2004年のスマトラ沖地震によるインド洋大津波に見舞われたインドネシア・バンダアチェ(Banda Aceh)の衛星写真。上は地震前の2004年6月23日撮影、下は同年12月28日撮影(2004年12月30日入手)(c)AFP/DIGITAL GLOBE 【1月29日 AFP】国連(UN)は28日、2000~09年までの10年間で、世界で自然災害により死亡した約78万人のうち約6割が地震被害による死者だったとする集計結果を発表した。次いで嵐によるものが22%、熱波によるものが11%となっている。 同期間中の最大の災害は2004年のスマトラ沖地震によるインド洋大津波で死者は22万6408人、次いで08年にミャンマー南部を襲ったサイクロン「ナルギス(Nargis)」で死者13万6366人、同年の中国の四川大地震で8万7476人、05年のパキスタン地震で7万3338人、03年に欧州を襲った熱波で7