以前、MySQLを高速化する10の方法という投稿で「EXPLAINの見方についてはいずれ解説しようと思う」と書いてしまったので、今日はその公約?を果たそうと思う。 MySQLのチューニングで最も大切なのは、クエリとスキーマの最適化である。スキーマの設計は一度決めてしまうとそのテーブルを利用する全てのクエリに影響してしまうためなかなか変更することは出来ないが、クエリはそのクエリだけを書き直せば良いので変更の敷居は低い。そして遅いクエリをなくすことは、性能を大幅に向上させるための最も有効な手段である。従って、アプリケーションの性能を向上させたいなら、まず最初にクエリのチューニングを検討するべきなのである。 最適化するべきクエリはスロークエリログやクエリアナライザで見付けられるが、ではそのようなクエリが見つかった場合にはどのように最適化すればいいのか?そのためにはまず現在どのようにクエリが実行さ
外部へ公開されている「MongoDB」のデータを利用できなくし、復旧を条件に金銭を支払うよう脅迫するランサム攻撃が発生している。 今回確認された攻撃は、認証を設定せず、外部よりアクセス可能となっている「MongoDB」に対して行われているもの。攻撃を確認したGDI FoundationのチェアマンであるVictor Gevers氏が注意喚起を行った。 同攻撃では、データベース内にメッセージを残し、0.2BTCを特定のビットコインアドレスに対して支払い、復旧を望むサーバのIPアドレスをメールで連絡するよう求める内容だった。Shodanの設立者であるJohn Matherly氏によると、すでに1800以上のサーバが影響を受けている。 指定したビットコインのアドレスに対し、2016年12月21日より支払いが行われた記録が残っており、日本時間1月5日の時点ですでに18件が支払われていたが、攻撃者が
Cの系譜を継ぐC#ではnullが長らく使い続けられてきたが、最近ではその存在が大きな問題だと認識されている。前後編でこの問題を取り上げ、今回(前編)はnullを取り巻く事情について考察する。 ← 前回 連載 INDEX 次回 → 近年、nullの存在は、billion dollar mistake(10億ドル規模の損失をもたらす過ち)と呼ばれるくらい忌避されるものになっている。 nullは、低コストでそこそこ安全に参照を扱えるという意味で悪くない妥協ではあるが、技術が進歩した現在ではもう少し賢い参照の扱い方があるはずである。C#のように、これまでnullを認めてしまっているプログラミング言語で、今からそれを完全になくすというのは現実的ではないが、nullに起因する問題を少しでも避ける手段はこれからでも追加していけるだろう。 今回は、nullが生まれるに至った背景から始め、nullが抱える問
仮想通貨ビットコイン(bitcoin)の基盤技術であるブロックチェーンは、デジタル署名やハッシュ関数を含め、暗号分野の技術に依存している。このため、ブロックチェーンを安全に運用するには、安全な暗号技術を使うことが常に求められる。 しかし、特定の暗号技術の安全性は、時が経つと共に低下していく宿命にある。既存の暗号方式や暗号通信プロトコルに対して、暗号を破る攻撃方法の研究が進むためだ。 このため、ブロックチェーンの運用を始めた当初は安全だった暗号技術も、長い期間を経て脆弱になってしまい、ブロックチェーンへの攻撃に使われる可能性がある。 例えば、ビットコインで使われている署名方式「ECDSA(鍵長256ビット)」や、ハッシュ関数「SHA-256」について、NIST(米国立標準技術研究所)は2030年以降でも使用できるとしてはいる(NISTのPDF資料)。だが、ビットコインの新規通貨発行は2040
Macのランチャーアプリ「Alfred」を紹介します。 アプリ「Alfred」を使えば、「アプリの起動」「Web検索」「ファイルの検索」……などをひとつのウィンドウでササッと検索・起動することができます。 機能は多岐にわたるので、ここでは「Alfred」の基本的な使い方を紹介します。 Macアプリ「Alfred」をインストールする方法は? Macアプリ「Alfred」をインストールする方法は次の手順です。 [Alfred] をインストールする まずは、こちらからMacアプリ「Alfred」をインストールしましょう。 [Alfred] を起動する Finderの「アプリケーション」フォルダからアプリ「Alfred」を起動します。 [自動起動] を [オン] にする 起動するとこのようにウィンドウが表示されるので、 [Launch Alfred at Login] にチェックを入れ [Clos
運営者情報本サイトは、日本最大級暗号資産取引所・販売所「ビットバンク」が運営する、ビットコイン(Bitcoin)、ブロックチェーン、暗号資産(仮想通貨)に関する知識、世界中の最新のトピックス、最先端の技術、プロジェクト、規制、相場など、暗号資産投資のヒントになるお役立ち情報を発信するメディアです。 金融庁のホームページに記載された暗号資産交換業者が取り扱う暗号資産(仮想通貨)は、当該暗号資産交換業者の説明に基づき、 資金決済法上の定義に該当することを確認したものにすぎません。 金融庁・財務局が、これらの暗号資産(仮想通貨)の価値を保証したり、推奨するものではありません。 暗号資産(仮想通貨)は、必ずしも裏付けとなる資産を持つものではありません。暗号資産(仮想通貨)の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。 <暗号資産(仮想通貨)を利用する際の注意点>暗号資産(仮想通貨)は、日本円や
地方公共団体情報システム機構(J-LIS)は2016年12月12日、マイナンバーカード管理システムで発生したシステム障害について、発注先の5社コンソーシアム(NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NEC、日立製作所、富士通)に1億9450万円の費用負担を求めると発表した(表)。 システム障害は、富士通が担当した「中継サーバー」で発生した。J-LISが肩代わりしていたサーバー監視費用150万円は富士通が負担する。残りの1億9300万円は5社が分担するが、富士通の負担比率が高いとみられる。 同社は「守秘義務の関係上、詳細は答えられないが、費用負担について真摯に対応する」(広報IR室)としている。管理カードシステム全体の発注金額は約69億円(関連記事:マイナンバーの生成システムは69億円で構築、NTTコムなど「大手5社連合」が落札)。うち中継サーバーの構築費用は約2億8000万円だった。 中
FXトレーダーSarahのFX日記(小説「わたし、すっぴんジャージで『億』を稼いでます」(幻冬舎)著者) 2005年から外国為替証拠金取引(FX)を始め、トレーダー、コラムニストとして活動中。 結婚、出産を機にフロリダに移住。投資の他、恋愛、海外生活、九星気学、仮想通貨(ビットコイン)について書きます。 今日は良い日でもあり悪い日でもありました。 ライブラリーデビューしようと思って、朝早起きして身支度をしたんです。 すると夫君の機嫌がめちゃくちゃ悪い。 昨晩クミペが夜泣きしたからベビーベッドから自分たちのベッドに移して、 一緒に寝たんですけど、そのせいで寝不足だったらしい。 んで、図書館に送ってもらったら、図書館のオープン時間が1時間後。 そこでまたイラッとされて、仕方なく夫君の職場近くのカフェで時間をつぶすことに。 こちらはブックカフェ。 図書館行こうと思ったらまだ閉まっててねえ、時間つ
あけましておめでとうございます。ソフトウェア開発をめぐる環境は相変わらず日進月歩です。この変化に伴って、ソフトウェア開発そのもののあり方も変化を続けています。本稿では、少し大きな視点から継続的インテグレーション(CI)・継続的デリバリ(CD)の最近の動向を紹介します。 CI/CDの大きなうねり 筆者がJenkinsに携わって12年になります。かつて、CI/CDの取り組みは、現在の機械学習やスケールアウト技術のような将来の可能性が注目される若い技術でした。ここ数年、この若い技術は、広く産業界で大規模に組織がかりで展開される成熟した技術に変貌してきました。 この背景にあるのは、ソフトウェア開発・運用全般における自動化のさらなる浸透です。このような自動化の進展は2つの側面から考えることができます。一つは、ソフトウェア開発に必要な様々な作業それぞれの「部品の自動化」という側面です。もう一つは、
bitcoin.clock-up.jp ↑というサイトを設置した。 Bitcoin の仕組みに興味があって、ここ数週間ずっと Bitcoin の学習・解析を行っていた。 本当はもっともっと掘り下げてから公開したかったんだけど今現在頭がヒートアップしていてちょっと休みたいのと、そのうち放り投げて日の目を出ない可能性もあるので中途半端だけど公開してしまうことにした(経験則的に自分はそういう逃げに走ることが多い)。 このサイトを読めば Bitcoin についての何かがすごく分かる、ということはまったくなくて、粒度バラバラの知見というか断片的なメモ書きの集合体みたいなサイトです。インターネットは広大なので足りない情報は他の情報発信者が補完してくれるだろうし、あくまでもこのサイトはある種の集合知の一助にでもなればと思う。 日本語の Bitcoin 技術情報について 去年、Bitcoin の技術に触り
When we founded Atlassian 15 years ago, it seemed obvious to us that software could help teams work better together. But in those days most software companies were focused on developing for personal productivity. We felt that using tools designed for individuals to accomplish teamwork is a bit like using scissors to mow your lawn. You can do it, but it’s a lot harder than it needs to be. That’s wh
Linux デスクトップ環境 2016 - eagletmt's blogの人に影響を受けて自作PCでLinuxデスクトップを使い始めてから約1年半が経ち、僕の使う環境が一通り満足な状態になったので今どういう構成なのか書いておく。 僕はKeynoteを使う時とか会社のマシンでmacOSも割と使う都合、基本的に操作性がmacOSに近くなるようにしているので、macOSからLinuxに移行したい人の参考になるかもしれない。 *1 そもそも何故Linuxデスクトップを使っているのか 「苦労してmacOSに近づけるくらいなら最初からmacOS使えばいいじゃん」と言われそうだが、今この瞬間は大体以下の理由でLinuxデスクトップを使っている。 趣味で作ったスペックが高めの自作PCにmacOSが入れられない *2 最新のmacOSではKarabinerが使えないが、Linuxでは自作のキーリマッパーが
天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。 複数の政府関係者が明らかにした。譲位の日時に関しては「○年以内に政令で定める」として法案に明記せず、皇室会議を経て閣議決定する方針。 具体的には、平成31年元日、国事行為である「剣璽等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)を宮中で行い、官房長官が速やかに新元号を発表する方向で検討している。 皇位継承に伴う重要儀礼である大嘗祭は、準
日本郵便が今年の元日に配達した年賀状は前年比約6%減の16億4000万枚となり、8年連続で前年を下回った。 年賀状は例年、7割程度が元日に届く。元日の配達枚数は、ピークの1993年から4割も減った。電子メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及が背景にある。 日本郵便は若者層を取り込むため、コマーシャルに人気アイドルグループ「嵐」を2年連続で起用した。しかし、年賀状の利用減に歯止めをかけることはできていない。 年賀はがきの発行枚数は、2017年用は約30億枚となる見込みだ。04年用に過去最高の44億6000万枚を発行して以降、減少傾向だ。 日本郵便の親会社、日本郵政の長門正貢社長は「相手を思い、書状にして年初めに送る文化を守りたい」と話す。年賀状ははがきの年間取扱枚数の約3割を占め、利用が減り続ければ、郵便事業全体への影響は避けられない。
台湾の蔡英文総統の中米訪問に先立って、アメリカで会談した共和党の議員は、事前に中国側から蔡総統と会わないように求める書簡が送られてきていたことを明らかにし、アメリカと台湾の接近に中国が神経をとがらせていることをうかがわせています。 クルーズ上院議員は蔡総統との会談後、記者団に「会談の前に、中国側から蔡総統に会わないように要請する書簡を受け取った」と明らかにしました。そして、「中国は、われわれが誰かと会うことについて拒否権を行使する立場にない」と述べて、不快感を示すとともに、トランプ次期政権は台湾との関係を強化するべきだと強調しました。 蔡総統は、ヒューストンに滞在した2日間で、共和党の議員を中心に積極的に交流しました。 中国から議員に宛てた書簡は、トランプ氏が先月、外交関係のない台湾の蔡総統と異例の電話会談を行ったことを受け、アメリカと台湾が接近する動きに中国が神経をとがらせていることをう
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