経済協力開発機構(OECD)は2009年5月19日、日本農業の審査報告の中で、日本のコメ減反は段階的に緩和・廃止すべきだと勧告した。生産コストを引き上げ、競争力を弱めているからというのが理由だ。 報告では、日本の農業は小規模化や高齢化が進んでおり、米価維持ではなく、農家への所得補償こそすべきだとしている。そうした場合、コメの生産量は2.5%増え、生産者価格が3.9%下がり、その結果、農家には約750億円の増収があり、消費者にも価格が下がって約790億円の利益があると試算している。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
本書は「格差問題」を経済データから分析して対策をのべたもので、内容はNIRAの提言などとほとんど同じだ。というより普通に経済の実態をみていたら、こういう提言しかできないということだろう。特徴は、欧州の労働政策を手本にしていることだ。欧州は雇用規制の強い「失業大国」だったが、90年代前半に東欧からの移民の流入などによって失業が深刻化し、雇用政策の見直しを迫られた。その後も曲折があったが、現在のEUの方針は、次のように要約される:多様な就業形態と均等待遇 フレクシキュリティ 政使労の合意による改革著者は、この欧州モデルに学ぶことが日本にとって現実的だという。私も賛成だ。欧州モデルは労使協調で改革を進めるコーポラティズムで、リバタリアンには批判されているが、こういう温情主義は日本では受け入れられやすい。フレクシキュリティが本当に成功したのか、またそれが日本で実現できるのかについては懐疑的な意
金沢学院大学というところで、今年度の入試問題に僕のコラムが使われたそうである。 そう聞いて連想したのは、サマータイムの思い出を綴ったこのコラムだった。 これは公開時からわりと評判が良く、のちに自民党関連団体の会報誌にも掲載されたりした。まあサマータイム推進派へのサービスとして採用されたのかもしれないが、本文自体は正面から推進しているわけでもない。 だが実際に入試に使われたのは、「ブログに問われる書く技術、話す技術」というやつだった。約4年前に書いたものだが、これは公開時には評判が悪かった。特にブロガーからは、相当こてんぱんにやられたものである。 しかし今読み直すと、日本語の特徴を公平な視点で捉えており、バランス的にも悪くない内容だと手前味噌ながら思っている。他にこの手の日本語の特性に興味があるのなら、平坦化イントネーションの事例を扱ったこれも面白いと思う。 難点を上げるならば、問題に使われ
5月16日午前10時半、民主党代議士・Aは、東京都内で借りているワンルームマンションを後にした。 行き先は、民主党の両院議員総会の舞台となる都内のホテルオークラだ。この日の午後、同党に所属する国会議員の投票によって、鳩山由紀夫・幹事長もしくは岡田克也・副代表が、新代表に選ばれる。 ホテルまでは地下鉄で行く。最寄りの虎ノ門駅はオフィス街にある。土曜日とあって行き交う人は少ない。閑散とした街を抜け、ホテルに通じる坂道を上っていると、背広の胸ポケットで携帯電話のバイブレーターが振動した。相手は、民主党の有力議員だった。 一瞬、Aは苦笑いを浮かべた後、いつもの歯切れのよい口調で電話に出た。 「Gさん、おはようございます。 Aでございます」 Gは岡田氏を推す中心メンバーの1人だ。しかし、Aは鳩山氏に1票を投じることを決めていた――。 1日の海外出張中に情勢は変わったが… 前夜の睡眠時間は、3時間にも
Microsoftの次期オフィススイート「Office 2010」のテクニカルプレビューは7月までリリースの予定はない。しかし、どうやら米国時間5月15日にはウェブに出現してしまったようだ。 姉妹サイトZDNet Australiaは、流出した同ビルドの画面ショットを取ったが、インストールは、「Windows XP Service Pack 3」上で仮想化されたVMwareインスタンスにおいて実行された。ZDNet AustraliaのRenai LeMay記者によると、同スイートを「Windows 7」のリリース候補(RC)版にインストールすることもできたが、Office 2010が最新OSを使わずにどのように動作するかを確かめたかったという。 そして、結果としては、「問題ない」ものであったという。 この画像は、かなり標準的なMicrosoftのプレリリースソフトウェアライセンスを示して
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Moira Herbst (BusinessWeek誌記者、ニューヨーク) 米国時間2009年5月8日更新 「Immigration Amid a Recession」 BusinessWeek編集部注:この記事は、景気後退期における移民の役割を探る不定期連載シリーズの第1弾である。 失業率が上昇し景気後退が深刻化する中、移民が米経済に及ぼす影響という往年の論争が再燃している。一方では、移民の受け入れ制限を求める意見が強まっている。米国の労働者の多くは失業を恐れており、米国人を優先的に雇用するよう求めている。特に米政府の景気対策で創出される雇用については、米国人の雇用を優先すべきだと主張している。 もう一方で、ハイテクや医療分野などの企業は、
2001年1月のブッシュ政権誕生からワシントンや中東で取材を続け、日経ビジネスオンラインでも随時、分析記事を寄稿していただいている菅原出氏が最近、ブッシュ政権の8年間、とりわけイラク戦争を総括された本『戦争詐欺師』を出版されました。 この戦争を巡る政権内の政策闘争や、政策に影響を与えるべく暗躍した亡命者、ロビイストや情報詐欺師などの姿を通して、ワシントンの政策決定過程の舞台裏を描いています。この取材を通じて見えてきたことを語ってもらおうと思っています。 その中でも今回は2つの話をお願いしました。 まずは北朝鮮のミサイル問題。北朝鮮はなぜミサイル発射をこの時期に行ったのか。このことを考えるために、ワシントンの政策闘争に詳しい菅原さんに、オバマ政権の安全保障戦略を整理していただこうと思います。 そして連載2~4回目では2001年以降の米国の安全保障戦略の経緯を振りかえります。その中でも、“影の
メガハウス エクセレントモデルCOREシリーズ,『マクロスF』ランカ・リー N.A Ver.のレビューです。 ようやく出そろい始めた,『マクロスF』のヒロイン立体化。 まずはランカの登場です。 今回はN.A(ノーズアート) Ver.ということで,戦闘機の機首に描かれたアートを立体化という,ちょっと変わった趣向になっています。 そのため,ランカの髪なども,普通とはちょっと異なった色になっています。 なお,HobbyJAPAN誌上通販限定,しかも抽選販売ながら, HJ限定アニメカラー版 も近日登場予定です。 メガハウスの,しかもエクセレントモデルCOREシリーズということで,見るからに外れそうなトップの下がどうなっているか,発売前から興味津々でした(^^;
ニワンゴが運営する「ニコニコ動画(ββ)」は18日、手塚治虫アニメなどを配信する公式チャンネル「手塚治虫アニメワールド」を開設した。 開設時のコンテンツは、1993年から2000年に出崎統監督が手がけたOVA版の「ブラック・ジャックシリーズ」。都度課金制で、1ポイント1円換算となる「ニコニコポイント」を利用し、1話210ポイントが必要となる。 有料コンテンツのほか、約2分程度の無料サンプル映像を各話に用意し、手塚治虫生誕80周年記念映画「MW(ムウ)」の予告映像2点も無料配信する。 このほかニワンゴでは、アニメ「DEATH NOTE」の主題歌などを歌うバンド「ナイトメア」が5月17日に実施したライブの独占生配信にて、コメント総数が配信開始から1時間で過去最高の38万9840コメントを記録したと発表した。
グーグルは18日、ストリートビューのパートナープログラムを開始したと発表した。施設運営者から申し込みを受けて敷地内を直接撮影し、Googleマップのストリートビューに掲載する。動物園などの観光施設が利用することで、観光客へのアピールや、敷地内のバーチャルツアーに利用できるといった効果が期待される。 グーグルは18日、ストリートビューのパートナープログラムを開始したと発表した。施設運営者から申し込みを受けて敷地内を直接撮影し、Googleマップのストリートビューに掲載する。動物園などの観光施設が利用することで、観光客へのアピールや、敷地内のバーチャルツアーに利用できるといった効果が期待される。 「ストリートビューパートナープログラム」では、Googleに応募してパートナーとなった施設にストリートビューの撮影車および三輪車(通称Trike)が出向き、施設内を撮影する。掲載される場所としては、動
台湾の日本離れが加速? 日米台から中米台へ 国際経済危機会議 (1/2ページ) 2009.5.19 19:51 世界的な経済危機をきっかけに台湾で“日本離れ”が加速している。台北市で15、16の両日に開催された国際経済危機に関する国際会議に参加した経済学者からは、主軸だった「日米台」の“三角関係”でなく、日本の代わりに中国を加えた「中米台」の新たな三角関係の重要性ばかりが、台湾経済復活のカギとして盛んに論じられていた。民間レベルでは良好な日台関係も経済学者の目にはもはや時代遅れの様子。日台関係は重要な転換期に直面しているようだ。(台北 犬塚陽介) ■ ■ ■ 開会の辞に蕭万長副総統、基調講演にはノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン米プリンストン大教授が立ち、台湾政府の全面的なバックアップで開かれた「国際経済危機の衝撃と教訓」と題する国際会議。台湾の経済学者が壇上のスクリーン
歯科のインプラント治療で使われる人工歯根などのチタン材料は製造後、骨細胞との接着力が半分以下へと急速に劣化するものの、紫外線の照射で回復することを、米カリフォルニア大ロサンゼルス校歯学部の小川隆広准教授(修復・インプラント学)らのチームが17日までに発見した。研究の一部を近く英国の専門誌に発表する。 劣化後の接着力を2-3倍に高める技術を、日本で年内に実用化させるための準備を進めている。世界で年間数百万人が利用しているとされるインプラントなどの治療効果向上に役立つと期待される。 失った歯を再建するインプラント治療では、ねじのようなチタン製の歯根を手術であごの骨に埋め込み、骨の細胞が歯根を覆って固定される4、5カ月後に、人工の歯をかぶせて完成させる。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く