流行のアレをLogoで。Smalltalk はなんだか他の方とかぶりそうだったので、斜め上を狙ってみました。 接触編 と 発動編の 二部構成でお送りします。接触編は、変態編もとい、概念編です。他のLisp言語をある程度知っている人はこれを読めば Logo の基礎をマスターして Logo 処理系を書くことができるようになります。・・たぶん。 Logo はカッコのない Lisp まず前提知識として、Logo は Lisp です。プログラムは「語(word、Lispのアトム)」と「リスト(list)」から成ります。 Logo と Lisp の最大の違いは、カッコが無いことです。例えば 以下の S式 (F 'x (G 'y 'z)) は Logo では、 F "x G "y "zと表現します。(Logo のクォートは 「"」 です) Lisp風 S式からカッコを取り除くルールは、 クォートされてい