JR西日本は6日、近畿と広島地区の各路線をアルファベットで表現する「路線記号」を導入すると発表した。10月以降、路線図や駅の案内などに表示する。急増する訪日外国人らに配慮し、乗り換えなどがしやすくなるようにと考えた。 近畿では東海道・山陽線の「A」から紀勢線の「W」まで、29路線に21のアルファベットを振った。広島では5路線に「ラインカラー」も新たに設定した。 JR西には路線間をまたぐ直通列車が多く、同じホームから違う路線への列車が発車することもある。担当者は「車両に表示している路線記号を確認すれば安心して乗り換えなどができる」としている。 同様の路線記号は、大阪市営地下鉄などでも導入されている。