中国・北京市内に匿名で息子・娘を売買できる「児童販売機」が設置され、話題を集めている。中国では9月にも大規模な人身売買組織が摘発、誘拐された子どもや女性90人以上を保護したほか、親自身がiPhone欲しさに娘を売り渡すなど、人身売買が大きな社会問題となっている。 中国の機関紙「小籠報」が20日付で伝えた。「児童販売機」が設置されているのは北京市郊外・懐柔区道路沿いにあるフードコート。ジュースやラーメンの自販機と並び、「児童」と書かれた販売機が1台設置されている。販売機には「男児」「女児」と書かれた2つのボタンがあり、いずれも価格は4万元(約64万円)。児童の年齢についての記載はないようだ。 この児童販売機にお金を入れると、中から「特殊景品」と呼ばれる500円硬貨のような金属片が出てくる仕組みになっており、購入者はこの金属片に彫られた住所にある「交換所」に行くことで、金属片を子どもに交換でき
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