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ブックマーク / okumuralab.org/~okumura (3)

  • グラフの描き方

    的な考え方 棒グラフは比例尺度の量を表すのに用い,棒の長さ(面積)が量に比例するように描くのが基。一つだけずば抜けて大きい値があるときに棒の上のほうで省略線を用いることはあるが,下を省略して全体の長さを切り詰めることは好ましくない。例えば気象観測データについては,雨量は比例尺度であるので棒グラフで表してもよいが,気温は(絶対温度でない限り)間隔尺度であり,棒グラフは使えない。 折れ線グラフは,両軸とも間隔尺度以上であるのが基。0点から始める必要はない。特に時系列データについてよく使われる。 円グラフは全体における割合を表すにはよいが,全体との比較ではなく個々の値どうしの比較には棒グラフがよい。いわゆる3次元(3D)円グラフは,錯覚を利用して特定の部分を大きく見せるためのもので,一般には用いない。 円グラフは複数回答のアンケート結果の図示には絶対に用いない。 色分けして凡例を付けるの

  • 標本分散 | Okumura's Blog

    によって標分散の定義がまちまちなのでびっくりした。もっとあったら教えてください。 単に標分散といえば n-1 で割るものを指す(Snedecor and Cochran など) 標分散には n で割る方式と n-1 で割る方式がある n で割るものを標分散と呼び,n-1 で割るものを不偏分散と呼ぶ n で割るものを最尤分散と呼ぶ n で割るものを母分散と呼ぶ 個人的には,1 と 2 は違和感がないが,3,4,5 と進むにつれ違和感が増す。 4 は,正規分布のときに n で割るものが母分散の最尤推定量であることから来たのであろうが,一般には正しくない。 ウィキペディアの分散は現状では n で割ったほうを標分散と呼んでいるが,同じ σ2 を標分散にも母分散にも使っている。「標分散の正の平方根……を標準偏差と呼ぶ」とあるが,母分散の平方根は何と呼ぶのか。その次の「不遍」は字が違っ

    youz
    youz 2008/10/07
  • 3D円グラフを使うのはやめよう | Okumura's Blog

    落伍弟子さんの目の錯覚を誘うグラフの受け売りで申し訳ないが,都立高校教科書採択結果のPDFの図がすべて3D円グラフになっており,目の錯覚で誤解が生じやすい。例えば右図で日文は啓林の2倍あるのに中心角は啓林のほうが大きく,面積比でもほぼ互角に見える。情報リテラシーではっきり「3D円グラフは使うな」と教えてほしい。 Rのヘルプの「pie」の項目にも次のようにあるように,そもそも円グラフが良くない。 Pie charts are a very bad way of displaying information. The eye is good at judging linear measures and bad at judging relative areas. A bar chart or dot chart is a preferable way of displaying this ty

    youz
    youz 2008/10/01
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