パレスチナ自治区ガザ地区での停戦を呼びかけるデモには、イスラエル寄りのドイツ政府の姿勢に疑問を持つ市民らが参加した=ベルリンで2023年11月4日、念佛明奈撮影 イスラエル軍に攻撃されるパレスチナ自治区ガザ地区では深刻な人道危機が続くが、ドイツ政府はイスラエル支持の姿勢を崩さない。ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の歴史的責任が理由だといわれるが、対中東政策に詳しいドイツの識者、レアンドロス・フィッシャー准教授(デンマークのオールボー大、国際学)は「要因はほかにもある」と指摘する。【聞き手・ベルリン念佛明奈】