ドイツの首都ベルリンで、中国首相の訪問を前にウイグルの旗を掲げてデモをする人たち(2018年7月9日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / dpa / Kay Nietfeld 【8月7日 AFP】ドイツで、亡命申請していたウイグル人男性を行政側のミスにより中国に誤って送還していたことが、6日の地元メディア報道によって明らかになった。 地元ラジオ局「バイエルン放送(BR)」によると、4月3日、当局は亡命申請していた22歳のウイグル人男性の審査を行うことになっていた。だが、男性の審査を知らせるドイツ連邦移民難民局(BAMF)からのファクスが地元当局に届かなかったとみられ、男性は同日の早い時間帯に中国の首都北京行きの飛行機で強制送還されてしまった。 バイエルン州当局者はBRに対し、亡命申請が有効に行われたにもかかわらず、男性が強制送還されたことを非常に遺憾に思うとした上で、送還によって