昨年11月に設立したNEET(ニート)株式会社では、ニートが1時間1000円で一緒に遊ぶ「レンタルニート」が話題になるなど、収益性は限りなく低いながらも、少しずつ独自の動きが出始めてきました。その裏で、組織のあり方を巡っては日々喧嘩や衝突を繰り返し、まさに荒野を耕すような試行錯誤が続きました。大げさに言えば、文明の創世記であり、戦国の時代。去る6月末には、設立からの半年を省みながら、今後の会社のあり方を考えるべく、臨時株主総会を開催しました。 NEET株式会社は、全員がニートで取締役という実験的な会社です(詳しくはインタビュー記事 http://president.jp/articles/-/12263 を参照)。株主総会には、取締役160人超のうち首都圏近郊に住むメンバーを中心に約50人が集まり、残りのメンバーはインターネットから動画中継を見てチャット参加というスタイルです。事前に提案さ