Microsoftは5月3日、Yahoo!に対する買収提案を取り下げ、敵対的買収を行わない旨を公式に明らかにした。これで、2月1日の突然の買収提案で業界を激震させた巨大買収劇が不成功という形で終結した。 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは自社の買収提案はMicrosoft、Yahoo!、市場にとってよいものだったとしながらも「提案金額を50億ドル増やすという最大限の譲歩をもってしてもYahoo!は受け入れようとしなかった。慎重に考慮した結果、Yahoo!からの要求金額は当社にとって受け入れられるものではなく、当社の株主、従業員、当社顧客や取引先にとっては、提案を取り下げることが最大限の利益になる」と説明している。 MicrosoftとYahoo!は5月2日に最終的な話し合いを行なっており、そのときに買収金額を引き上げる提案がなされたという記事がWall Street Jour
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