写真●視認効果機能を使って,年齢や性別ごとに表示するコンテンツを切り替えるデモ。20代女性向けのコンテンツを自動表示している NECは2009年7月1日,デジタル・サイネージ事業を国内外で強化し,新たにサービス型のメニューを開始すると発表した。従来はシステム・インテグレーション(SI)が必要な買取型で提供していた。新メニューによって市場開拓を進め,今後3年間で国内外で約500億円の売り上げを狙う。 これまでのSI型では,数千万円規模の初期投資が必要だった。新たに用意したサービス型メニューでは,パネル1台(32インチ相当)当たり月額3万円から提供する。サイネージ配信基盤サービスをベースに,端末提供サービス,プロモーション/コンテンツ作成支援サービス,業種向けサービス,ネットワーク提供サービスなどを用意している。 NECは1998年からデジタル・サイネージ事業を展開してきたが,2009年4月に
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