1日の香港株式相場は反発。ハンセン指数は約2カ月ぶりの大幅高へと向かっている。トランプ米大統領が先週末に香港国家安全法を巡る中国への対抗措置を発表したものの、米中間の緊張を全面的に高めるまでには至らなかった。 ハンセン指数は前週末比で一時3.7%高。最近下げが目立っていた不動産銘柄を中心に買われている。 京華山一国際の調査責任者キャスター・パン氏は、「トランプ大統領の発言は香港に関して即座に措置を講じるものではなく、中国側との交渉余地を残している」と指摘。「トランプ氏のコメントで潜在的な制裁による香港経済への影響を巡る投資家の懸念が和らいだ」と述べた。
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