16日正午すぎ、山口県下松市の工業用水のためのトンネルの工事現場で、作業員8人が体調不良を訴えて倒れました。一時、トンネル内に取り残された3人を含め、8人全員が救助され、警察によりますと、いずれも意識はあるということです。 警察や消防が現場に駆けつけ、5人が救助されましたが、ほかの3人は一時、トンネル内に取り残されました。 その後、この3人は午後3時すぎに相次いで救助されました。警察によりますと、8人は病院に運ばれ、いずれも意識があるということです。 工事を発注した山口県によりますと、現場では14日から工業用水を通すトンネルの補修が行われていて、倒れた8人は当時、トンネルの中で作業をしていたということです。 また、消防によりますと、トンネルの中を調べたところ一酸化炭素の濃度が高い状態だったということです。 警察と消防が当時の詳しい状況を調べています。