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ブックマーク / number.bunshun.jp (36)

  • 日本シリーズの価値を実感した6日間。思い出す、横浜スタジアム買収の苦心。(池田純)

    今年の日シリーズ、福岡ソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズの戦いが終わりました。実をいうと、私が球団社長を務めていたころは、それほど日シリーズには魅力を感じていませんでした。基はシーズンの144試合。1試合1試合を積み重ねた優勝こそ、ファンの方に喜んでいただけるものだと思っていたのです。 しかし、今回の日シリーズでその考えを覆されました。 日シリーズの戦いはファンに大きな喜びをもたらし、予想を上回る経済効果を生み出しました。そして、街に活力を生み出したのです。 スカウトの方から「横浜の街が大騒ぎです。良いチームになりましたね」というメッセージをいただきました。彼はホームゲームではなく、パブリックビューイングを行っている横浜スタジアムの側を通り、盛り上がりを実感したそうです。 スタジアム買収で一体経営が実現して当に良かった。 このメッセージをもらったことで、横浜スタジア

    日本シリーズの価値を実感した6日間。思い出す、横浜スタジアム買収の苦心。(池田純)
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/11/15
    スタジアムとの一体経営は今後のプロスポーツの要になると思うし、特に横浜は立地的にスポーツクラブ経営などと球団トレーナー育成のシナジーとかも考えられる
  • 人生を自力で変えた男、SB甲斐拓也。スカウトが「こいつに賭けてみたい」。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    福岡ソフトバンクホークスが12球団最多の45勝目をマークした6月27日、捕手・甲斐拓也がホームランを放った。 てっきり今季第1号かと思ったら、第2号だという。すると、その翌日28日、今度は2日連続の第3号を打ったから驚いた。 しかも、27日は松田宣浩の左中間弾の直後、そして28日は川島慶三のバックスクリーン横へのホームランの直後。いずれも“たて続け”の2発目だったから、相手チームに与えたダメージは2倍にも3倍にもなったはずだ。 さらに、1日置いた6月30日の楽天戦には、シングル3の「猛打賞」のダメ押しをマークしたから、もっと驚いた。 その間の4試合。マスクをかぶり続けて3勝1敗。ディフェンス面でもしっかりチームに貢献して驚いてもいたが、どこかで「ああ、やっぱりな……」と変に納得する気分もあって、それが「よかったな……」と祝福する気分につながっていた。 数年前、甲斐に勝手にキャッチフレーズ

    人生を自力で変えた男、SB甲斐拓也。スカウトが「こいつに賭けてみたい」。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/07/05
    『通常のドラフトの場合は、候補選手を複数のスカウトで見て、評価を検討します。でも育成の場合は、担当のスカウトが『オレだけのこいつ』みたいな選手を挙げることができました。』過去形だけど、今は違うのかな?
  • 交流戦「パが強い」というよりも……。過去12年で負け越し69の球団が。(広尾晃)

    5月30日から、NPBは交流戦が始まった。セ・リーグとパ・リーグのチームが真剣勝負で対戦する。昭和の野球を知るオールドファンからすれば夢のようなカードだが、今季で13回目、すっかり定着した。 心待ちにしている人も多いだろうが、あまりうれしくないファンもいるのではないか。 そう、セ・リーグのファン各位だ。 過去12年間で11回もパ・リーグが勝ち越している。 <2005年からの交流戦の戦績。パ側から見た勝敗と勝率> 2005年 105勝104敗7分 .502○ 2006年 108勝107敗1分 .502○ 2007年  74勝 66敗4分 .529○ 2008年  73勝 71敗0分 .507○ 2009年  67勝 70敗7分 .489● 2010年  81勝 59敗4分 .579○ 2011年  78勝 57敗9分 .578○ 2012年  67勝66敗11分 .504○ 2013年  8

    交流戦「パが強い」というよりも……。過去12年で負け越し69の球団が。(広尾晃)
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/06/01
    DELTAのこのグラフ面白かった https://twitter.com/Deltagraphs/status/869538375576858629 ストレートの球速分布で概ねパの方が上ってデータ。
  • SBの三軍で日本を驚かせる準備中。茶谷健太と荒金久雄の5カ年計画。(安倍昌彦)

    メイン球場からブルペンに戻ってみたが、もう誰も投げていなかった。 ならば、こっちはどうなってるのかな……と隣りの室内練習場の重いトビラをガラガラと開けた途端、目の前でしゃがんでいたトレーニングウェア姿がスッと真っすぐに立ち上がって、軽く頭を下げてくれる。 この国には、目礼という美しい挨拶があることを思い出させてくれた。 ソフトバンク関東地区担当スカウト・荒金久雄。 この人は、いつもこうだ。 どこの球場で出会った時も、こちらのほうにきちんと体を向き直してから挨拶を返してくれる。 大分の中学からPL学園に進み、青山学院大の4年間も併せて、俊足・好守の外野手として活躍し、2000年ドラフト5位でダイエー(現ソフトバンク)に入団した。 スリムなユニフォーム姿に全身のバネの効いたベースランニング、そしてしぶといチームバッティング。とりわけ、内野手のメカニズムを持った敏捷で正確なスローイングは、今でも

    SBの三軍で日本を驚かせる準備中。茶谷健太と荒金久雄の5カ年計画。(安倍昌彦)
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/05/25
    荒金なつかしいなぁ。良い肩してたよね。
  • ホークス三軍監督に就任の元スター。佐々木誠は原石に「期待しない」?(田尻耕太郎)

    ホークスのちょっとした昔話。 王貞治監督は自軍の攻撃中、ダグアウトの隅で常に体を動かしていた。ある選手が不思議に思って、よく観察してみると答えに気がついた。相手ピッチャーが投げる一球一球に対してタイミングを計っていたのだ。 「特に小久保(裕紀)さんや松中(信彦)さんが打席の時、第一ストライクの直球を簡単に見逃すと『なんで打ちにいかないんだ!』と怒鳴っていました。自分のイメージではライトスタンドだったのかもしれませんね」 また、秋山幸二監督は就任時、理想のチームづくりを問われると「1番から9番まで打って、走って、守れる選手が並ぶことかな」と語った。まるで全員が秋山幸二じゃないですかと驚くこちらを見て、「フフフ」と笑みを浮かべていた。 結果的にどちらもチームを複数回のリーグ優勝、日一に導く名将となったわけだが「名選手が名監督になる」という難しさは、いつの時代でも言われてきたことだ。 つい、理

    ホークス三軍監督に就任の元スター。佐々木誠は原石に「期待しない」?(田尻耕太郎)
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/05/25
    "一軍や二軍での仕事にも楽しみはあると思いますが、選手の成長や変化が手に取るようにわかるのは三軍です。"
  • ドラ1との捕手争い制した育成6位。SB甲斐拓也はなぜ大出世したのか。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    史上初のバッテリー。それが実現したのは今季開幕からすぐの4月4日のことだった。 ホークスの先発投手はWBCベストナインの千賀滉大。そして、スタメンマスクを被ったのは甲斐拓也だった。 千賀が育成出身ながら大出世を果たしたのはすっかり有名になったが、甲斐もまた同じ年の育成ドラフト会議で指名された選手だ。育成制度が導入されて今季が13年目。育成出身選手同士が先発バッテリーを組んだのは、これが初めてだった。 以下、千賀の弁だ。 「正直、特別な感情などはなかったですよ。初めてだったと聞いたときも『あー、そうなんだ』という感じ。育成時代も変に励まし合ったりとか、そんなのはなかったかな。ただ、拓也の肩はあの当時からとにかく凄かった。それは間違いなく言えます」 今から7年前のドラフト会議。千賀は育成4位だったが、甲斐はさらに下の育成6位で指名された。ホークスでは最下位。12球団全体でも97名中94番目でよ

    ドラ1との捕手争い制した育成6位。SB甲斐拓也はなぜ大出世したのか。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/05/04
    背は低くてもがっちりしていて肩が強い。ブロック禁止でふっとばされる心配も無くなったし、デッドボールには注意してほしい。ただ、斐紹も捕手を諦めて無いだろう。競い合ってほしいね。
  • 全校生徒800人で、野球部は10人。不来方の快挙は危機の裏返しだ。(氏原英明)

    たった10人の部員が躍動する姿に、見ていた人の多くが感動を覚えたに違いない。 センバツ5日目の第3試合に、21世紀枠で出場の不来方(岩手)が登場した。静岡に3-12で敗れたものの、今年のWBCメンバー・増井浩俊を生んだ強豪校に対して、真っ向から挑んだ姿を称賛する声は多かった。 強豪を相手に臆することなくフルスイングを心掛け、9安打を放ち3得点を奪った。送りバントを多用せず、果敢に攻めていった姿勢は評価されるべきだろう。1点を先制した後は劣勢になって12失点を喫したが、彼らの戦いぶりは勇ましかった。 部員10人の挑戦には、勝敗だけでは片づけられないものがあったのだ。 しかし、彼らの挑戦が伝えたメッセージは感動だけではなかった。10人の部員しかいない高校が甲子園に出場した。このことは何を意味しているのか――。 「部員10人」と聞けば、生徒の少ない学校で数少ない部員を集めて努力し、21世紀枠の代

    全校生徒800人で、野球部は10人。不来方の快挙は危機の裏返しだ。(氏原英明)
    yoshi1207
    yoshi1207 2017/04/03
    この方、他の記事で球数制限の導入や野球人口減少対策にプロ選手が行う野球教室などで野球の行く末について書いているのに、何故リンクさせて提案する姿勢を持たないのか? http://number.bunshun.jp/articles/-/827081
  • MVPは監督の工藤じゃなくて孫正義…… - 野村克也の名言 - Number Web - ナンバー

    ソフトバンクが強豪になったのだって、MVPは監督の工藤じゃなくて孫正義オーナーだよ。金は出すけど口は出さないだなんて、監督としてこんなにやりやすい環境はない。 野村克也(プロ野球) 2015/11/25 野村の持論に「組織はリーダーの力量以上には伸びない」というものがある。ここでいうリーダーとは監督のことだが、「今の時代は監督じゃなくてオーナーになっている」。野村は「今はお金で勝利を買う時代」と続け、「もはや采配の力量というよりも、編成の力量が結果を左右するようになったね。星野仙一みたいな采配も編成もやるっていう、『昔ながらの監督』はもういなくなったよ」とボヤいてみせた。 Number889号(2015/11/06)

    MVPは監督の工藤じゃなくて孫正義…… - 野村克也の名言 - Number Web - ナンバー
    yoshi1207
    yoshi1207 2015/11/25
    これ→ https://newspicks.com/news/829823/body/ 見て欲しい「12年に親会社のソフトバンクが870億円で福岡ドームを買収」はオーナーのファインプレーだけど「MLBとの比較においてもトップ10にランクイン」する売上が強さの理由と思う
  • ベネズエラで輝いたサブマリン。元ロッテ・渡辺俊介の「野球人生」。(ナガオ勝司)

    マウンドを降りる渡辺俊介の表情はどこか、涼しげに見えた。 9月26日、メリーランド州ウォードルフという合衆国東部の田舎町。1勝2敗と後がない状況で迎えた独立リーグ、アトランティック・リーグの地区シリーズ第4戦に先発した渡辺は、5回7安打2失点で降板した。 「……まあこれで、ランカスターでのピッチングは最後になるんだなぁ、と負けた時に思いましたね。去年から一緒になってる仲間とか監督とかコーチとかと野球をやるのもこれで最後か、と」 感傷的になってもいい瞬間である。だが、渡辺はこう言ってとても爽やかな笑顔を見せるだけだった。 「ただ、またこれですぐベネズエラが始まるのか、と慌ただしい感じもします」 39歳の独立リーガーに、休みなどない。 「最後の悪あがきをしてきますよ」 最後の悪あがき、とはもちろん「メジャー挑戦」への“悪あがき”である。 37歳でメジャー挑戦、来年40歳。 「アメリカの独立リー

    ベネズエラで輝いたサブマリン。元ロッテ・渡辺俊介の「野球人生」。(ナガオ勝司)
  • 日本代表には、「走る技術」がない?岡崎慎司の専属コーチが語る本質。(木崎伸也)

    「世界がどんどん走るサッカーをしているのに、南アフリカW杯以降、日ではポゼッションという言葉が流行ってしまった」 杉龍勇(岡崎慎司の専属フィジカルコーチ) 日サッカーには何かが足りない――。ブラジルW杯における日本代表の惨敗を見て、多くの人がそう感じたのではないだろうか。 技術水準が上がり、経験も積んで、戦術の引き出しも増えた。なのにW杯で1勝もできなかった。メキシコ人のアギーレが来ても、ボスニア・ヘルツェゴビナ人のハリルホジッチが来ても停滞感が漂い続けているのは、重要な何かが欠けているからに違いない。 そんなことを考えているとき、答えのひとつを示す人物に出会った。 フィジカルコーチの杉龍勇(法政大学教授)だ。 陸上選手だった杉はベルリン留学を経て、清水エスパルスのフィジカルコーチなどを歴任し、2012年から岡崎慎司の専属コーチを務めている。ブラジルW杯前には吉田麻也の指導も行

    日本代表には、「走る技術」がない?岡崎慎司の専属コーチが語る本質。(木崎伸也)
    yoshi1207
    yoshi1207 2015/07/14
    太腿を上げ下げしたり地面を上下に蹴ると重心が上下するって話かな…?当たりも体幹を堅めて重心徹して受けるとかそういうの
  • 岩隈、上原、黒田、そしてカーショー。メジャーの主流は球速から制球力に?(氏原英明)

    “最速153km” そんな言葉に彩られたアマチュア選手の記事を執筆しながら、違和感を覚えたのは一度や二度ではなかった。 昨今では、投手を評価するときに球速が第一項目として取り上げられるのが当たり前になっている。プロだけでなくアマチュアの世界でも、球速がピッチャーの評価であるかのようなメディアの論調が多い。 以前筆者は、コラムで野球界の球速至上主義に疑義を呈したことがあるが、今でも、投手の評価を示す第一項目として球速が取り上げられることに“怖さ”を感じている。 メジャーで成功した日人投手たちの球速は? 果たして、球速は投手を評価する物差しとしてどれほど有効なのだろうか。 そんなことを考えていたら、浮かんできたのはMLBの舞台で成功を収める日人投手の姿だった。 マリナーズの岩隈久志、レッドソックスの上原浩治、ドジャースやヤンキースで活躍した黒田博樹など、彼らは球速ではなくコントロールを武

    岩隈、上原、黒田、そしてカーショー。メジャーの主流は球速から制球力に?(氏原英明)
    yoshi1207
    yoshi1207 2015/02/01
    球速は1球で測れるけど制球力は測りにくいからなぁ。最近はマシンで速度に慣れやすいってのはあるかも。球速はロマンだけど、結果で見て評価する中で制球力がある投手に競争力が生まれるのは野球を豊かにすると思う
  • なぜ練習ばかりで見学しないのか。松山で考えた、日本野球の「盲点」。(安倍昌彦)

    以前は、秋の最後の“野球の現場”は「くまのベースボールフェスタ」(三重県熊野市)だったのだが、ここ数年は四国・松山に飛ぶ年もある。 翌年の国際試合に備えて、大学日本代表チームの選考合宿が行なわれる松山・坊っちゃんスタジアムだ。 100m近い両翼に高いフェンスをめぐらし、外野ポールにまで観戦スタンドを備えたこの雄大なスタジアムを、その年の“締め”の現場にしている。 今回は全国の大学リーグから推薦された選手たちおよそ40人に、今回は初めての試みとして、彼らの「お手役」となる現役の社会人選手が5名参加した。 初冬の快晴の空の下、50人ほどの選手が外野グラウンドに散らばってアップを始めている。壮観である。 まだ“候補”たちだから、着ているユニフォームは当然、母校のものである。1校から2人、3人と選ばれている大学もあるが、たいていは1校1人だから、ざっと30種を超える大学野球チームのユニフォームが

    なぜ練習ばかりで見学しないのか。松山で考えた、日本野球の「盲点」。(安倍昌彦)
    yoshi1207
    yoshi1207 2015/01/01
    指導者にライセンスなどの裏付けが無いから、交流してボロが出ると困るので他所は他所うちはうちになっちゃってるんだと思う。あと、説得力の代わりの暴力とかの問題もその周辺だと思う。
  • 島袋洋奨が語る「原因不明の不調」。甲子園の伝説と、復活への道のり。(中村計)

    苦悩の深さがうかがえた。 「テレビで野球を観ていても、自分がマウンドに立たされているような気持ちになってきちゃうんです。自分だったら抑えられるかな、と。それで気づくと、左腕にじっとりと汗をかいていて……」 今年のドラフトでソフトバンクから5位指名を受けた中央大の島袋洋奨は、大学時代、投球恐怖症と戦っていた。 島袋と言えば、2010年、沖縄の興南高校を春夏連覇に導いた立役者だ。身長172cmながら「琉球トルネード」と呼ばれるダイナミックなフォームで、ストレートは常時150kmに迫った。2大会で全11試合に登板し、奪三振数は計102個。ボールそのものも魅力的だったが、彼の最大の武器は驚異的なスタミナだった。 準々決勝で敗れた聖光学院の監督・斎藤智也は「もう、嫌になっちゃうよ」と島袋を讃えた。 「うちは2人ピッチャーがいたのに、興南に勝っても、おそらく次はもう戦えなかった。相手は島袋一人なのに、

    島袋洋奨が語る「原因不明の不調」。甲子園の伝説と、復活への道のり。(中村計)
    yoshi1207
    yoshi1207 2014/12/20
    クイックかー。研究するしかないなー。がんばってほしい/しかし、大学の育成力って全体的に落ちてる?有力選手が大進する例が増えて失敗例が目立つだけかな?あるいは、プロの育成力がすごいのか。
  • パ・リーグの成長。~10年間で約150万人の観客増~(小川勝)

    2014年のプロ野球はソフトバンクの優勝で幕を閉じた。パ・リーグの日一は2年連続で、最近10年間では7回目となった。'14年で、近鉄とオリックスの合併発表に端を発した選手会ストライキから10年。「パ・リーグの赤字は構造的なもの」と、1リーグ化をオーナー側が主張した球界再編騒動のあと、この10年でパ・リーグはどのように成長してきたのか。この点について、主に観客動員の面から考えてみたい。 観客について、いわゆる「実数発表」が始まったのは球界再編騒動の翌年、2005年から。別表は、パ・リーグの6球団に関して、1年ごとにその変遷をたどったものだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 1579文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みい

    パ・リーグの成長。~10年間で約150万人の観客増~(小川勝)
  • 大谷翔平がバッター体型に変化中!?MLBから届いた二刀流への“警鐘”。(氏原英明)

    「どっちも成長できたし、楽しい1年でした」 投手として11勝、打者として10塁打をマークした2014年を、日ハムの大谷翔平はそう振り返ったという。 改めて、末恐ろしい20歳だ。 これまでも中田翔(日ハム)や今宮健太(ソフトバンク)など、高校時代に投打ともに注目された選手は数多くいたが、中田がそうだったように、どちらかを「捨てる」というのが当たり前の選択だった。 中田のメンタルは、投手を続けていくのに向いたものではなかっただろう。投手としての中田は繊細で、細かいことに気がつく性格で、高校時代に患った怪我の恐怖を乗り越えることができなかった。今宮には、投手として重要なボールの角度がなかった。 しかし、大谷は違った。 二刀流を当に続けていいのか? その非凡なセンスが、投打のどちらのプレーも「捨てる」ことなく大谷を現在の地点まで到達させている。新人合同自主トレの時の、日ハム・大渕隆スカウ

    大谷翔平がバッター体型に変化中!?MLBから届いた二刀流への“警鐘”。(氏原英明)
    yoshi1207
    yoshi1207 2014/12/04
    ”MLBの投手の場合は、投球への影響が大きいので上半身のウェイトトレーニングはしない”NPBで上半身鍛えすぎといえば澤村かな?あと、久保田と神内が思い浮かぶ/大谷は投手の筋肉でも巧さで打てそう
  • “超スローカーブ”をもう一球。東海大四・西嶋亮太の才能と努力。(中村計)

    捕手に視線を送り、軽く顎を上げた。 身長168cmの小柄なエース、東海大四の西嶋亮太の「超スローカーブ」のサインだった。 0-0で迎えた7回表。1死走者なし。山形中央の6番・中村颯(はやて)への初球だった。 推定時速50kmのカーブが宙に放たれる。大きな拍手と大歓声が湧く中、しなった弓のような弧を描いたボールが、ゆっくりと捕手のミットに落ちた。判定は、ボール。 それに対し、打者の中村はバントの構えをして見送った。 「監督には攻めの気持ちを忘れるなと言われていた。黙って見送ると、向こうのペースになってしまうと思ったので、バントをしてやるぞという雰囲気を出して見送りました」 ただ、初戦の九州国際大付との試合では「相手のリズムをくるわせよう」と思って使った超スローカーブだったが、この試合のそれは意味合いが少し違った。 西嶋が説明する。 「前半、コントロールを意識しすぎてフォームが小さくなってしま

    “超スローカーブ”をもう一球。東海大四・西嶋亮太の才能と努力。(中村計)
  • メジャーで躍動する永遠の野球小僧。天衣無縫な川崎宗則、本当の価値。(菊地慶剛)

    5月26日のオリオールズ戦で逆転のヒットを放ち、ファンの声援に応える川崎宗則選手。ここまで(6月5日現在)の成績は打率.214と無安打が続き低迷している。正遊撃手のレイエス選手の復帰も迫り、正念場に立たされている。 「サンキュー ベリー マッチ。マイ ネーム イズ ムネノリ カワサキ。アイ アム フロム ジャパン。アイ アム ジャパニーーーーーズ!!!」 5月26日のオリオールズ戦。チームをサヨナラ勝ちに導く決勝2点ツーベースを放ち、ヒーローインタビューに登場したブルージェイズの川崎宗則選手が発したこのフレーズは、日はおろか全米中で話題となった。 ESPNなどのスポーツ番組で取り上げられる一方で、MLBの公式サイトでもビデオとしてアップロードされ、さらにYouTubeなどでも公開され、瞬く間に人々の心を掴んでいった。 これ以降、川崎の認知度は全国規模で急上昇し、今や遠征先でもファンから声

    メジャーで躍動する永遠の野球小僧。天衣無縫な川崎宗則、本当の価値。(菊地慶剛)
  • 田中将大は「投球過多」だったのか?“25歳までに1400回”というデータ。(生島淳)

    「悲報」としか、呼びようがない。 ヤンキースの田中将大が「右肘内側側副靭帯」の部分断裂で、少なくとも6週間は戦列を離れることになった(学会で一堂に会していた3球団のドクターが同意見。すぐに手術の必要はなしとの判断も同じ)。 今季のヤンキースは田中、黒田博樹がいなかったら、どうなっていたか? それを考えるのも恐ろしい……とずっと思ってはいたが、田中の離脱によって、いよいよ苦しい状況に追い込まれた。 田中の治療方針に関しては、新しい治療法が施される見込みだ。 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMによれば、靭帯の再建手術である「トミー・ジョン手術」を避け、比較的新しい治療法とされる、「PRPインジェクション」(多血小板血漿注射)が施される見込みだという。 PRPとは、Platelet-Rich Plasmaの略で、血小板が豊富な血液を局所に注入するというものだ。 治療の流れとしては、田中自

    田中将大は「投球過多」だったのか?“25歳までに1400回”というデータ。(生島淳)
    yoshi1207
    yoshi1207 2014/07/12
    25歳までに1400投球回とか、高卒7年間200投球回フル回転レベルなんて元々多くないんじゃ…特にMLBは…。肩は消耗品でも、肘は疲労度管理の問題って気がする。中4日100球がきついのとフォーク系の球数に注目すべきでは。
  • 日本Sの流れを変えた、あの一瞬。ソフトバンクが中日に競り勝った理由。(氏原英明)

    両チームが球場を去る間際、秋山監督自らが落合監督に歩み寄っていった。お互いの健闘をたたえ合い、最後は握手をし、抱き合って別れた やはり、日一はソフトバンクだったか。 日シリーズを終えての感想である。 戦術、補強、スカウティング、育成、強化。全てにおいて、12球団の中で抜けていたといって間違いはない。 レギュラーシーズン全試合フル出場を果たした川崎宗則、多雄一、松田宣浩の生え抜き選手がチームの顔となり、FA補強の内川聖一と細川亨が援護し、ベテランの小久保裕紀、松中信彦が精神的支柱となった。投手陣においても、和田毅、杉内俊哉ら生え抜き選手を中心に、ホールトン、ファルケンボーグの助っ人が機能。他球団でほぼ戦力外と同等だった金澤健人を再生させ、育成枠の山田大樹を育て上げた。適材適所で起用される選手と、起用に応える選手たちの活躍もあり、作戦面の見事さでも目立っていた。 とはいえ、シリーズ中の戦

    日本Sの流れを変えた、あの一瞬。ソフトバンクが中日に競り勝った理由。(氏原英明)
    yoshi1207
    yoshi1207 2011/11/21
    ノムさんが最終戦「両チームが不思議なほど無策」と評していたけど、竜はシリーズ通算.155では策を講じようも無かったか。鷹はいつも通り、愚直な戦術だった。'11鷹竜決戦は、戦略が戦術に勝ったシリーズだったと思う
  • なぜソフトバンクで成功したのか?CSでも打ちまくる、内川聖一の矜持。(田口元義)

    CS初戦を勝利で飾ったヒーローは、お立ち台に上って郷里の大分弁で「あとふたつ、勝つけんの~」と絶叫。過去1度もCSを突破したことのないソフトバンクだが、この内川の勢いでジンクスを吹き飛ばしそうだ ソフトバンクがクライマックスシリーズ(以下CS)ファイナルステージ初戦をものにできたのは、シーズンでの戦い方を徹頭徹尾貫いたからだった。 1番の川崎宗則が3度出塁できたことから、盗塁すべきところではしっかりと走らせ、送らなければならない場面ではクリーンナップにもバントを命じる。采配が100%的中したわけではなかったが、それでもソフトバンクの攻撃には全くブレがなかった。 安定した打線がそれを可能にしていることは間違いない。もっと言ってしまえば、中軸に抜群の得点能力があるからこそ、ベンチも積極的に攻撃を仕掛けることができるのだ。 「『これだけお客さんが入るなかで試合をやりたい』と思っていた」 なかでも

    なぜソフトバンクで成功したのか?CSでも打ちまくる、内川聖一の矜持。(田口元義)