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ブックマーク / xtech.nikkei.com (32)

  • 自分のコードを嫌いにならない、そのためにやるべきこと

    「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、テスト駆動開発(TDD)の日での第一人者として知られる和田卓人氏。JavaScriptのテストフレームワーク「power-assert」の作者でもある。最終回である今回は、power-assertの開発やテストに対する考え方などを聞いた。 (前回から続く) 自社製品を開発しようとワークフローエディターを自作して得たJavaScriptのスキルセットは、ぼくの大きな財産になりました。ワークフローエディターはかなり複雑なソフトウエアなので、テストコードなしでは開発は困難です。そこでJavaScriptのテストについてもいろいろ調べてみました。しかし、JavaScriptのテストの仕組みは当時はまだ全然発達しておらず、ほぼ手探り状態でした。 201

    自分のコードを嫌いにならない、そのためにやるべきこと
  • 富士通がパワポ作成にAI活用、素材集めの手間を大幅減

    米マイクロソフトの「PowerPoint」を使った資料の作成に人工知能AI)を生かす。そんな取り組みを富士通が現場で格化させている。2017年11月に格的な適用を開始し、2018年1月末時点では289のプロジェクトに展開している。先行して導入した現場では、資料作成に要する時間を1件当たり最大4時間以上減らせたケースも出ているという。 そもそも、資料作成にAIをどう生かせるのか。どのような仕組みなのか。資料作成支援ツールの開発責任者である富士通の岡田伊策デジタルフロント事業部(兼)サービステクノロジー部先端技術統括部エグゼクティブエンジニアと、いち早くツールを導入した現場のリーダーであるERPソリューション事業部第二ソリューション事業部第三ソリューション部に所属する櫛田宏紀氏に聞いた。 プレゼンの素材をそろえるだけで5時間 櫛田氏らのチームは、ERPパッケージの導入に伴う技術提案

    富士通がパワポ作成にAI活用、素材集めの手間を大幅減
  • できの悪いソースコードをAIで発見、富士通が不採算案件の抑制へ

    富士通人工知能AI)などを活用し、システム開発プロセスの改革に腰を入れ始めた。システム構築・運用支援のツール群を「KIWare(ケーアイウェア)」として体系化し、2017年11月に50件の開発プロジェクト格適用を開始した。時間を浪費しがちな開発業務をAIで効率化し、システムエンジニア(SE)が、開発業務の様々な作業や成果物の品質の向上に充てる時間を捻出する狙いである。 富士通AIの活用に腰を入れる背景には、開発プロジェクトの作業や成果物の品質の低さが課題になっていることがある。「品質を現場の人任せではなく、技術で底上げする。それによって品質が原因の不採算の案件を減らしたい」(富士通の粟津正輝サービステクノロジー部長代理 兼 先端技術統括部長 兼 SE変革推進室長代理)。 システム開発において、不採算案件につながる要因は様々だ。設計書の不備による手戻りが発生したり、ソー

    できの悪いソースコードをAIで発見、富士通が不採算案件の抑制へ
  • 知るほどに怖くなる!?Struts2脆弱性のメカニズム

    JavaのWebアプリケーションフレームワーク「Apache Struts2」の脆弱性を原因とする情報流出が後を絶たない。例えば、情報通信研究機構(NICT)は2017年5月2日、378人分の個人情報が流出した恐れがあると公表した。Struts2の脆弱性を悪用された事案は、公表されている分だけでこれで12件目だという。 2017年3月から5月にかけて発生している情報漏洩のほとんどの原因は、3月9日に公開された「S2-045」(および実質的にほぼ同じ脆弱性である「S2-046」)である。Struts2では、これまでに多くの脆弱性が報告されてきた。情報処理推進機構(IPA)は「Apache Struts2 の脆弱性対策情報一覧」というページでそれらの脆弱性をまとめている。 一覧表をながめていると、「任意のコードを実行される脆弱性」と記されたものが多い。「Remote Code Executio

    知るほどに怖くなる!?Struts2脆弱性のメカニズム
  • 「ブロックチェーンはスケーラブル」という神話と現実の課題

    「ブロックチェーンが世界の決済システムを変える」。こうした言説の妥当性はともあれ、その背景には「ブロックチェーンは低コストでスケールアウトできるデータベース」であり、「従来のサーバー集中型システムと比べて低コストで大規模にスケールさせることができる」といった思い込み、一種の“神話”が見え隠れする。 だが、少なくとも現時点でのブロックチェーンの現実は、大きく異なる。現在運用されている最大規模のブロックチェーンであるビットコインを例にとると、処理できるトランザクション(取引)データ量は、約10分ごとに約1Mバイト。1トランザクション当たりのデータ量は取引の性質によって異なるが、これは平均すると毎秒7トランザクションに相当する。これでは、とても世界の決済インフラを担える処理能力とはいえない。 また、その取引処理に要するITコストは、対価が支払われている採掘費用だけを見ても、現在は10分おきに12

    「ブロックチェーンはスケーラブル」という神話と現実の課題
  • 「量子コンピュータを実用性で超える」、富士通研らが非ノイマン回路を試作

    富士通研らは、最小構成要素となる基回路を設計し、FPGA(回路を再構成可能な半導体チップ)で動作させたところ、一般的なマイクロプロセッサと比べて約1万倍高速に計算できることを確かめた。メモリーからデータを読み出す頻度が少ない非ノイマン型アーキテクチャーのため、大幅な低消費電力化も見込めるという。 組み合わせ問題は、全ての組み合わせの中から、組み合わせの関数である「評価値」が最小になるものを探す問題である。例えば、複数の拠点を回る最短の経路を探す「巡回セールスマン問題」であれば、経路の長さが評価値となる。 組み合わせ問題を解く専用ハードウエアとしては、量子ビット間の相互作用を応用したカナダD-Waveの量子アニーリング型量子コンピュータがあり、通常のマイクロプロセッサより「1億倍高速」であることをうたう(関連記事:D-Waveの量子コンピュータは「1億倍高速」、NASAやGoogleが会見

    「量子コンピュータを実用性で超える」、富士通研らが非ノイマン回路を試作
  • Haskellの父Simon PJ氏、GHCの内部実装について日本のHaskellerと激論を交わす

    プログラミング言語Haskellの処理系「GHC」(Glasgow Haskell Compiler)のメイン開発者であり「Haskellの父」と呼ばれるSimon Peyton Jones(Simon PJ)氏(現在の所属は米マイクロソフトリサーチ)が2016年9月17日に来日し、東京で開催されたイベント「Haskell Day 2016」で講演した。このイベントにはHaskellに興味がある、あるいは業務で利用しているといった100人以上の技術者が参加しており、同氏はそうした技術者とGHCの内部実装や最適化について熱い議論を交わした(同イベントに関するTwitterの発言)。 同氏は下も履いていない裸足で、常に大きな身振りで熱弁をふるった。参加者が黙って聞いていると「質問はないのか」と催促。途中からは参加者から活発に質問が飛び出すようになり、2時間たっぷり熱い議論が繰り広げられた

    Haskellの父Simon PJ氏、GHCの内部実装について日本のHaskellerと激論を交わす
  • ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン

    同期処理が失敗した原因は、4台をつなぐスイッチの不具合。具体的には、スイッチが故障状態であるにもかからず、故障を知らせる「故障シグナル」を発信しなかった。国内線システムは故障シグナルを検知するとスイッチを予備機に切り替えるが、今回はその機能そのものを作動できなかった。 スイッチは完全に停止したわけではなく、「不安定ながらも動作していたようだ」(同)。そのため、DBサーバー間の同期は順次失敗し、停止していったと見られる。 ANA広報によると、スイッチは米シスコシステムズ製「Catalyst 4948E」という。「2010年6月の発売開始以降、世界で4万3000台、うち日で8700台を販売しているが、今回の不具合は初めての事象と聞いている」(ANA広報)。なぜ「故障シグナル」が発信できなかったかは分かっていない。 1台での縮退運転を決断 4台の完全停止から37分後、ANAは1台のDBサーバー

    ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン
  • 「ソフトウエア会社の宝」が日本のITでないがしろにされる理由

    米国の有力ソフトウエア企業で、品質管理の話を聞いてきました。相手は品質管理部門の女性ヘッドで、何十億ドルもの売上をあげる製品開発部門全体のトップにダイレクトにレポートする人物です。彼女は穏やかな物腰で、その会社の品質管理のプロセスを説明してくれました。 同社で開発を担当するエンジニアは、コーディングを始める前に必ずコーディングスタンダードという分厚いマニュアルを読破する必要があります。この会社の開発エンジニアのバイブルです。コーディングスタンダードは開発部隊でも最も優れたエンジニアを集めた開発アーキテクト部隊が管理しています。全てのエンジニアはこれに従わなければならないと決まっています。 開発されたコードは個々に自動テストにかけられます。コーディングスタンダードに違反したコードはこの段階でリジェクトされてしまいます。テストを行うのは彼女の配下の品質管理部門。つまりコードはリリースの前に開発

    「ソフトウエア会社の宝」が日本のITでないがしろにされる理由
  • 政府が「サイバーセキュリティ月間」の概要発表、『攻殻機動隊』とタイアップ

    政府内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は2016年1月21日、「サイバーセキュリティ月間」(2月1日~3月18日)に実施するイベントや啓発活動の概要を発表した。期間は「サイバー=318」にちなんで、3月18日までとする。 目玉となるのが、サイバー犯罪を含む近未来の社会像をテーマとしたアニメコンテンツ『攻殻機動隊S.A.C』とのタイアップである。設定中の攻殻機動隊のリーダーである草薙素子をイメージキャラクターとして起用する。サイバーセキュリティ月間の趣旨に賛同する企業・団体・グループを募集し、先着100団体に1団体5枚を上限にポスターを提供する(写真)。さらに、Web上で使えるバナー画像をNISCのWebサイトで配布する。 イラストを制作したプロダクション・アイジーの石川光久代表取締役社長はNISCを通じて、「個々人が正しい知識を持ちインターネットと対峙(“スタンドプレー”)するこ

    政府が「サイバーセキュリティ月間」の概要発表、『攻殻機動隊』とタイアップ
  • D-Waveの量子コンピュータは「1億倍高速」、NASAやGoogleが会見

    カナダD-Wave Systemsの量子コンピュータ「D-Wave 2X」が「組み合わせ最適化問題」を既存のコンピュータに比べて最大1億倍(10の8乗倍)高速に解いた――。米航空宇宙局(NASA)、米Google、米大学宇宙研究連合(USRA)は2015年12月8日(米国時間)、シリコンバレーにある「NASA Ames Research Center」で記者会見を開いて発表をした(写真1)。 NASAやGoogleは2013年5月に「Quantum Artificial Intelligence Lab(QuAIL、量子人工知能研究所)」を設立し、これまで2年間にわたってNASA Ames Research CenterでD-Waveの量子コンピュータを運用し、性能のテストなどを行ってきた。2015年9月には「0」と「1」の情報を重なり合った状態で保持できる「量子ビット」を1000個以上搭

    D-Waveの量子コンピュータは「1億倍高速」、NASAやGoogleが会見
  • 図解力のないエンジニアが吐く悲しい言い訳

    「いやあ、図解は苦手なんですよ。絵心がなくて」── ITエンジニアの方に寄稿を依頼し、記事中の図をPowerPointなどで作ってもらうと、決まって出るセリフである。この人が書く記事なら読者ニーズが高いと考えて寄稿を依頼するのだから、エンジニアとして一流どころか、日IT業界を代表する超一流もいる。それでも、冒頭のようなことを言われるケースが圧倒的に多い。言葉の行間を補うと「自分は理科系なので、畑違いの芸術的センスを求められても困る」ということなのだろう。 はっきり言おう。大きな勘違いに基づいた、悲しい言い訳だと思う。寄稿執筆を含め、ITエンジニアに求められる図解力は決して絵心のような芸術的センスではない。ITエンジニアの中核スキルの一つ、物事を分析して構造化する「モデリング力」である。図解は苦手と言い訳するのは、構造化分析やモデリングができない、と自己否定しているに等しい。 図解の

    図解力のないエンジニアが吐く悲しい言い訳
  • 人事評価に適用、バッジでモチベーションアップ

    ゲーミフィケーションを人事評価に適用する例を紹介しよう。ゲーミフィケーションを取り入れた人事評価システムによって、社員のモチベーションを高める試みである。 米Salesforce.comの「Work.com」が好例だ。これは、点数表示や報酬付与などの仕組みを取り入れながら、人事評価をするシステムである。 まず、社員が個人の業績目標を設定しWork.comに入力する。この目標は社内で共有される。進捗状況も入力するので、利用者は自分と他者がどこまで達成しているかを把握できる。これは点数表示の仕掛けだ。 面白いのは、社員同士でその人の行動を称たたえる「バッジ」を贈り合えることだ(図1)。ある仕事を別の社員に助けてもらった場合は「支援ありがとう」、目標達成した同僚には「達成おめでとう」などのバッジを贈ることができる。これは報酬付与の仕組みといえる。バッジの獲得数は、人事評価の対象になるため、バッジ

    人事評価に適用、バッジでモチベーションアップ
  • “パケットの気持ち”になってネットワークを理解する

    日経NETWORKの9月号の特集1では「パケットの気持ちでプロトコル連携を理解する」というタイトルで、IP(Internet Protocol)のパケットが家庭内のLANを出て、やがてインターネット上にあるWebサーバーにまで流れていく過程を説明した。ここでは特集のこぼれ話をご紹介したい。 その昔、記者がネットワークの勉強を始めたごくごく最初の頃に「よくわからない」と思ったのが「レイヤー2のイーサネットと、レイヤー3のIPはどう連携しているのか?」ということだった。そんなとき、日経NETWORKの先輩記者は「わからない?そういうときはパケットの気持ちになって考えるんだ!」と言う。「……なんですかそれは!?」 要するに、通信の流れが理解できないときは一度、「パケットの立ち場になると、いま自分はどんな情報を持って、どこにいるんだろう。次のホップに行くために足りない情報はなんだろう」と考えてみる

    “パケットの気持ち”になってネットワークを理解する
  • 「パズルを解いて量子コンピューター研究に貢献」、NIIがゲームを公開

    国立情報学研究所(NII)は2013年5月28日、ゲーム形式で量子コンピューターの研究を進めるためのWebアプリケーション「meQuanics」(メカニクス)を公開した。量子コンピューターの回路をパズルで表現。特別な知識を持たないユーザーでも、パズルを解くことで、量子コンピューター研究の重要課題である「量子回路の最適化」に貢献できる。 meQuanicsは、量子コンピューターを積んだ船を操作するという設定のゲーム。量子回路を示すパズルのサイズを小さくできれば、船の速度が向上する。「ゲームは量子力学に基づいて作られているが、ゲームをする人にはそれは見えないような作りになっている」(NII 情報学プリンシプル科学研究系の根香絵教授)。ルールに沿ってパズルを動かす操作が、実はそのまま、量子回路の最適化という難題に取り組んでいることになるという仕掛けだ。 「量子回路を最適化すると、量子コンピュー

    「パズルを解いて量子コンピューター研究に貢献」、NIIがゲームを公開
  • 気象庁スパコンで障害、水冷不具合で全12ラックがダウン

    気象庁は2013年2月4日20時48分頃、運用するスーパーコンピュータ(写真)にシステム障害が発生し、機能を停止したと発表した。その後復旧作業を進め、5日9時頃に復旧した。スパコンが生成する数値予報などの配信遅延は続いており、5日15時頃に通常通りに戻る見込みだとしている。 配信遅延などの影響を受けるのは、障害が発生したスパコンを使用して予報や基礎資料を作成している「毎時大気解析」「黄砂予報」「降水短時間予報」など。一般向けの気象警報・注意報、気象情報、天気予報、地震・津波に関する情報などには影響がないという。 気象庁の説明によると、停止したのは東京都清瀬市の計算機用庁舎に設置されたスーパーコンピュータ「SR16000/M1」(日立製作所製、関連記事、事例1、事例2など)。冗長系も含めた12ラック分全機が停止した。 原因は、冷却系統の不具合。スパコンの水冷に使う冷却水の温度が何らかの理由で

    気象庁スパコンで障害、水冷不具合で全12ラックがダウン
  • アジャイルの取り組みが大きく遅れている

    アジャイル開発が盛んな米国に対して、日では依然としてウォーターフォールモデルによる開発が大半だといわれている。実際に、日アジャイルの取り組みが米国のほか英国、ブラジルなどと比べても遅れを取っていることが調査結果からも明らかになった。 情報処理推進機構(IPA)が2012年6月に公開した「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査」によると、米国や英国では非ウォーターフォール型開発の普及度が高く、逆に日中国では低い(図1)。ここで、非ウォーターフォール型開発とはアジャイル開発など、短いサイクルで反復的に開発を進める手法のことである。 アジャイル開発の普及が進まないと、激しさを増す市場や社会環境の変化に日ITが対応しにくくなる恐れがある。IPAの柏木雅之氏(技術部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター エンタプライズ系プロジェクト 研究員)は、「アジャ

    アジャイルの取り組みが大きく遅れている
  • 関数型プログラミングは本当に難しいのか

    2012年9月初頭、東京・某所で開催された「函数プログラミングの集い 2012」というイベントに参加した。 このイベント、文字通り、「Haskell」や「Scala」「OCaml」「F#」「Erlang」といった関数型プログラミング言語に関するイベントなのだが、その午前中の講演を聞いて、筆者は少々面らった。 関数型プログラミング言語などの研究者である電気通信大学 准教授の中野圭介氏による講演だったのだが、同氏は講演が始まるや否や「これから『爆弾』を投下します」と前置きし、こう述べたのだ。 「『関数型言語』を使ってはいけない」と。 関数型プログラミングに関するイベントで、いきなり「使うな」という発言は、確かに衝撃的である。筆者だけかもしれないが、この発言の後、一瞬、会場が凍り付いたようにも見えた。一体、どういうことか。 実はこの発言、「使うな」という部分に重点があるのではなく、「関数型言語

    関数型プログラミングは本当に難しいのか
  • iOSとAndroidのネイティブアプリを同時に開発できる「Monaca」、アシアルがOSS化

    アシアルは2012年9月6日、モバイルアプリ開発フレームワーク「Monacaフレームワーク」をオープンソースソフトウエア(OSS)として公開した。iOSとAndroid向けのネイティブアプリケーションを同時に開発できる。従来クラウド型開発プラットフォームとして提供してきた(写真)が、OSS化することでXcodeやEclipseといったローカルの開発環境上でも開発可能になる。 Monacaは、HTMLJavaScriptでアプリケーションを開発できるフレームワーク。iOSとAndroid向けのアプリケーションを同時に開発できるフレームワークとしては米Adobe SystemsがOSSとして公開しているPhoneGapなどがあるが、「PhoneGapはiOSやAndroid向けのHTML5アプリを開発できるが、ユーザーインタフェースや動作速度の面において、ネイティブアプリケーションに見劣りす

    iOSとAndroidのネイティブアプリを同時に開発できる「Monaca」、アシアルがOSS化
  • 情報工学は面白い!

    毎日の仕事に追われていると、ついITの原理原則を忘れがちになるものだ。何事にも言えることだが、基礎を理解してこそ、初めて応用ができるのである。 連載『矢沢久雄の情報工学“再”入門』では、ITの根幹を成す学問体系である「情報工学」を解説している。おそらく学生時代や入社時の研修で習った方も多いとは思うが、この機会に復習していただきたい。必ず新たな発見があるはずだ。

    情報工学は面白い!