参院選直前の7/26の記事で、自民党が参院選に負けたら大増税になるというかみぽこさんの予測を紹介しました。 「かみぽこ政治学」的に参院選の争点を検証する。(4) | かみぽこぽこ。 - 楽天ブログ その後、消費税増税論者の与謝野馨氏が官房長官となりましたが、安倍政権の崩壊と共に地位を失いました。これで少しは増税への流れも弱まるかと期待していたのですが、残念ながら政府・自民党の消費税増税への流れは強まるばかりのようです。かみぽこさんの慧眼には恐れ入るばかりです。 内閣府が10/17の経済財政諮問会議に出した将来試算も、そんな流れを反映した物でしょう。10/19の日経新聞の社説では、この試算を次のように説明しています。 試算が示す財政の将来像は厳しい。政府は昨年、11年度までに基礎的財政収支を黒字にする目標を掲げた。毎年の経済成長率が名目3%(実質2.4%)で 14兆円余りの歳出削減をすれば増
教科書を書評するのは初めてだが、本書はそれぐらいの価値がある。これが著者のような大御所の初めての著作権の教科書というのは意外だが、今後のスタンダードになるだろう。しかし大御所の教科書にありがちな前例踏襲型ではなく、時代の急速な変化に著作権法が追いついていないことを認識し、それをどう是正するかという未来志向型で書かれている。たとえば序章で、著者はこう問いかける:デジタル化の波は著作権法制に極めて大きな影響を与えていると考えられる。著作権法を所有権法制の枠内で捉え、その微修正でその場しのぎをしている現状は大きく変更されなければならないのかもしれない。万人が著作物の複製・改変をし、発信をする時代において、著作権法システムが従来のように所有権のドグマに捕らわれていたのでは、情報の利用にとってマイナスとはならないのか。(p.9、強調は引用者。以下も同じ)この「所有権のドグマ」についての著者の問題意識
先日の記事では、メカニズム・デザインは実用にならないと書いたが、ハーバード大学ではBitTorrentによるファイル共有を効率的に行なうメカニズムの研究が行なわれているそうだ。この記事だけではわかりにくいが、別の記事と総合すると、こういうことらしい。 BitTorrentは他のピアとキャッシュを共有することで効率的なダウンロードを実現する。これはダウンロードする側にとっては便利だが、アップロード側は帯域を他人に占有されるので、自分のほしいファイルだけダウンロードしたらBitTorrentを閉じてしまうことが「合理的」な行動になる。しかし、これは「囚人のジレンマ」で、全員がそういう行動を取ったらP2Pネットワーク全体のパフォーマンスが低下する。 そこで、こうしたピアの過去のダウンロード/アップロードの履歴をデータベースに蓄積する「分散型評判システム」をつくり、高速かつ切断されないピアを選
民主党が、きのう農業者戸別所得補償法案を国会に提出した。参議院選挙で公約した農家へのバラマキ政策は、単なるリップサービスではなかったわけだ。小沢一郎氏は「都市と農村の格差」を解消するというが、農家の所得のほうが非農家より高いことを彼は知っているはずだ。ちょっと古い数字だが、1998年でも兼業農家の年収が856万円に対して勤労者世帯は707万円。しかも農家全体の所得に占める農業収入は15%しかない。75%が第2種兼業農家、つまり農業もやるサラリーマンなのだ。 ところが日本の納税者一世帯当たりの農業補助金の負担は12万円と、世界一多い。OECDによれば、農業所得の56%が補助金で、EUの32%やアメリカの16%をはるかに上回る。このような補助金漬けの農家に、さらに1兆円の補助金をばらまこうという民主党の政策は、財源の見通しもない無責任なものだ。法案では、一応コメなどの補助金を見直して財源を捻
フランク・ナイトの"Risk, Uncertainty and Profit"は1921年に出た本だが、最近あらためてファイナンスの世界で注目されているという。これまでの金融技術でヘッジしてきたのは、値動きがランダム・ウォークで正規分布に従うようなリスクだが、ナイトはリスクと不確実性を区別し、経済活動にとって本質的なのは不確実性だとした。 ブラック=ショールズ公式でもわかるように、正規分布になっているようなリスクは、オプションや保険などの金融商品で(理論的には完全に)ヘッジできる。しかしナイトのいう不確実性は、そもそもそういう分布関数の存在しない突発的なショックである。それは誰も予想できないがゆえに社会に大きなインパクトを与え、危機管理を困難にすると同時に、企業の利潤機会ともなる。Nassim Talebが"Black Swan"で指摘したように、こうした不確実性をどう扱うかは、ファイナ
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007101990070638.html ブログの掲示板には三年前の開設当初から「しつけのいい犬は放し飼いでもいい」「リードは動物虐待」「狂犬病予防法は時代遅れの悪法」などの主張が展開され、都や市には「放置していいのか」との苦情が寄せられていた。公園で放し飼いを注意した市職員が、飼い主から「ブログには問題ないと書いてある」と反論されたケースもあるという。 プロバイダ責任制限法は、ネット上で中傷されたり、プライバシーを侵害されたりした場合については被害者が接続業者に書き込みの削除を求めることができると規定。都福祉保健局と同市みどり公園課は、同法に基づき二月、違法行為を招くとしてサイト提供者の「楽天」と「ヤフー」に書き込みの削除を求めた。 しかし、両社とも自治体の請求を拒否。同市があらためて六月、楽天に発信者の身元情報の
「打算」とは損得を見積もること、勘定高いようすをいう。 ワイドショーで大賑わいの亀田報道だが、ルール違反問題が高じて、今度は「謝罪したのか、していないのか?」と喧しい。タイトルマッチのルール違反報道もさることながら、世間から「ブーイング」をくらい、亀田一家は仕方なく謝罪会見したのだが、その会見もまた「テレビネタ」にされる始末。きっと亀田一家とその関係者は頭にきていることだろう。 今朝の産経の「断」の欄に、スポーツ評論家の二宮清純氏が、「本当に反省しているのか」として、「セコンドライセンス無期限停止処分に追い込まれた亀田大毅の父・史郎氏。JBCに対しては『自分と大毅はこの反則行為に関して深く反省しております』と一応、恭順の意を示したが、衣の下から鎧が垣間見えた」「まずは暴言を吐いた相手の内藤大助選手に謝罪すべきだろう」「おそらく腸が煮えくり返っていたにもかかわらず・・・やさしく諭した内藤の“
大変だ! 今まで普通にあった『Wikipediaの初音ミク項目』がTBSの件が書かれたとたん削除要請されたぞww 一体なにがあったのだろう。見当もつかない。結構色々と充実したページだったのにな。ニコ動のTBS動画も亀の時と同様に消されと再アップのループ合戦ですね。何だかな。 そして、mixiキーワードと連動している「おもいッきりイイ!!テレビ」では、ランキング8位に入ったミクについて『パソコン上のバーチャルアイドルがデビューしたということでランキング』という紹介をしたそうでw ぉぃぉぃぉぃ、初音ミクはDTMの楽器みたいなものなのですけど。あれだけ各所でニュースになっている事でも、他人に伝わるときには伝言ゲームみたいになって、別のものとなっていくのですね(このブログも何気に大嘘混じってるしな)。まぁ今の状態は昔あった芳賀ゆいみたいな一種アイドルみたいな雰囲気もあるので全く間違いというわけでも
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