っております。 「子育て支援つながり」。むふふ。 「継続は力なり」 「石の上にも三年」 ぶつぶつ・・・・ 先日厚生労働省に立ち寄った折、旧年金局にいらっしゃったD さんと年金議論(ってDさんが一方的に講義してくれたのだけど) に花が咲き、 特に女性と年金についてああでもないこうでもないと言ったのが まだ、ちょっと頭の片隅に残っていたりしています。 サラリーマンの夫を持つわたしは、駆け出しのフリーライター だったころ、第3号でした。 夫の扶養の範囲で、ライターをやっていました。 ただ、なんとなく、それって「職業は?」と聞かれて、 「ライターです」って答える域
成果主義型の人事評価制度を導入した日本企業の多くで、職場のチームワークが崩壊するといった弊害が生じ問題となっている。 だが、成果主義の“本場”である米国で人事マネジメントを研究してきたオライリー教授は、日本企業が問題に直面したのは当然で、驚くことではないと言い切る。 米国企業でも好業績の企業は必ずしも成果主義を信奉していないと指摘。職場の一体感を取り戻すため、ビジョンや価値の有用性に再び目を向けるべきだと主張する。 私は以前、『隠れた人材価値』(原題:Hidden Value、翔泳社)という本を書きました。その中で紹介した教訓の1つは、人事に関連するすべての制度を調和させなければならないということです。 何か特定の制度だけを単独に扱ってはならず、一連の制度の組み合わせとして見ることが必要です。1つの特定の制度を「これこそ我々が今、取り組むべきものだ」と考えて採用しても、それが人事のシステム
某外資企業に勤める知り合いが週に一度、在宅勤務をしている。昼の時間を除き、基本的に常時、パソコンの前で仕事をしていなければならないという制約はあるものの、片道1時間の通勤ストレスがないため、その日は土日とは違った意味の解放感があるという。一度経験すると止められなくなるそうだ。 一般に、こうした働き方は「テレワーク」と呼ばれる。パソコンやモバイル機器を活用した、オフィス以外での仕事形態を指す言葉だ。 駅や空港から電子メールを送る、行きつけの喫茶店で企画書を書く、好きな音楽をかけながら自分の部屋でパソコンに向かう……田の字型に机が並び、相互監視状態のオフィスから離れた、まさに21世紀の働き方というイメージがあるテレワークだが、気をつけて活用しないと、残業代無視の長時間労働になり、低賃金で搾取される現代の“蟹工船”状態に陥るかもしれない、と警鐘を鳴らすのが本書である。 その根底に、勤務時間や仕事
ちなみにこの括弧内の台詞は、かつてプロ野球選手が「ベンチがアホやから」と言っていたのを思いだして書いてみたのです。 「世界が君にリマインドしてくれないことは、どこかに書き留めておかないといけないよ」 http://lifehacking.jp/2008/07/david-allen-interview-2/ Lifehacking.jpさんの記事より。全くその通りなのですが、書き留めておいてもなお、機能しないということもあります。 私は今日、大橋さんにハワイ土産のパイナップルクッキーをわたしたのですが、朝、 「大橋さんにクッキーをわたす」というメモを持って、クッキーを自宅に置き忘れるという、冗談みたいなことをやらかしておりました。それでも渡せたのは、ひとえに妻のおかげです。m(__)m ことほど左様に、メモがリマインダーとして機能するとは、一概に言えません。GTDのみならず、リストアップ
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