全国都道府県議会議長会が、「菅総理の退陣を求める緊急決議」を賛成多数で採決した。議長会事務局によると、同会が総理退陣要求決議を出すのは初めて。まさに異常事態だ。東日本大震災の被災地のうち、一部の県の議長に怒りの声を聞いてみた。 退陣要求決議が採択されたのは、2011年7月27日の定例総会だ。前例がないことから慎重論も出たが、最終的に賛成が多数を占めた。被災地の岩手、宮城、福島の3県議長が共同で提案したものだ。 菅首相は「復旧・復興の足かせ」 決議文には厳しい文言が並んでいる。 「大震災の復旧・復興に向けての明確なビジョンの提示もないスピード感に欠けた対応や、原子力発電所の再稼働のあり方に関する場当たり的な対応」について、「国民の政治に対する信頼を著しく損ない」「被災地域の住民の意欲を失わせる」と批判している。 さらに、「(菅首相が)退任の意向を表明したのにもかかわらず、未だその時期を明確に
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