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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (4)

  • 文書にして出すということ - 紙屋研究所

    娘が保育園を卒園した。 0歳児から6年間預けた。子どもは一人しかいないので、おそらくこれで保育園とはおさらばだろう。 保護者会の会長を最後の1年間つとめた。 園の存続が大問題になり、ぼくとしてはこれに明け暮れた1年だった。いったい保育園が消えてなくなるかもしれない、という事態なのに、「保育の向上」を組織目的にかかげる保護者会が何もしなくてどうする、というのがぼくの思いだった。 今はまだ詳しく書けないが、かなりのことができたと思う。しかもそれはぼくにしかできないことでもあった。支えてくれる人がたくさんいて、心底うれしかった。 組織体としてもPTA的形骸化が進みつつあった中で、久しぶりに自主的な運動の息吹をとりもどしたと感じた。 この運動の中で感じたことは、「文書にして意思を示す」ということの大事さだった。特に、お役所との関係では、決定的である。 地域(地元の町内会のようなもの)に要請というか

    文書にして出すということ - 紙屋研究所
  • 山本おさむ『今日もいい天気』 - 紙屋研究所

    おさむを最初に知ったのは、学生時代。学生運動仲間から「最近注目している漫画家がいる」といって、『遥かなる甲子園』を見せられたのである。いいなとは思ったけど、その友人が強烈にプッシュするほどにはのめりこめなかった(よくあることだ)。 その後、『どんぐりの家』で強烈な存在感(ぼくにとって)。 障害者のノンフィクションということで定評があるわけだけど、それが自分のことを描くとき、どういう筆加減になるのか。 というわけで、作『今日もいい天気』(双葉社)は、山おさむ自身のことを描いた、エッセイコミックというか実録コミックというか、そういういうものである。「田舎暮らし編」と「原発事故編」に分かれている。共産党機関紙「しんぶん赤旗」に2008年から連載されたもので、当然原発事故が起きた後からすべて描いているわけではないので、「田舎暮らし編」と「原発事故編」では中身の重さが違う。にもかかわらず、「

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    yotinakk
    yotinakk 2013/02/22
  • 再稼働賛成派に聞きたいこと - 紙屋研究所

    安全基準が厳しくなって、それで原発が止まったら仕方ないと思うの? 福島で原発事故が起きたので、安全規制が厳しくなることが予想されるよね。 その厳しくなった規制で、いまある原発がハネられたら、「経済のために原発を再稼働させるべきだ」という人は、「ルールにあわないんだったら、しゃあねーなー」と思うんだろうか。それとも、「カネがあってこそだろ。そんな厳しい規制は、ゆるめるべきだ」と主張するんだろうか。つまり法令に従うのか、法令をまげてしまうのか。 そんな法令などつくられない、とタカをくくっているんだろうか。 原発をつくったときにOKとかNGとかをだす、「審査指針」ってのがある。 法令上の強制性がないらしいんだけど、もともと原発の建設っていうのは、「国策」といわれるように、政治的・政策的判断なわけだよね。政治の側が「いいよ」って言えば電力会社は原発をつくれたし、「だめ」っていえば、止まってきた。実

    再稼働賛成派に聞きたいこと - 紙屋研究所
    yotinakk
    yotinakk 2012/12/03
  • 吉岡斉『脱原子力国家への道』 - 紙屋研究所

    政府(国家戦略室エネルギー・環境会議)が2030年のエネルギーをどんなデザインにするか国民に聞いている。8月12日までパブコメを受け付けている。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html お前らも当然出すよな。 で、実際、どうすんだ、と。 出口をどうするの? 官邸前での「原発なくせ」「再稼働反対」の抗議行動が広がっている。「あれは少数派だ」という意見があるけど、「原発の即時廃止」という点では確かに少数かもしれない。しかし、「原発ゼロ」というのを「原発の即時廃止派だけでなく段階的廃止・将来はなくしていく人も含む」というふうにまとめると明らかに多数派になる(あそこにいる人のうち、どれくらいがそのニュアンスを含んでいるかは別の話だ)。 ぼくら左翼や、運動をしている人間は、たしかにいま「原発なくせ」「再稼働反対」で盛り上がっているけども

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