1月末に東芝が発表した電子書籍端末「BookPlace DB50」(以下BookPlace)。2月10日の発売を前に試作機を評価する機会を得たので、さっそく試してみた。予想実売価格が2万2000円前後という、安さも魅力のBookPlaceの使い勝手は良好だろうか? 7型のカラー液晶で重さは330gと軽い BookPlaceは7型のカラー液晶ディスプレーを搭載する、タブレット型端末である。電子書籍端末はおおまかに分けて、カラー液晶ディスプレーを使った汎用タブレットよりの製品と、ソニーの「Reader」シリーズのように、モノクロ電子ペーパーを使った製品の2種類に分かれる。Amazonの「Kindle」などは、電子ペーパー型と液晶型の両製品をラインナップしている。 モノクロ電子ペーパー型の製品は、軽さやバッテリー駆動時間の長さが魅力だが、モノクロかつ書き換えの遅さという点で、雑誌や写真集、漫画の