タグ

関連タグで絞り込む (0)

  • 関連タグはありません

タグの絞り込みを解除

読み物と言葉に関するyshlのブックマーク (1)

  • オケラのねぐら-オケラのくりごと-胡散

    オケラのくりごと  胡散 昔々その昔、中国の西は、胡(コ)と呼ばれた。 イランの方であったらしい。 シルクロード沿いに通商が盛んで、胡瓜、胡桃、胡麻、胡椒等が中国にもたらされた。 胡国には胡蝶が舞い飛び、胡人は胡粉を塗り、胡服を着て胡馬に乗り、胡座(アグラ)を掻いて胡弓を弾き、胡歌を歌った。 中でも薬は漢方薬とは趣を異にし、その効き目の故に珍重された。 古くは、秦の始皇帝の求めた不老長寿の薬もあったと言う。 唐の時代になって、胡は、ウと読まれるようになったけれど、この関係は変わらず、依然として胡薬は貴重なもので、中でも代表格である胡散(ウサン)はとてつもなく高価で、庶民にとっては高嶺どころか天空の花であった。 この時大和から訪れた遣唐使の中の、船の乗組員達は、長い碇泊の間に港の居酒屋に通い、胡散の効き目の噂を嫌と言うほど聞かされた。 そう言えば、俺のお袋も、今頃故国で病気をしているのではな

  • 1