引き続き、「こたつ@人柱」さんのつぶやきに反応しておきます。 https://twitter.com/Ningensanka21/status/723700462575218688 前に読んだ『労働基準法が世に出るまで』で、筆者がどこかの地方局のお偉いさんの時に、深夜・長時間労働抑制のために、その地域全体の店舗に最終営業時間を「指導」して回ったというエピソードが描かれていた(あまり定着しなかったようだけど) これはおそらく、50~60年代初め頃の時短指導のエピソードだと思われます。 拙著『労働法政策』から関係部分を引用しておきます。 労働時間法制の規制緩和をめぐる攻防が終わった地点から、今度は労働時間短縮に向けた行政指導の時代が始まる。まずは、中小企業を労働基準法の求める水準まで持っていくための行政指導が行われた段階である。 そのきっかけになったのは、1955年春、大阪市内で起こった休日も