ワールドカップに便乗して、ワールドカップをトリックにしたアニメ映画『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』を紹介する。2006年の英米合作映画で、莫大な製作費をかけたにも関わらず日本ではいったん公開が決まったあとに中止になった。原因は不明だけどアメリカで大コケしたのが一因だと思われる。 本作は子ども向けのアニメとは思えないほど人種ギャグが多くて イギリス人 → マズい飯を食っている アメリカ人 → ロンドンではしゃぐバカ観光客、サッカーは理解できない ドイツ人 → サッカーの敵 フランス人 → イギリスの敵 中国人 → 英語が下手クソ という風に描かれている。さらに言うとイギリスの労働者階級の人々を粗野でがさつに描いておりそれがメインの要素にもなっている。まあみんなネズミだけど。 以下、ストーリー解説。 映画のファーストカット。ワールドカップ決勝を控えたロンドンだ。 主人公のロディはケンジ
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