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ブックマーク / kyokofukuda.hatenablog.com (9)

  • 「Talk, Inc.」を読む - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    仕事柄、企業コミュニケーション関係のに目を通すようにしているが、そうした中で、最近、非常にインスパイアされるに出合ったのでご紹介したい。 タイトルは「Talk, Inc.」。著者は2人で、1人は、ハーバード・ビジネス・スクール教授で組織行動が専門のBoris Groysberg。もう1人、 Michael Slindはコミュニケーション・プロフェッショナルであり、「Fast Company」誌等での編集経験をもつ。書の主要テーマは、一言で言えば、サブタイトルとおり、「How trusted leaders use conversation to power their organizations(信頼されるリーダーは組織強化のために会話をどう利用しているのか)」。 書のキーワードは「組織会話(organizational conversation)」である。「組織対話」としたほうが

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  • シェリル・サンドバーグの卒業式スピーチ - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    毎年、5月のこの時期はアメリカの大学の卒業式シーズンであり、卒業生に対してビジネス界や政界のリーダーが行ったスピーチがウェブ上に公開されるのを楽しみにしています。今年は、フェイスブックのCOOであるシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)が5月23日に、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の卒業式で、2012年の卒業生に向けてスピーチをしています(サンドバーグ自身がHBSの1995年の卒業生)。そのスピーチから、印象的な部分をご紹介します。 (サンドバーグの人となりについては、Bloomberg Businessweek(NBオンライン)の記事「フェイスブックを支えるNo.2、サンドバーグ氏の素顔」に詳しいので、そちらをご参照ください。) サンドバーグは、ハーバード大学(経済学部)でローレンス・サマーズ教授の下で学んだあと、師が世界銀行のチーフ・エコノミストになるのに伴

    シェリル・サンドバーグの卒業式スピーチ - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog
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    ysdk1 2012/05/28
  • ブレアは首相質問にいかに備えたか - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

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    ysdk1 2012/01/15
  • 借り物でない言葉で - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    昨日(3月2日)、グリー社長の田中良和さんの講演(「グリーのグローバル戦略を語る」@東洋経済新報社)を聞きにいった。34歳とまだ若いけれど、ネットの世界のドッグイヤー(7倍速)で単純計算すると、2004年の創業以来の7年は、50年にも匹敵する。さりげなく語られる言葉は、ご自身の苛烈な体験を通ってきた言葉であり、借り物でない一つ一つの言葉に深く納得させられた。以下に、「田中語録」のいくつかをご紹介したい。 「ユニークなことをやりたい」という若い人には、「孤独な人生を歩むことになるよ」と言うようにしている。新しいことをやる、というのは、全員に否定されることをやる、ということ。 戦略で他社を出し抜こうと思っても、結果的に他社と同じ戦略になってしまうことはよくある(もともとは楽天・三木谷さんから直接聞いた言葉だそうだ)。そうしたときに、どれだけ日々のオペレーション・エクセレンスを追求するかにかかっ

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  • 編集と企業コミュニケーション - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    「編集者っていったい何をする人なんですか?」と尋ねられて、一瞬答えに窮したことがあります。当時は出版社の書籍編集者だったのですが、たしかに著者がいて、の印刷や製をする人、文字の校正者、デザイナーがいれば、は出来てしまいそうな感じもします。 いやいや、編集者というのはですね…と、その場では、しどろもどろに説明したのですが、その後もずっと頭の片隅にあって、「編集」の質とは何か、ということを考え続けています。編集者の数だけ「編集」の定義はあると思いますが、私の現在の定義は、 編集とは、「混沌としたものに目鼻立ちを与えること」。 編集とは、「良いところを見つける技術」。 編集とは、「わかりやすく伝える技術」。 編集の目的は、人の心を動かすこと。 というものです。(11月3日に、1つ追加しました。) 「編集」とは何か?ということを考え始めてから、「編集」という技術は、人と人が存在するところに

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  • イノベーションの種? - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    当に面白い話はオフレコの部分にあったり、「余談」の部分にあったり、というのが世の常。昨日ご紹介したアジア・イノベーション・フォーラムでも、そうした「余談」的な部分に、イノベーションの種、イノベーションに必要な発想と思われるものがいくつかあったので、ご紹介したい。 1)デザイナーの奥山清行氏のプレゼンテーションで。近未来の交通・都市システムとして、カプセル・カーつきマンションの絵(カプセル・カーはマンションの側面にテントウムシのようにはりついていて、エレベーターにもなるし、地上では車としても使えるし、オーディオルームにもなる)を示したあとで。 できた絵を見た時に、スタッフが大笑いしていました。でも、笑っちゃうようなものにこそ、可能性があるんです。 2)上記の奥山氏と同じセッションでモデレーターをされていた、森地茂氏(政策研究大学院大学特別教授)が、最後に披露した話。 かつて、道路が地下にも

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    ysdk1 2010/09/30
    イノベーションの種
  • 誰に嫌われるか - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    筋の良いストーリーに独自のコンセプトは欠かせません。(…)すべてはコンセプトから始まる、ということです。(…)スターバックスにしても、「スターバックスはコーヒーショップですね?」に対して、ハワード・シュルツさんは「いいえ、当のところわれわれが売っているのはコーヒーではありません」と答えるでしょう。(…)シュルツさんが構想したコンセプトは「第三の場所」(third place)というものでした。職場でも家庭でもないという意味での「第三」です。(楠木建『ストーリーとしての競争戦略』東洋経済新報社、p.263〜268) 「誰に嫌われるか」をはっきりさせる、これがコンセプトの構想にとって大切なことの二つ目です。(…)今では珍しくないことかもしれませんが、スターバックスの店内は当初から禁煙です。(…)スターバックスは忙しい人たちにも嫌われようとしています。(…)全員に愛される必要はない。この覚悟が

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  • ジェフ・べゾスの卒業式スピーチ - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    アマゾン創業者であるジェフ・べゾスのプリンストン大学卒業式でのスピーチが載っていたので、ご紹介したい。卒業式は5月30日、Class of 2010(2010年卒業生)に向けてのスピーチ。 まず最初に、べゾスは、10歳の頃の自分の経験から説き起こす。 べゾスは子供時代の夏休みを祖父母のケンタッキー州の農園で過ごすことが多かったが、トレーラー(Airstream trailer)での、祖父母のアメリカ各地やカナダへのキャラバンに同行することもあった。そんな折の出来事。ヘビースモーカーであるおばあちゃんがトレーラーの中で煙をくゆらすのをみて、べゾス少年はある計算をする。1のたばこが、寿命をどれくらい(何分)縮めるか、といった内容の広告を思い出し、「1が2分とすると、おばあちゃんは1日に何吸うから・・・」と計算を始める。そして得意げにおばあちゃんに「1で2分の寿命が縮むとすると、おばあち

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    ysdk1 2010/07/02
  • 言い続けること、最大公約数と最小公倍数 - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog

    今日おじゃました先で、「言葉」「コミュニケーション」をめぐって、最近考えていることについてお話をさせていただいた。質問をいただいて、その場では漠とした答え方しかできなかったことなどもあり、このテーマについて考えを巡らせながら帰ってきた。その一部を、忘れないうちにメモしておきたい。 言い続けることの大切さ 企業の中において、また企業から外に向けてメッセージを伝えるときなどには、言いあきるくらい、同じメッセージを繰り返し伝えることが大事。大統領候補だったときのオバマが、「Change」「Change」と言い続けたように。そのくらい言い続けて初めて、多くの人に浸透する。 短いキャッチフレーズにすることと、言葉を尽くして伝えること 短いキャッチフレーズにすると、覚えやすいけれども、そこには細かいニュアンスはこめられない。だから、時には、あらん限りの言葉を尽くして語ることも大事。短いキャッチフレーズ

    言い続けること、最大公約数と最小公倍数 - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog
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    ysdk1 2009/11/29
    必要なのは、空気を読むことでなく、他者への想像力なのである。
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