ミケル・アルテタ率いるアーセナルがCL出場圏内の4位と好調だ。今夏の移籍で若手中心のチームに刷新され、元日のマンチェスター・シティ戦の、特に前半では前線からのプレスで王者のビルドアップを遮断するなど、内容面でも進境著しい。そこでアーセナルの試合を追い続けるせこ氏に、ポジション別に前半戦のアーセナルの進化を解説してもらった。 開幕3連敗での最下位スタートという悪夢のようなスタートから4カ月。アーセナルは調子を取り戻し、かつての定位置である4位争いを牽引する立ち位置になっている。元日のマンチェスター・シティ戦は最終的に敗れはしたものの、特に前半の内容は質の向上が感じられる内容だった。 プレミアリーグ第21節、アーセナル対マンチェスター・シティのハイライト動画 今季のアーセナルの特徴は勝利している試合は内容が伴っていることが多いということである。いわば『勝ちに不思議の勝ちなし』という状態である。
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