土木学会関西支部では、2010年度の市民対象見学会として、余部橋りょう架替工事を見学しました。 はじめに餘部地区公民館にて、余部鉄橋の歴史や維持管理、架替に至った経緯、架替工事について概要説明を受けたあと、現在の鉄橋と、新しく建設中のPC橋の見学を行いました。 西日本旅客鉄道株式会社と建設会社の職員の方から、各所でわかりやすく、詳しい説明をお聞きしながら、間近に橋梁や工事の現場を見学することで、今と100年前の土木技術の凄さ、また人々の足を支える"鉄道"と、それを構築、維持し続ける"土木"の役割や大切さを、改めて認識することが出来ました。 また、開業前の新しい橋に敷かれた真新しい線路上を歩くという貴重な体験や、お天気にも恵まれ、新しい橋の上からの素晴しい眺望を楽しめことからも、参加者の多くの方々から、「とても楽しかった」、「土木の大切さ・凄さがわかった」との感想を寄せていただき、見学会の目